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根瘤菌の種特異性
庭に播いたアカツメクサは良く育っているのですが、先に播いたシロツメクサの育ちが悪いので、ふと考えました。 マメ科植物と共生する根瘤菌は種特異性があるようですが、マメ科植物の種を播いた際には、根瘤菌はもともと土壌にほとんどの種が存在しているのでしょうか。種子にすでに混ざっているのでしょうか。
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過去に、根粒菌について研究していたものです。 No1.方がおっしゃるとおりです。 基本的に、どこにでも普遍に存在する微生物と考えてよいでしょう。 また、マメ科作物(収穫目的のマメ科植物)の生育促進の目的で、事前に種子に接種してある場合もあります。 普遍に存在する微生物ですが極限環境、例えば砂漠、極寒地、強酸性土壌などでは存在微生物量が少ないため、根粒を形成しない場合もあります(または、植物体がその環境に適応できないため共生できない)。 ですから、perorさんのおっしゃるとおり、他の条件がよくても根粒形成しない場合もあります。 もうひとつ、注意することは土壌中の窒素が過剰に存在すると、根粒菌が多数存在しても植物に感染しません。共生するまでもなく、窒素を吸収することができるためです。
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回答No.1
根瘤菌→根粒菌ですね。 土壌微生物ですので、普通に土壌に生息しています。
質問者
お礼
回答ありがとうございました。教えていただいたURLにダイズ根粒菌は中国、日本に広く分布しているとありますが、逆にいうと、ダイズ根粒菌が分布していないために、他の条件が良くても、ダイズが育たないことがあるのでしょうか?
お礼
回答ありごとうございました。うちのシロツメグサの成長が悪い原因はともかく、疑問はすっきり晴れました。