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天国信じますか??

Robin_Hoodの回答

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回答No.6

一般的には、良く、地獄と天国の2つだけ取り上げられますが、実際にはこの現象世界は大きく6つに分けれらて存在していると言われています。 ・地獄(極熱、極寒、極痛などの苦痛の世界) ・餓鬼(飢えと乾きに苛まれる世界) ・動物(微生物~ペットなどの生き物の世界) ・人間(苦と楽が適度に折り重なる現在の我々が生まれている世界) ・阿修羅(高知性と闘争心優位の世界) ・天界(天国、いわゆる一般的な神々の住む世界、享楽を享受できる世界) の六つです。 この六つを“現象界”または“愛欲界”と言います。 (この六つの世界の上にまだ、法界、報界など言われている世界が存在しますが、膨大な説明量になってしまうので、ここでは説明を割愛します) さて、この六つの世界ですが、これは良く、六道曼荼羅の絵とかにも描写されていますよね。 六道曼荼羅(参考http://www.sekiseido.co.jp/page_thumb128.html) 我々、人間の世界にもいろいろな種族や民族、下から上までさまざまなように、この六道も、それぞれ細分化すると、さらに細かく分けられることができますが、取り合えずそれはここでは省きます。 この六道を、生き死にを繰り返して巡り巡ることを“輪廻(りんね)”と言います。 つまり、六道輪廻や輪廻転生という言葉のとおりです。 よって、人は死ぬと、死後、最長で49日までの間に、必ず、この六つのどこかの世界に生まれ変わると言われています。 日本仏教的習俗では、49日法要として残っているので、49日というのは聞いたことがあると思いますが、それはそこから伝わったものが様式化してしまって日本仏教の風習となっているものです。 実は、死後49日の間、死者の魂(死後の意識=本人)は、“バルド”と呼ばれる特別な意識状態に置かれます。 つまり、死後、身体から抜け出て、次の身体に意識が固定されるまでの間の中間の状態のことです。 で、チベットでは、この49日の間に、力ある高僧が特別な言葉が書かれた書(これをバルド・トゥドゥル(チベット死者の書)という)を用いで、死者に聞こえるように道案内をします。 (死後、身体の感覚器官は無くなるが、聴覚機能だけはしばらくは衰えず残っているそうです) 何の道案内をするのかというと、地獄や餓鬼や動物の意識の出現、またはそれらの世界の光に惹かれてしまって、死者が飛び込んで再生(その世界に生まれ変わってしまうこと)してしまわないように、死者の意識の状態を見ながら(特別な瞑想により)、良い世界へ導くように誘導するわけです。 このことからもお分かりのように、日本で行われている単にお経を読むだけのものでは、死者の道案内は到底不可能だということは、想像できると思います。 で、あなたのご質問にある「天国は本当にあるんでしょうか?」という問いですが、先ほどご説明したとおり、天の世界“天界”というものは存在しますので、“ある”という答えになります。 ただ、この天界に生まれ変わるのには、相当の条件がそろっていなければなりません。 つまり、天界を除く、他の5つの世界に生まれ変わる原因となるものを、生きているうちに積まずに、天界に生まれ変わる条件をせっせと蓄積した魂のみが、この世界に生まれ変わることができるので、現代人の所業を考えると、かなりの狭き門であることは間違いないと思います。 よって、あなたの祖父さんが、どの世界に生まれ変わったのかは、祖父さんの業によって決定してしまうので、日本のお坊さんでもわかりません。 以上、 細かく話すと、奥が深い分野なので、触りの部分だけですが、取り合えずこのあたりまでで。 尚、ご興味おありであれば、「チベット死者の書(バルド・トゥドゥル)」についても、いろいろな書籍が出ているので、大型ブックセンターなどで探して読んで見ると面白いと思います。 もし、ご質問などがありましたら、補足コメントいただければ、わかる限りでお答えいたします。

miruchandesu
質問者

お礼

いろいろ説明してくださってありがとうございます! とても参考になりました。 聴覚機能ですか・・・・ 私が祖父の死後、祖父に喋りかけたことは全て祖父に伝わってるということですね!! 祖父はもう四十九日過ぎてるので何かになってるんですね・・・・ 何かは分からないですがいい方向になってくれていると信じておきます。 ありがとうございます!!

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