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水族館で遊戯的要素よりも・・・

水族館といっても公営民営色々あることを知りました。日本の水族館で遊戯的要素(イルカショウー)等よりも海洋環境・水族研究・魚類や貝類の種苗研究に力を入れておられるところをお教え下さい。

みんなの回答

  • hagfish
  • ベストアンサー率60% (52/86)
回答No.2

一般に、水産学の研究を行っているのは大学の研究室・国や県の水産試験場です。ほかにも高校の先生でアマチュア的にやっていらっしゃる方や水族館でもやっているというのが一応の現状ですが。水族館は建前的な部分が大きいですね。水族館の仕事はかなりの重労働ですので研究に割く時間などほとんど取れないんですよ。研究がしたくて水族館をやめ大学に戻ってこられる方がたくさんいます。水族館では研究というより絶滅の危機に瀕する生物の保存事業が主で水産学に直結するような事業はあまり行われていませんね。 それと、一般的に誤解があるようなのですが保存と保全とは意味が違います。保全は天然環境下で絶滅しそうな生物を環境ごと維持・改善することです。それに対して保存は人為下で絶滅しそうな生物だけを維持することであり、いくら増えても天然に戻すことは無理ですね。天然環境が整えられていなければ、放流しても無駄に殺すだけですし、人為下で飼うと水槽内での環境に適した個体だけが選抜されるので天然個体とは異なってしまう。私は10代飼育されたモロコを見ましたが、天然個体とはかなり違う個体になってましたよ。つまり、保存事業は最終手段というわけです。 あまり、裏話をすると誹謗中傷になってしまいますので控えますが、保存事業に参加している水族館(種保存委員会に属している)と本当に遊戯目的の水族館があります。ひどいところは魚に保険がかかっているんで(死んでも損しない)生物をまるで物のように扱っているところすらありますね。取り組みの詳細は下のURLを参照ください。種の保存委員会のURLは検索をすればすぐに出てきますが英語のページなのでご注意を

参考URL:
http://www.asazoo.jp/kenkyu/syuhozon.html
SAM-SAMURAI
質問者

お礼

残念乍、参考のURLは見れませんでが、云われていることは了解できました。 海の環境保全の研究→資源回復 というのは難しいのでしょうね。 ありがとうございます。 以下は団塊人の戯言ですが。 日本は、既に水産物の50%は輸入に頼っており 歪な自給率の中で世界中から魚を漁り(いさり)獲るような輸入をしています。にも拘わらず、産地表示のごまかしがされています。 一度日本の海に撒いてから 水揚げするような話を聞いた事があります。 この様な、啓蒙をしないと益々自給率も下がり 最終的には魚離れが・・・と心配しているのです。

  • dhvuk245
  • ベストアンサー率9% (62/639)
回答No.1

あまり知らないけど 鳥羽水族館・二見シーパラ・志摩マリンは 希少種カワバタモロコの保護増殖に力を注いでます。 串本海中公園にはサンゴ・甲殻類では日本指折りの学芸員さんがいます。

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