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ICP測定試料ついて

 初歩的な質問です。 ICPの測定において、アルカリ性溶液の試料 は測定できるのでしょうか?  自分なりにいろいろ検索した結果、硫酸や硝酸 で処理し測定するとしか書かれていなかったので。  よろしくご教授ください。 また、役立つサイトなどありましたらそちらも 教えてください。

  • 化学
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質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • kgu-2
  • ベストアンサー率49% (787/1592)
回答No.1

原理的には、問題ありませんが・・・。  ICPで測定するのは、金属です。  金属は、アルカリ性では沈澱するものが少なくありません。そこで、酸で溶かして測定するのが普通です。もっとも、極微量ですから、沈澱にならないかもしれませんが、そんな危険を犯す必要もないでしょうし、サンプルの前処理をアルカリ性ですることも理解しかるます。  沈澱は、測定時にチューブが詰まるという物理的な問題もあります。

hiro-30-hiro
質問者

お礼

ありがとうございました。 チューブが詰まってしまっては、測定自体 できませんね。

その他の回答 (1)

  • takkochan
  • ベストアンサー率28% (205/732)
回答No.2

金属の種類によります。 例えば標準液にアンモニアが加えられているような金属(例えばタングステン酸イオンなど)は、当然アルカリ性で測ります。 要は、その試料が確実に溶解している状態(沈殿など生じない)で測定することが大事です。 ネブライザーで霧にするときに詰まってしまってはもともこもありませんので。

hiro-30-hiro
質問者

お礼

ありがとうございました。 標準液はすべて酸性なので、酸処理後 測定します。

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