排水のCOD測定方法について
- 排水のCOD(化学的酸素要求量)の測定方法について説明します。
- 一般的なCODの計算式は、COD=(a-b)xfx1000/vx0.2です。
- この方法は、過マンガン酸カリウム溶液の滴下量と試料の量に基づいています。
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排水 CODの測定方法について
お世話になります。 通常担当しております排水担当者が急遽入院となり工場排水のCOD測定を 私が担当する事となりました。 一般的に COD=(a-b)xfx1000/vx0.2 a 過マンガン酸カリウム溶液滴下量 b 空試験の過マンガン酸カリウム溶液滴下量 f 過マンガン酸カリウム溶液のファクター(1.0) v 試料の量(50ml) ですので COD=(a-b)x4 三角フラスコに純水を50ml 試料を50ml合わせて100mlとし 硫酸10ml 硝酸銀溶液5ml 過マンガン酸カリウム溶液10ml(b)を 入れ沸騰したお湯に30分湯浴した後、蓚酸ナトリウム10mlを 入れる。(赤色が消える) この液に過マンガン酸カリウム溶液を滴下して赤色が出た量を(a) としてCOD=(a-10)x4 この考え方を元に汚染の濃度によって3種類の試料量を加減しております。 純水量98ml+試料量2ml の時 COD=(a-b)*100 純水量90ml+試料量10ml の時 COD=(a-b)*20 純水量80ml+試料量20ml の時 COD=(a-b)*10 この時の湯浴前に投入する硝酸銀は2mlに変更しています。 実際にはこの方法を指示されているのですが算出される値に 納得ができずにおります。 この変則的な手法について御助言指示を頂ければ助かります。 宜しくお願い致します。
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>少なくともご自身が逮捕されないように対策しましょうね そこまで脅す必要は無いとおもうけど・・・ 今のままだと公的帰還の調査が入ったらやばいのは事実かなあ。
COD計 http://www.an.shimadzu.co.jp/enviro/water/online/toc2.htm https://www.toadkk.co.jp/product/env/wq/cod.html http://www.aqua-ckc.jp/list/cod.html https://www.yokogawa.co.jp/an/an-env-001ja.htm 水質汚濁防止法 http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S45/S45HO138.html http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S46/S46SE188.html http://www.env.go.jp/water/law/qa_hs.html 逮捕事例 http://www.esh.co.jp/mailmagazine/no.274.html http://www.suirikyo.or.jp/news/2010/20100616-02.html http://www.meti.go.jp/policy/energy_environment/kankyokeiei/environmentguideline/top/improper.html 少なくともご自身が逮捕されないように対策しましょうね 一番簡単な対策案 ↑に挙げた自動測定装置の見積もりを取って 稟議書として纏め提出する 恐らく 「こんな高いもんは買えん」 と、却下されるでしょうけれど 事故が発生した時の責任は稟議書を却下したヤツに有ります
回答(1)さんお示しのCOD分析方法では、 [7]滴定の際の過マンガン酸カリ溶液の投入量が5.5 mlを超える場合、 サンプルを蒸留水で希釈して、改めて滴定する方法が示されています。 過マンガン酸カリ溶液消費量が多い場合は、サンプルを希釈してCODを求 めることは認められていると読み取れます。 しかしながら、[3]の行程で投入する硝酸銀溶液の量は一定であり、 過マンガン酸カリ溶液消費量に対応して加減するようには読み取れません。 ご質問者さんは、御社の社内手順と、一般的に認められている手順の 差異について問題ないかお尋ねなのでしょうか? 化学の専門家が、一刀両断に答えを出してくれるかもしれませんが、 回答(1)さんお示しのCOD分析方法が正規の方法とすれば、御社の社内 手順をよしとすることは認められないかもしれません。 一般的に認められている分析手法は、次のJISに規定されていると 思いますので、ご自身でもJIS閲覧サイトから内容をご確認になることを お勧めします。 JIS K 0400-20-10 水質-化学的酸素消費量の測定
お礼
良回答ありがとうございます。 ご指摘のとおり、一般手順と社内手順に差があり、この社内手順によって 得られた値を社内記録として良しとするべきなのか疑問をもっております。 COD測定箇所によっては600を超える場所(未処理槽)があり 通常の滴定で実施すると過マンガン酸カリウム溶液の消費が半端でなく 希釈して換算する方法をとっております。 硝酸銀の加減している量も希釈する分に応じて変えるのが本筋と思うのですが 考え方が知りたいです。 単純に硝酸銀の価格でそのような判断が働いたと想像するのですが、 この方法を是としない事が一般的であれば是正したいと思います。 また、CODの基準液という物があるようですのでこれをもって 手順の評価も進めようと思います。 排出量に応じて自動分析が必要な事は初めて知りました。 当社は食品工場故洗い水は多くこの水量に該当するしないの確認が 必要です。 前任担当者も退院してきましたので相談し対応を取りたいと思います。 有益な情報有難うございます。
何が疑問なんでしょ?
お礼
わかりにくい質問にて非常に恐縮です。 参考先リンク わかりやすくて助かります。 ありがとうございます。 誠にそのように思います。 化学の知識の無い人間が急遽業務を振られましたので まごついておりました。 今回の事で多少なりと理解は進みましたので ありがたく思います。
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