企業の採用における論文試験

質問

来週、ある中国関連出版会社の採用試験を受けます。一次選考で履歴書、職務経歴書と共に、「書評」を課題として出され、幸いにも受かることが出来ました。
　そして、二次の「論文」試験と面接になるのですが、書評の時は、提出期限まで時間があったので、何度も推敲をする余裕がありました。
　しかし、その場で課題を出され、時間内に仕上げる、という経験が自分にはありません。
　その場で上手に書くコツや、心構え、事前に準備しておいた方が良い事など、何でも良いので、皆様の経験や知識をお借りしたいです。
　一応、出題テーマを絞ってみたり、書く練習をしたりするつもりです。
　何卒、宜しくお願いいたします。

回答No.1

kunimi923 · ベストアンサー

論文試験対策は時間がかかる割に、なかなか上達するのが大変なものです。

「上手に書こう、書かなきゃ」と思うと、うまくいかないことが多いので、心構えとしては必要以上に上手く書こうとしたり、余計な脚色を控えて、素直な文章に仕上げることが大切です。また、出題テーマにヤマをかけるのはやめておいた方がいいと思います。予想外のテーマが出たときにパニックになりますから。

さて、実際に文章を書くときですが、例えば60分の時間制限があれば、60分間全部を書く時間に当てるのではなく、最初の5分～10分は論文内容の組み立てと自分の意見の整理などに充て、最後の5分～10分は全体の見直しと、余裕をもたせておく予備の時間として考えましょう。与えられた時間のうち、実際に文章を書く時間は全体の７割～８割程度としておくのが無難です。

最初の5～10分で、まず与えられたテーマにおける、
１．問題点と着眼点
２．解決方法や具体的な話
３．自分の意見
この３つを整理しましょう。もっと細かく分類することもできますが、あまり多くしすぎても混乱してしまいます。例えば「環境問題について」という課題であれば、１でどんな環境問題について扱うか（温暖化、大気汚染、ごみ問題など）と、なぜその問題を扱いたいのかを考えます。２では世間一般にある解決方法やよく言われることなどを整理します。３で、その解決方法についての自分の考えや、別の方法など、自分自身の意見を書いていこう、という指針を立てます。

このレイアウトがきちんとしていれば、文章が論理的に破綻してしまうことはまずありません。同時に、すっきりと整理された文章になるので書きやすい上、自分の意見を必ず入れることができるので、一般論を書くだけの作品にはなりにくいという利点があります。

事前の練習では、制限時間があらかじめわかっているのであれば、実際に時計を見ながら時間配分をしつつ、自分で何かテーマを作ってみてやるのがいいと思います。