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自社株の配当金について
私は、非上場企業に努めています。小さい会社ですが この会社の自社株を持っています。今年からは配当金を賞与に上乗せする形で出す(昨年までは4月に一括で貰いました。)とのことですが、そんなことは許される物でしょうか?また今年は設備投資に金がかかったので 少ないと言うことです。設備投資をして配当金が少なくなる物でしょうか?無知な者ですが、宜しくお願い致します。
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配当金は、利益(利益剰余金)から分配されてくるものですから、利益が上がらなければ、企業は配当を出す事を、概念上出来ません。また、配当は、原則現金で支払われますから、企業内に配当源資である十分な現金預金が必要です。例外として、赤字会社でも配当してくる会社がありますが、このような会社は、相当資金繰りがよい(現金預金があるか、金融機関が配当資金を金融してくれる)と考えられると思います。一方、従業員に対する賞与ですが、これは利益が源泉になっていません。給与と同じ費用項目です。つまり、利益が上がらなくても、支払われるべき項目です。(役員賞与は別です)もし、経営者側が、利益が無いからと言って、何の説明も無く一方的に賞与をカットしてきた場合、この会社は、相当資金繰りが悪いと想像できます。また、設備投資にもよりますが、設備投資を全額借り入れで行っている場合、資金が企業外に流出する分として、投資相当分(借入金が設備に化けた分)と利息負担分、また、利益を圧縮する要因として、利息負担分(再び出て来ます)と減価償却費(資金は出て行きません)が発生しますから、売り上げアップが無ければ、利息負担分と減価償却費で利益は圧縮され、利益が上がらなければ、配当も減額又は無配と言う事になるとおもいます。また、企業によっては、利益が上がっているのにも拘わらず、資金を配当として企業外に出したくない会社(ヤフージャパンなど)も在ります。
お礼
ご回答有り難う御座いました。又何か有りましたら宜しくお願い致します。