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紹介状の紹介目的について
紹介状を透かして見たところ、「御加療宜しく」と紹介の目的や本文にあるのですが、これは転医を示唆するものですか?私は他の先生の意見も聞きに行く程度に捉えていました。 紹介状の他にMRIとCTのフイルムを渡されました。話のなりゆきで紹介状を書いてもらうことになり、はっきりとセカンドオピニオンや転医の話はしていません。紹介先の医師は担当医の上司で配属されている病院は別です。 治療入院を予定していたのですが、療法が公的報告もなく担当医も初めて治療するということ、症例も少ないので入院を延期して再度説明を求めたところ、「治療拒否してる」と判断され担当のほうから「他のところでも聞いてくる?」と提案されました。
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紹介状(診療情報提供書)の中で、 文頭の「いつもお世話になり、ありがとうございます。」や、 文末の「御高診、御加療よろしくお願いいたします。」などは、いわゆる定型句で、紹介状でのマナー、挨拶ですね。 基本的には、それだけではあまり内容や紹介目的を表しているとは言えません。 ただ、紹介状を作成しているということは、主治医としてはあなたに対して少なくとも最低限の誠意は示していることになると思います。 あとは、実際に紹介医を受診した上での話になると思います。
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- yama-cvs
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小生は、心臓血管外科医として勤務しております。。現在の日本では、「インフォームド・コンセント」だとか、十分な説明が重要だとか、患者の権利だ、などといわれ、もちろん、私ども医者の立場からも、十分に説明をして、患者さんに選択していただくのがもっとも重要と考えています。でも、限られた時間内では、とてもとても十分にはご理解していただいてはいないだろうなぁ・・・っていう感じです。いっぽう、当方のような田舎の地では、まだまだ、「すべてお任せします・・・。」などといわれることも、実際多いです。やはり、十分な時間がないというのが本音です。平均睡眠時間は3-4時間のことも多く、本当に多忙になると、5日間で3時間しか横になれないということもありますし・・・。(笑)最近は、説明内容を文書にして説明時間の節約を図ったりもしています。うちの科はやはり、手術がメインでして、ちょっと極端な言い方ですが、手術及び術後管理で患者さんが生きるか死ぬかが決まります。大変シビアと思います。心臓血管外科は多少特殊(?)な科かもしれませんが・・・。本題からそれましたのでこの辺にしておきます。
- yama-cvs
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私は、地方の中核病院の勤務医ですが、紹介状は良く書いているほうです。しかし、必ずしも、マイナスイメージで書いているとは思っていません。自分の専門以外の疾患の患者さんは、やはり、当該専門医に見ていただいたほうが良いので、それが患者さんのためだと思い、せっせと紹介状を書いています。確かにリスク回避の点は否めませんね。外来の決められた時間内にどこまで説明できているかも疑問です。自分では十分説明しているつもりでも、実際患者さんはどうなのでしょう??ちゃんと説明して紹介状を書いていても、患者の側から、よく理解できなければ、「あまり良くない医者」になってしまうのでしょうか・・・。胸腺膿腫については知識がなく、私はよくわかりませんが。
お礼
恐れ入りますがyama-cvsさんは現在の病院ではどちらのご担当でいらっしゃいますか?
補足
ありがとうございます。 たしかに時間が限られているなかで十分な説明というのは容易ではなさそうです。嚢胞ではなく腫瘍であれば大学の胸部外科に回されそうではあったのですが。 一面だけをとって良い医者・悪い医者とは決めかねます。担当についても厳しく見ることもできれば、良く見ることもできます。 紹介状の話をしたときの担当は大夫疲労感漂ってましたから、それで言葉が足りなかったのかもしれません。私も予想外の展開に受身的になっていました。医師に任せっきりでは後から文句言っても仕方ないと思います。 今回の紹介状がリスク回避とは受けとっていません。質問すればよく答えてくださる方なので、紹介先の医師の意見も伺がってから考えたいと思います。
◆もう説明はお聞きになっていると思いますが、胸腺嚢胞(胸腺嚢腫)は先天性(うまれつきの)の腫瘍です。 ◆良性とか悪性とかいうものではないので、その診断が正しければ経過観察も選択肢に入ります。 ◆でも、そんなに稀な病気かというとそうではなくて「胸部外科」という専門領域ではたまにある病気です。症例報告や胸腺嚢腫に対して内視鏡を使って皮膚を大きくきらない手術報告も増えています。 ◆その医師では埒が明かないようですので、いずれにせよ上司なりに相談することは必要だったかもしれません。 ◆けれども、嚢胞の場所と大きさ、写真の具合によっては、手術をすることが検討される流れはあながち間違いとは言い切れません。もちろんこれは一般的なことですので、ご自身の場合は直接診た先生しか判断はできませんが。
補足
ありがとうございます。 担当は胸部外科の専門ではないようですし、胸腺嚢胞も診断した経験はすぐには思い出せないようでした。説明を聞いていても迷いが感じられ、当初は内視鏡手術を提案されたのに、経過観察となり、先月治療を提案されました。 手術ではなく「治療」ということが気になり、提案がなぜ変わっていくのか訊いたところ、「あなたが手術を嫌がったから」というような返答でした。
◆「御加療宜しく」は紹介状の決まり文句ですので何とも言えません。 ◆紹介をされた場合はその経緯が重要です。患者さん側から紹介の依頼をした場合は、セカンドオピニオンであったりまた元の医者へ戻るなりのこととなります。 ◆けれども、医者側から「では、紹介状を書きましょう」というように言い出した場合は、なぜ紹介するのか明快な説明がない限り、その病気に関しては「お手上げ」「やる気なし」「知識や技量がないので現実的に治療できない」「めんどくさくなった」などネガティブな要素が出てきた、という場合がほとんどなのです。 ◆医者も人間ですから、患者さんや病気に対してそのようにネガティブな状況になることは当然あります。そのような状況になった場合、その医者で治療を続けることは患者さんにもその医者にもリスクが出てきますので、紹介状がリスク回避として働くことになります。 ◆明快な理由や説明なしに紹介状を書く医者は、多かれ少なかれ「あまりよくない医者」の部類に属します。その医者は元上司にSOSを頼んだのでしょう。 ◆医者はなかなか「私じゃわからない、できない」とは言いませんし、どういうわけか能力の低い医者ほど「自分がどの程度ヤブか知られたくない」という意識からなのか、紹介や説明の時点で頑固になります。 ◆具体的な様子がわからないので、何とも言えません。症例が少ない病気であれば、その都度よく説明をしてくれる医師にあたることです。病気については患者も医者もわからないことが多いからです。 ◆わかっていることを説明するのは簡単です。わからないことをどのように説明するかでよい医者とそうでない医者の差がでます。
補足
胸腺嚢胞です。担当からは治療を迷うなら経過観察でも良いと言われてました。嚢胞の大きさが6cmほどあるので担当は大きさを気にして治療を提案したみたいです。 今の担当医には半年お世話になっており、これまで経過観察でした。
お礼
ご回答ありがとうございます。主治医は私に「治療拒否ということでしょう?そうじゃないの?」と大きな声で言われて少し気分を悪くされたように見えましたが、「そのほうが安心かもな」と帰る間際には言ってましたので、誠意は示してくれていると思います。