• ベストアンサー

帯電防止仕様と導電仕様とは

樹脂に帯電防止仕様と導電仕様とありますが違いは何でしょうか?どのような使い分けするのでしょうか?数値的に体積固有抵抗率にて分けてある事ぐらいしか分かりません。

  • 科学
  • 回答数3
  • ありがとう数16

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • mac-san
  • ベストアンサー率37% (35/94)
回答No.1

静電気は摩擦によって全ての物質に発生しますが、固有抵抗値の小さな物質に発生した静電気は放電等によって帯電しません。逆に固有抵抗値の大きな物質に発生した静電気は蓄積して帯電します。 帯電防止とは体積固有抵抗値を小さくして電気を流れやすくしたもの、導電とは電気を通す、つまり樹脂のような絶縁体の場合、導電物質を錬混して製造します。 一般に固有抵抗値で、およそ 10の-6~-2乗オーム 導電材料 10の2~6乗オーム 静電気除去可能 10の6~9乗オーム 帯電防止材料 10の12乗~16乗オーム 電気絶縁材料 に分類できます。 ■ 用途について 導電仕様は、表面抵抗値が10の-5乗程度と抵抗が小さく、センサー部品など電気を通す必要がある場合に使用します。なお、樹脂系のものは、金属類に比べると抵抗値が高いので誤作動などの不具合もあると聞きます。 一方、帯電防止材は表面抵抗値が10の6~8乗程度あり、静電気は空気中に放電され、蓄積静電気が低減できるので、静電気等によるゴミやホコリの付着や電子機器不具合などを防止することができます。ただし、電気は通すには抵抗値が高すぎます。

RX78GP02A
質問者

補足

わかりやすい回答有難う御座います。多々疑問点がある為教えて下さい。 上のサイトを見ると、導電性 (conductive) ~10^5 Ω/sq とかかれています。 導電材料 10の-6~-2乗オーム (マイナス?)なのでしょうか?10の6乗Ω・cm以下が導電材料となっていたような・・・? また、Ω/sqのsqは何の単位でしょうか? 単位で頭が混乱してきました。 もう一点、導電材料というのは電気を流し何処かにアースを設けると、帯電しない。アースがないと帯電する? 帯電防止材は自己的に放電する?がすこしは帯電している? 以上の点分かる範囲で教えて頂ければ大変助かります。 宜しくお願い致します。

その他の回答 (2)

  • mac-san
  • ベストアンサー率37% (35/94)
回答No.3

No1のものです。遅くなりました。 どこまでを「電気を通す」と判断するかの違いです。 またSqは多分スクエア○○だと思います。 m^2はスクウェア メートル(平方・2乗の意味) 導電体は電気を流しやすいので、どこかに流れていきます。空中に浮いていれば、う~ん、たぶん帯電するのかなぁ。通常装置とかは何もしなくても地面やカバーなどを伝って、電気が逃げて行きます。 洗濯機など電化製品は漏電の危険があるため、より電気の通るアース線をつなぐのだと思います。 帯電防止は減衰期がきまっており、○秒で帯電量xx以下なら帯電防止性があるなどといいます。つまり少しは帯電しており、だんだん静電気を放出するイメージです。 たぶん・・・。自信なくなってきました・・。

RX78GP02A
質問者

お礼

ややこし質問に対し、ご連絡有難う御座いました。 sqについて下記のサイトに載っていました。(1から4ページ参照) http://www.dins.co.jp/dins_j/6data/pdf/catalog/Lineup_catalog_J0408-LP.3000US.pdf で、最後の最後の質問ですが、スクエアの意味ですけど、辞書で調べると四角形と出てくるのですが、2乗の意味もあるのでしょうか?

  • ayupapa
  • ベストアンサー率40% (466/1140)
回答No.2

こんなサイト見つけました。 http://homepage3.nifty.com/tsato/terms/antistatic.html 厳密な規格があるかわかりませんが、「材料それ自体の静電気発生を防止できればよい」程度の物が帯電防止、「他の材料で発生した静電気まで逃がすこともできる」のが導電性といったところでしょうか。流さないでほしい電気まで流すこともあるので必ずしも導電=安全とは言えないと思います。

参考URL:
http://homepage3.nifty.com/tsato/terms/antistatic.html
RX78GP02A
質問者

お礼

私もサイトを探していたのですが見つからず、有難う御座いました。

関連するQ&A

  • 導電性について

    導電性であるかどうかの判断基準を教えて下さい。いま見ているのはアクリル板のカタログですが、表面低効率とか体積固有低効率とかがあり、例えばどの数値がどれくらいなら導電性という風に教えて下さい。 あと、帯電防止と導電性の違い(抵抗値が違うというのはわかりますが)を教えて下さい。溶剤等危険物を扱うところで静電気を抑えたい場合はどちらを使うのが良いのでしょうか。 以上、よろしくお願い致します。

  • 導電と帯電防止・・・意味は同じ?

    導電性プラスチックと帯電防止プラスチックは、同じモノを指すのでしょうか? それとも抵抗値は違うのでしょうか? 言い方が違うだけで、実は同じなような気がするのですが・・・

  • 導電性と電磁シールド性と帯電防止の違いについて。

    GE東芝シリコーン等のカタログを見ると、銀系の加硫だと電磁シールド性が向上しています。どうしてでしょうか? また、帯電防止は、導電性ではオーバースペックで、半導電性で十分なのでしょうか? 導電性と電磁シールド性と帯電防止の適切な配合の組み方の違いについて教えて下さい。

  • 帯電防止&耐熱樹脂

    お世話になります。 小型電子基盤(Vcc=24V、入力=約15W)を収めるケース用の樹脂を探しております。樹脂ケース及び樹脂材料の条件は以下の通りです。 ?樹脂ケースの使用温度=100℃。なお、120℃まで使用できればより望ましい。 ?樹脂材料の体積抵抗率=目安として1X 10^13 Ω・?以下  樹脂ケース内のプリント基板に実装されるIC(3台)の静電破壊防止のため、帯電防止のできる樹脂が望ましいと考えています。  ?UL認定品が望ましい。 帯電防止と耐熱性の両立はなかなか難しい様ですが、良い樹脂があれば紹介してください。 また、この程度の小型電子基盤(Vcc=24V、入力=約15W)ならば、体積抵抗率はそんなに心配する必要は無い等の情報でも結構です。 以上

  • 帯電防止加工がしたい

    はじめまして。 構造が「紙とフェノ-ル樹脂及びエポキシ樹脂のもの」に、表面抵抗が10の6乗~10の8乗(Ω/□)程度となるような加工方法をお教え下さい。 フェノ-ル及びエポキシ樹脂は、硬化前の状態から帯電防止材は添加できます。 条件として、粉体の導電材が使用できません。 情報が乏しく申し訳ありませんが、宜しくお願いします。

  • 導電性樹脂について

    MC500ASR11というMCナイロンを弊社でよく利用しています。この材料は、導電性樹脂という謳われ方をしていますが、カーボンは入ってなく無混合樹脂で制電性を向上させているようです。物性表をみましても、体積固有抵抗値が10の8乗くらいあり、本当に導電性樹脂と言えるのかな?って最近思っています。ということで静電気対策で導電性、制電、とか言葉が出てきますが具体的に電気的な違いで言葉の表現を変えているのでしょうか?導電性、制電性の意味を教えて欲しいです。あと1点、前述しましたがカーボン無混合で何故導電性樹脂(MC500ASR11の様な)を製作できるのかを教えて頂けないでしょうか?

  • 導電性の発泡体について教えてください。

    導電性の発泡体(PEやEVA)などに白のものは有りますか? 一般には黒しかないと聞いた事がありますが、何故ですか? 白がある場合、メーカーとしては何処がありますか? また導電性と帯電性の違い、体積抵抗値について詳しく知りたいのですが参考HPなどご存知でしたら教えてください。

  • 帯電防止剤

    現在、建材の押出し成形に花王のエレストマスターA-1050を使用したいと考えています。一般的な帯電性能を有したいのですが、表面抵抗固有値がわかりません。ご教授いただける方教えて下さい。 また、価格はどれくらいするものでしょうか?

  • 導電性材料?

    導電性材料という言葉をよく耳にします。 思いつく範囲では、帯電防止目的に使われる酸化すずなどの半導体と、電気をよく通す金属が思いつきますが、両者の違いはどんなところなんでしょうか? 半導体と金属のエネルギー構造的な違いは学んだことがあります。おそらく、そのあたりに関係があるのでしょうが、表に現れる特性(帯電防止と電気の通しやすさ)の違いは何故?

  • 界面活性剤タイプの帯電防止剤について

    現在、界面活性剤タイプの帯電防止剤の選定にあたって、界面活性剤について調べております。 帯電防止スプレーの中に使用されております界面活性剤には「カチオン系」、「ノニオン系」、「カチオンおよびノニオンの混合系」等がありますが、 「カチオン系界面活性剤」、「ノニオン系界面活性剤」の違い、特徴を教えてください。 また、樹脂表面に帯電防止スプレーを塗布して帯電防止を行おうとしておりますが、用途によっては「カチオン系」「ノニオン系」を使い分けたほうがよろしいのでしょうか? 以上、宜しくお願いいたします。