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漆の発掘遺物
albracの回答
- albrac
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漆の樹液の主成分が、漆酸(ウルシオール)、ゴム質、水分等から出来ていることは、ご存知ですよね。 ですが、実用的な塗料として使用できるのは、最も漆酸が豊富な、山漆から採取される樹液だけだと確信しています。 やはり、同じ仲間のハゼ、ヌルデでは漆酸の濃度が極端に低く、また硬化性、保存性が殆ど無く、実用性がありませので、到底1000年単位は持ちません。 私も、某遺跡から発掘した、漆に辰砂を塗布した(朱漆)、縄文中期前半の土器片を保存していますが、当時から、現代の質芸の技術の基礎となる、非常に高度な漆芸技術が有ったことは確かです。 ですから、当時の人々が、山漆じゃなきゃ駄目だ、と言うことを知っていたことはたしかです。 漆酸が一度硬化すれば、酸、アルカリの殆どに耐えます。 ガラスや、セラミックを解かす弗化水素を塗布しても、全く変質しません。 ちなみに、アジアには数十種の漆の仲間が有りますが、保存性が良い物は、日本の山漆、中国の極限られた種類だと言われます。 スプリング・エイトの蛍光エックス線を使えば、意外な新事実(産地や樹種)が解るかも・・・? 長くなって済みませんでした。
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