• ベストアンサー

経済学のいくつかの質問

muroishinjiの回答

  • ベストアンサー
回答No.1

(1)について MV=PT  (V:貨幣の流通速度;V=PT/M,T:取引量,P:物価)です。 流通速度は取引額をマネーサプライMで割ったものですから、取引に現存のお金が何度回ったかを表します。 (2)について 一言では難しいですが、「価格調整メカニズムの完全性を前提とする経済学」ということになるかと思います。歴史的にはA.スミスから限界革命を経て、ケインズが登場するまでは経済学=古典派経済学でした。古典派経済学に対置するのがケインズ経済学です。こちらは「価格調整メカニズムの不完全性を前提とする経済学」 他にも古典派経済学は「セイの法則:供給が需要を生む」、ケインズ経済学は「有効需要の原理:需要が供給を決定する」といった対置もあります。 (3)について 流動性選好は、「取引的」、「予備的」、「投機的」という3つの貨幣需要の動機です。取引的動機は「日常の決済手段として貨幣を保有したい」というもの。予備的動機は「不測の事態(急な決済)に備えて貨幣を保有したい」というもの。投機的動機は「株や債券といった危険資産から生じるキャピタルロスを回避するために貨幣を保有したい」というもの。

関連するQ&A

  • フィッシャー方程式に関する質問

    私は経済学の勉強をしていますが、「フィッシャー方程式に関する古典派とケインズ派の考えの違い」がよく分からないので質問させて下さい。 (1)古典派のフィッシャー方程式 名目利子率=実質利子率+期待インフレ率 (2)ケインズ派のフィッシャー方程式 実質利子率=名目利子率-期待インフレ率 私の本には上記のように定義されています。これらの式を私は下記のように解釈したのですが、間違ってる箇所があれば教えて頂きたいです。 古典派は実質利子率は実物資本市場(貯蓄=投資)で決まり、期待インフレ率は貨幣市場(M/P=kYより貨幣供給量の増加は物価上昇を起こし、物価上昇がインフレ期待を招く)によって決まると考え、その結果、名目利子率が決まると定義した。 つまり、古典派では実質利子率の水準が先に決まってしまう為、金融政策による期待インフレ率の操作をしても投資を伸ばす事は出来ない。 ケインズ派は名目利子率は貨幣市場(流動性選好理論より)で決まり、金融政策による期待インフレ率操作をする事で実質利子率に影響を与える事ができ、投資を伸ばす事が出来るとする。 私は以上のようにフィッシャー方程式に対する考えの違いを理解しましたがどうでしょうか?ちなみにケインズは元々あったフィッシャー方程式を新しい観点から見直したと考えて正しいでしょうか?

  • 経済用語について2

     流動性選好についてです。 この場合、お金みたいな流動性のあるもので 選好することを指すのですか?  他の本だと出回っている貨幣の量が利息を 決めるという事とかあったりして結構わけが わかんなくなってきてます。では、よろしくお願いします。

  • 経済学に詳しい方

    経済学に詳しい方 ミクロ経済学において、連続性を満たさないような選好って例えばどのようなものがあるでしょうか?

  • IS-LM分析は流動性選好説が前提?

    マクロ経済学のIS-LM分析って、流動性選好説が前提になっているのでしょうか? もしそうであるならば、流動性選好説が成り立たないことが経験的にわかった場合、間違った財政政策・金融政策が行われていた可能性もある、ということですか? また、現在の財政政策・金融政策は、新しいパラダイムの経済学に基づいているのでしょうか?

  • 流動性選好説

    流動性選好説により、利子率は、流動性を犠牲にすることの対価とされ ますが、取引的需要も流動性選好と考えるのでしょうか?

  • 古典派とケインズの貨幣観について

    ケインズの貨幣論を調べています。 ケインズは貨幣理論で、古典派の貨幣ヴェール観を否定して、貨幣は中立的ではないといっていました。 また、ケインズは貨幣数量説も批判していますが、代表的な説である「フィッシャーの交換方程式」や「現金残高方程式」についてはどのように評価しているのでしょうか。 ご存知の方がいましたらよろしくお願いします。

  • 貨幣の流動性選好とLM曲線

    経済の問題ですが 横軸に国民所得、縦軸に利子率がとってあるグラフで IS-LM曲線が書いてあります。 「人々の貨幣の流動性に対する選好が増大するとLM曲線が左上方にシフトする」 と説明があるのですが、こうなる理由がわかりません! ケインズの流動性選好説と関係があるのでしょうか? 教えてください。

  • マクロ経済について質問です

    マクロ経済について質問です。 古典派の二分法が 実質賃金ー労働需要量 になるのはなぜですか? 簡単に教えて下さい。

  • フィッシャー型とは・・?経済で使われていたり、杖の形状だったり

    御世話になります。 高齢者用の杖のグリップの形状などを表す「フィッシャー型」という表現があります。 これは、魚のフィッシュの意味でしょうか? 杖のグリップ部分の形状が、魚釣り用のつりざおのグリップに似ている、という意味と捉えるのがよいでしょうか。 それとも、杖のグリップが人間工学を応用して作られた結果、魚のを模したような形をしたグリップになったからでしょうか。 これを調べようと検索したところ 経済のお話の中でも「フィッシャー型」という表現が出てきました。 もしかしたら 「フィッシャー型」という言葉は とっても幅広く使われていて、まったく別の意味を持っているのではないか?と疑問に思い こちらでご質問させていただきました。 福祉用具に、また、経済の「フィッシャー型」 のどちらかの意味をご存知の方、 教えてください。

  • 計量経済学を学ぶのにおすすめの一冊

    計量経済学を学びたいと思っている工学部出身者です。 自然科学を扱うフィッシャー流古典統計学は大学院レベルで理解しています(多変量解析,実験計画法など)。 ところが、計量経済学で扱う三大バイアスとか、アダプティブなモデル変更とか・・・、理論はともかく、なぜそんなことを考えるのか(背景)、なにが解決されるのか(目的)、が理解しにくいです。 そういう疑問を解決してくれる、和書を紹介してください。 よろしくお願い致します。 これまでマダラを紹介されましたが、高価なので躊躇しています。知りたいことが書いてなかったときに無駄だからです。