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fartherかfurtherか
- 最後から2語で"farther"が使われています。"further"ではなく"farther"の必然性はあるのでしょうか。
- ジョン・ロックの書いたそのままの文でしょうか?現代文に翻訳されているのでしょうか?
- "further"と"farther"の使い分けは事実上しなくてもいい、ということでしょうか?
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こんにちは >2) ジョン・ロックの書いたそのものでしょうか?現代文に翻訳されているのでしょうか? fartherはオリジナルなのではないでしょうか ↓はfartherとあります John Locke. Treatise on Government. Chapter 19. Of the Dissolution of Government. Section 222 (ちなみに書名訳:市民政府論(岩波書店)、他に第2政府論、政府二論など) http://www.google.co.jp/search?q=cache:UBbZ8IW0TwUJ:www.galileolibrary.com/ebooks/eu09/locke_page_222.htm+%22with+the+People,+who+are+thereupon+absolved+from+any+farther+Obedience%22&hl=ja&lr=lang_en ↓ Table of Contents ↓ Page 1. John Locke's "Second Treatise of Government". http://www.galileolibrary.com/ebooks/eu09/locke_page_1.htm Text source: John Locke. The Second Treatise on Government. First published in 1690. The complete unabridged text has been republished several times in edited commentaries. This is based on the paperback book, "John Locke Second Treatise of Government", Edited, with an Introduction, By C.B. McPherson, Hackett Publishing Company, Indianapolis and Cambridge, 1980. None of the McPherson edition is included in the Etext; only the original words contained in the 1690 Locke text are included. The 1690 edition text is free of copyright. 1690年初版。(中略)本電子テキストの語彙は、すべて1690年版テキストに従っている。1690年版テキストは複製無料だからである。 これを信じるなら、fartherがオリジナル。 furtherとあるテキストも多数あるようですが(荒っぽいくくりで、415)、 http://www.google.co.jp/search?num=50&hl=ja&q=%22the+People%2C+who+are+thereupon+absolved+from+any+further+Obedience%22&lr=lang_en furtherはたとえば、後世の編集者他による修正、と見なすことができるような。 回答者ながら、 1690当時における、farther/furtherの分化、使い分けの状況についての知見をお持ちの方、また Locke研究者のご教示が得られれば、と思います。 >3) "further"と"farther"の使い分けは事実上しなくてもいい、ということでしょうか? 1690年当時の用例をもとに、直ちに現代における使い分けを論じるのはやや危険なのではないでしょうか? 当時の、farther/furtherの分化、使い分けの状況の客観的把握が必要 現代にいたるまでの、変遷、紆余曲折の可能性〔当時の状況の単なる延長として現代の状況をとらえていいか〕 などの問題があるように思います。 1690年当時はさておいたうえで、単に今日の状況についていうなら、 辞書、文法書などでも、 farther距離、further程度の使い分けは建前としてあるが、特に口語では、(質問者さんご指摘のように)両者の使い分けは事実上しなくてもよく、どちらにもfurtherを用いることが多い、 と説明するのが一般的なのではないでしょうか。 とりあえず、目についたこと、簡単な感想の報告ということで。