• 締切済み

酢酸イオンの加水分解について

酢酸イオンの加水分解は、どの程度起こるのでしょうか? 酢酸イオンの加水分解定数をhとすると、どんな参考書を見てもh<<1と考えるとしていますが、酢酸は弱酸のためh<<1とは考えられません。 ぜひ、教えてください。

  • 化学
  • 回答数2
  • ありがとう数1

みんなの回答

  • nabla
  • ベストアンサー率35% (72/204)
回答No.2

酢酸イオンの加水分解の式を書いてみましょう。 A(-)+H2O←→AH+OH(-) これから酢酸の電離定数は Ka=[AH][OH(-)]/[A(-)] となります。 この式の分母分子に[H(+)]をかけると Ka=[AH][OH(-)][H(+)]/[A(-)][H(+)]  =Kw/Kh となります。 Ka=10^-4.7、Kw=10^-14 であることを考えれば Kh=10^-9.3です。 これを見れば加水分解定数が小さいことも納得できるのではないでしょうか? KaKh=Kwの式は重要なのでぜひ覚えておきましょう。

mosazou
質問者

お礼

ありがとうございました。

  • Oji_0930
  • ベストアンサー率50% (17/34)
回答No.1

酢酸イオンが加水分解するって言うのは、 どういう変化ですか? CH3COO- → ???

関連するQ&A

  • 酢酸イオンの加水分解

    酢酸ナトリウムが電離して生じた酢酸イオンCH3COO^- が加水分解するとき、 CH3COO^-+H2O ⇔ CH3COOH + OH^- の平衡が成り立ちます。このとき、平衡がかなり左に寄っているらしいのですが、それはなぜなのでしょうか?むしろ酢酸は弱酸(電離度<<1)で、 H^+ を出しづらいから右に寄ると思うんですが・・・ ご解説お願いします。

  • 加水分解について

    酢酸ナトリウムの加水分解についてなんですが、教科書には次のように説明されていました。 酢酸ナトリウムはイオン結合の物質であるから水中ではほぼ完全に電離する ここでCH3COO-は弱酸のイオンであるから一部は水分子からH+を奪ってCH3COOHになる。 その結果、OH-がH+より多く存在するので塩基性となる。 ほぼ理解できるのですが、一つだけ良く分からないところがあって、酢酸ナトリウムが電離することによって現れるNa+は新しくできたOH-とは反応することは無いのでしょうか? 友人に聞いてみてもそもそもそんなところを気にする人すらおらず、よくわかりません。 どなたか教えていただけないでしょうか。お願いします。

  • 中和と加水分解

    高校化学についてで考え方が納得いきません。 中和の定義ってなんなのでしょうか? 弱酸は中和点でも塩が加水分解してph=7とはならないんですよね。 ある弱酸HAがあったとして電離度α(α<<1)、HAの水溶液の濃度がc(mol/L)とします。 この水溶液を濃度がn(mol/L)の水酸化ナトリウムを加えたときのHイオンの濃度を求めろって問題で、解答では HA+OHイオン→Aイオン+H2Oの式の平衡定数を用いて出しているんですがHAのモル濃度を {(HAの物質量)-(加わったOHイオンの物質量)}×1000/全体積 で出しているのが納得いきません。 これって生成された塩の加水分解を考えてないように思えるんです。 この解答ってあってますか?かなり悩んでます。。。 わかるかたぜひ教えてください。

  • 加水分解の式が分からない

    加水分解の式で弱酸、弱塩基から生成したイオンはHやOHと結びつきにやすいとあります。 式が、  H2O→←H+OH  CH3COOH+H→CH3COOH +__________  CH3COO+H2O→←CH3COOH+OH と書いてあるのですが、 酢酸と水素イオンがくっついたり、くっつかなかったと不安定な状態なのでこの式なのでしょうが、足し算をしているのだから CH3COO+H3O→←CH3COOH+H2Oとならないのでしょうか。 ただテキストが理解しやすくするためにこう書いてるだけなのかな。 ご指導お願いします これは反応がいったりきたりする

  • オキシランの加水分解

    こんにちは。お願いします。 授業で酸塩基触媒作用について勉強しました。 そのときにオキシランでの加水分解での触媒作用が例として紹介されていました。HAで記される一般酸とH+の特殊酸では触媒作用が違っていました。 そこで,演習としてオキシランの加水分解に対するギ酸(pKa=3.752)と酢酸(pKa=4.757)の一般酸触媒作用の違いを示せというのがでたんですが, ギ酸も酢酸も弱酸でほとんど解離していないので同じように触媒作用をするのではないかと思ったのですがよくわかりませんでした。 うまく説明できる方お願いします。

  • 酢酸と水酸化ナトリウムの滴定について

    酢酸と水酸化ナトリウムの滴定のとき、酢酸の電離と酢酸ナトリウムの電離を考えてpHを求めますが、このときなぜ生じた酢酸イオンの加水分解を考えなくていいのでしょうか? 他の問題で弱酸のナトリウム塩のpHを求めるときなどは加水分解を考えています。 この違いがよくわかりません。 よろしくお願いします。

  • フェニル酢酸エチルを加水分解後

    フェニル酢酸エチルを加水分解後、乾燥させるにはどのような方法が適していますか?

  • 「塩の加水分解」という用語について

    塩の水溶液の液性を考えるときによく「加水分解」という言葉が使われます。 本によっては塩化ナトリウムは加水分解されないが酢酸ナトリウムは加水分解されるという表現も使っています。NaClはイオンに別れて存在しているだけですが酢酸ナトリウムは水との間で CH3COO-+H2O→CH3COOH+OH-   の反応が起こります。イオン性物質が水に溶けるとイオンに別れて存在します。酢酸ナトリウムは塩化ナトリウムの変化よりの1段階変化が多いということになります。 この変化に対して「加水分解」という用語を使っています。でも水によって分解は起こっていません。エステルの「加水分解」は意味がハッキリしています。エステルの結合が水によって切られています。 塩に対するこの加水分解という用語は間違っていると思います。 アレニウスの電離説以前の電解質のイメージが長いこと使われていました。未だに食塩の分子式とか分子量とかの言葉を使う人がいます。 ファラデーは電解質を電圧をかけたときだけイオンに別れる物質と考えていました。NaClという分子で存在すると考えていても食塩水が中性であるということでは変更の必要はありません。ところが酢酸ナトリウムはアルカリ性を示すのでどうしても水との反応を考えないといけません。だから「加水分解」というのは水によってCH3COONaの結合を切ってしまう変化だと考えていたのだと思います。 上の式ではなくてエステルの加水分解と同じように考えた次の式だということになります。 CH3COONa+H2O→CH3COOH+NaOH   (応用分野の化学のテキストの中ではよく見る式です。) アレニウスが電離説を出してから100年以上経っていますが未だにイオンと分子が混乱した使われれかたをしています。塩の「加水分解」はこの混乱に基づいた用語ではないでしょうか。

  • 無水酢酸を加水分解して酢酸にする意味って??

    アスピリンの合成について質問です(+_+) アスピリンの実験で、「精製水を70ml加え、10分間置いておく」とあり、その操作は、無水酢酸を加水分解し、酢酸に変えている操作だということまでは分かりました。 しかし、なぜその操作をする必要があるのか?? その操作の肝心な意義が分かりません(*_*) 誰かわかる方、いらっしゃいませんか?? 回答、お願いします((+_+))

  • 塩の加水分解について

    科学について 0,1mol/L CH3COOH水溶液 10ml Kw=10^-14(mol/L)^2酢酸のKa=2*10^5(mol/L) 0,1mol/L NAOHaqの滴下量をvmlとし、以下の場合に分けた 1) v=0   2)0<v<10   3)v=10   4)v>10 H+のモル濃度の値を求めよという問題です 2 3 4の全ての場合で酢酸と水酸化ナトリウムが中和反応で酢酸ナトリウムと水ができて 酢酸ナトリウムは塩であるから酢酸イオンとナトリウムイオンに電離し 加水分解が起こるような気がするのですが、解答には電離のほうが起こりやすいと記載されてました 納得いく説明を高校の範囲内で教えていただけていただけると助かります