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諮問、答申、陳情、慰問

よろしくお願いいたします。 自治体の審議会に市民として属していますが、諮問や答申という言葉がよく出ます。普通に使っていますが調べると自治体が偉く、市民はそれについて謹んでご解答するというニュアンスに取れます。確かに以前はお役人様でしたのでこの文言もわかりますが、今は完全に市民が上。諮問や答申に関して別の言い回しってないものなのでしょうか? また陳情は議員を上位と見るもの。これも如何なものだろうと。 最後の慰問ですが、これは「慰め訪問する」という意味合いで慰問される側をどうも蔑んでいるニュアンスにも取れます。なにかベストな言葉ってないものなのでしょうか? いずれにせよ若干気になったということで「そこまで気にしたら生きていけないよ」というご回答をいただいたら今後は気にしないようにします。困り度が1のように言葉を知らないバカな人間の質問としておつきあいいただければ幸いです。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.3

「諮問」については、「諮る(はかる)・問う」ですから、言葉自体の上下関係のニュアンスは薄いと思われます。 「答申」は、「答える・申し上げる」ということで、下位から上位へ答える意味が色濃く出ています。 「陳情」は、「諮問」と同様です。 これらは、言葉自体に上下関係の意味合いがない場合でも、過去の歴史として「お上」と「下々」の関係を前提として用いられてきた言葉ですので、現代にふさわしい言い換えを用いることは意味があるかもわかりません。 「諮問」は「審議依頼」、「答申」は「回答」、「陳情」は「要請」など、より一般的な表現に改めてはどうでしょうか。 「慰問」については、単に「訪問」でよいか、私としてはすぐに結論が出ません。たしかに、「慰めに来ました」という意味の言葉は抵抗もありますね、訪問する側として。 言葉を知らないどころか、豊かな言語感覚を持っておられますね。大切なことですから、これからも問題提起を続けてくださいと申し上げたいです。

keiofan
質問者

お礼

ありがとうございました。質問して良かったという回答をいただき感謝しています。 諮問は漢字の書き取りで出てくるように難しい字で、かつ使い方も難しい。やはり古い言葉なんですね。このあたりも現代の言葉に置き換えられると良いと感じました。 豊かな言語感覚とのお言葉をいただき恐縮です。言葉についてはこれからも興味を持ち続けて行きたいと思います。お世話になりました。

その他の回答 (3)

回答No.4

最後の「慰問」についてだけですが 戦時中(といってももう半世紀以上も昔のことです),戦地に赴いている兵隊さんのところへ,内地から「慰問袋」を送りました。身内や近所の人など縁故のあるひとからのものもありましたが,見ず知らずの小学生(当時は国民学校学童)からのものが届いて兵隊さんが喜んでいるというような話も,記憶しています。 (みんな美談仕立ての誇張した作り話ばかりだった とは思えません) で,「慰問」には皆さんのおっしゃるように,上下関係というイメージはいままで持っていませんでした。 兵隊さんと国民学校児童,どちらが上?下?

keiofan
質問者

お礼

ありがとうございました。私は「慰める」という部分が引っかかったのです。例えば生まれつき障がいを持った方を「慰める」とは今は言いませんね。共に生きるだと思います。慰問先というのはどうしても低く見てしまう箇所があり、あるボランティア団体が「私達は老人ホームに慰問に行きます」と言っておられたのを見て「老人って慰められる存在なんだろうか」と疑問に思ったのです。私なら「老人ホームに出かけます」とでも表現したと思います。 兵隊への慰問袋は外地に兵隊として出兵された方からお話を聞きました。慰問袋が楽しみだったという答えも聞いています。

回答No.2

 諮問は、諮がはかる、相談する、問が問うの意で、「自分だけでは判断がつかないのでくわしい人の知恵を借りたくてそのむね質問する」ということ。答申はそれに対して「答え、もうしのべる」ことです。諮問はがんらい、トップにある人が自分だけの判断では不安な場合の手法ですから、基本的に答申とのあいだで上下関係が成りたってしまいます。ことに明治憲法で行政府、立法府は天皇の諮問機関と位置づけられていましたから、いっそうその要素がつよい言葉として受けとられがちなのでしょう。  しかし、考えてみれば、現在の社会でもっとも偉いのは市民、その次に市民が選挙したリーダーが次ぐと考えられます。そのリーダーが諮問機関を作った場合、その構成員は「リーダーが任意に(選挙をへずに)任命した人たち」ということになりますから、もし諮問会議>リーダーであれば、「市民の選挙を経ない人>市民の公正な選挙を経て代表になった人」ということになり、これはこれで民主主義と反するといえましょう。  現在は有識者会議というような名称にかわりつつあるようですが、単に「質問」「委託協議事項」「審議・検討の依頼」と「回答」でいいのではないでしょうかね。  ちなみに陳情は陳が言う、情は内容、状況という意味で、「内容を言う」ということで上下関係とは関係ありません(陳述の陳)。ただし昔は陳上(申しあげる)という語もあり、これがいかにも上下関係をイメージさせる語だったのであわてて情が出てきたのでしょう。しかしこれも、一部の市民が全体の市民を代表する人に依頼をする、という構図であれば、民主的な社会であっても「お願い」=上下関係であっていいのではないかとも思います。あそこに橋をかけてくれ、というのが(とくに単に公共事業がほしいだけの場合)、あきらかに一部の市民の利益しか代表しないものであれば、その場合において議員と陳情者が対等というのはおかしくないでしょうか。逆にリコール請求や署名活動の提出はやはり陳情ではなく要請とか要求がしっくりくるでしょうね。全体の利益をある程度広範に代表しているわけですから。  慰問は上下関係とはあまり関係ないのではないでしょうか。慰めることは、だれにでもできますから。むしろ「当事者―あまり関係のない人」の関係であるように思われます。もし上下関係をそこに感じるとすれば、戦中の軍隊慰問(芸能人が半強制的にゆかされた)の語感がいまだに残っているせいかもしれません。天皇の災害地訪問などは、むかしは「御幸」「御幸啓」といっていたくらいですから、「慰問」はかなり民主的になったといえるのではないでしょうか。

keiofan
質問者

お礼

ありがとうございます。私が思うことを代弁してくださったようでじっくり読ませていただきました。 諮問の意味合いは合っていてもやはり古いイメージは引っ張っているようです。私も「提案依頼の受託」とでも言い換えます。 市民が上ということが確認できたことは大きな自信になりました。感謝します。

回答No.1

諮問される側は、「有識者」や「委員会」ですよね。 そして答申を受けるのは、自治体側。 つまり自治体は下であるという表現ですので、 妥当だと思います。   陳情は、たしかに下から上へという意味ですが、 議会や関係官庁に実情を述べて、 善処を要請することを差しますので、 それほど気にするようなものではないと思います。   慰問は、 苦しみ悩んでいる人を訪ね慰めることの意味です。 慰めるという行為は、 上から下へ行うものではなく、 同一の立場にたって行うものですから、 蔑むようなニュアンスは皆無だと思います。              

keiofan
質問者

お礼

ありがとうございました。意味合いでは上下があっても実状は別ですね。また慰問についてもわかりました。ありがとうございます。

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