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公立の小学校では今も一人の教員が全教科を教えているのか

公立の小学校では、まだ一人の教員が担任をしているクラスのほぼ全教科を(音楽や美術などは専門の教員が教えるとしても)教えているのでしょうか? もしそうなら、その方式はやめて、一人の教師はその専門だけ教えるようにした方がいいのでは、という提案というか議論は、教育界で起こってはいないのでしょうか? 海外のある公立小学校を見学したのですが、担任がずっとつきっきりなのは1、2年生だけで、小学校3年から、どの教師も自分の専門教科しか教えず、時間ごとに教師が入れ替わっていました。この方が生徒も飽きず、緊張が持続して効率の良い授業が出来ると思いました。 ちなみに、日本より「遅れている」国だと思っていたのですが、その教育の質に正直、びっくりしてしまったのです。

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回答No.2

息子の通っている町立小学校の話です。 1,2年生は基本的に担任が教えています。2年生では算数で週に1回、学年の中で算数だけのクラス割りを作って、算数が苦手な子のクラスとそれ以外のクラスとで、レベルにあった先生が教えます。その中に”問題児”が居る場合にはケアが出来る専門の教師(いろいろタイプがありますが)が付くこともあるみたいです。 3年生以上になると、図工・音楽・体育・理科・パソコンなどは専門の先生が教えています。算数も提携している学年(3年と4年、5年生と6年とからしいですが)に専門の先生が居ればその先生が教えます。 問題は… 大きい学校だったら教科分・クラス数の教師を常において置けますが、各学年2クラス程度の学校ですと各教科の教師をそれぞれの授業に…というのはどう考えても無理… 提携している学年の中で最大限都合をつけるしかないみたい。それでも担任一人がずっと教えるより良いかと思っています。

antinezuo
質問者

お礼

具体的な話を伺えて参考になりました。お礼が遅くなって、申し訳ありません。ありがとうございました。

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回答No.4

結論のみ申し上げます。 文部科学省も,学力向上フロンティアスクールなどの調査研究事業で,小学校における教科担任制について研究を進めております。また,現在でも,高学年を中心に教科担任制による教科数の拡大を進めている小学校が,かなりあります。

noname#21592
noname#21592
回答No.3

幼稚園および、小学校、低学年、中学年までつまり10歳くらいまでは、日本のやりかたの方が、断然すぐれていると、思います。 最近の教育問題は、制度の問題ではなく、一番は、保護者の教育観の変化、特に、人間教育を言葉で希望しながら、現実は、偏差値教育を支持し、学歴偏重を支持する親が多く、その要望に安易に答え、教育理念を待たない、単に、生活費取得の手段として、公務員という教職に就いた者が、増えたこと、家庭教師や塾など、外部講師、偏重家庭教育者の東大合格率が、今や8割以上となり、国立大学入学コース=家庭での教育費支出の減少という、昔の公式が完全にくずれたこと。などです。 どこの国のどの学校のどのクラスを、見学または、入学されたか、存知ませんが、一部のエリート教育学校を基に、 国全体を評価するのは、大変、危険です。北朝鮮のピョンヤン大学を見ればわかりますよ。 現行の教育基本法を、よくお読みになれば、安易な世論で、科目別教諭を、小学校で、行うことの危険性は、理解でき、納得されると思います。 確かに、幼稚園から、科目、教科別教育を、すれば、成績は、みかけ上、相当、向上するのは、事実ですが、それに伴い、喪失する学校教育の通知表や進学テストで評価されない情緒教育など、人間として、必要なものが、取得できないことも、研究されています。 まず、教科別教諭方式を成功させる大前提として、先生と児童が相互信頼できる環境、つまり、同じ釜の飯を食ったという児童側の信頼感が無ければ、成功しません。日本で、なぜ、学校へ行きながら、家庭教師を、科目ごとつけて、東大合格に、望み、家庭教師オンリーで、学校へ行かず大検合格で東大に臨む者が少ないのは、学校での友人関係や集団教育、担任式教育が、捨てられないからで、現に、大学ですら、担任制やゼミ制が捨てられないでいるではないですか? ピアジェ理論とか持田理論、倉橋理論をお読みください。

回答No.1

一人の教師はその専門だけ教えるようにした方がいいのでは、という提案というか議論は、教育界で起こってはいないのでしょうか? こういった議論がおこっているかどうかは知りませんが、筑波大附属小学校は、教科専門と担任が教えることの混合タイプです。国立小学校は今後の公教育のための実験を行うことも目的にしていますので、全く考えられていないわけではないのでしょう。

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