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この構文の構造教えてください

finetoothcombの回答

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回答No.7

「なんかこの著者の英文感覚はあまり一般的とはいえない(正しいにせよ)」というようなNo.2の回答での私の直観を支持する結果が、得られてしまって驚いています。蛇足で済みませんが、報告します。 [1]著者の英語感覚自体が珍しいものであった。 英文データベースで... sure about anything なる用法は、予想外に少数(意外だったが)だし、その上、確認されたのはすべて明確な否定語を持つ否定文だった。つまり、冒頭の質問文(肯定文)の珍奇さを示す結果が得られてしまった。(BNC 僅か3例, cobulid僅か2例, それら合計5例は揃いも揃ってすべて否定文のみという異例の事実が得られた。)これは、へんだなぁという感覚から調べ始めた当初予想を上回る珍しさを示す結果と感じられ、この明快な結果には私自身が驚いた。まだまだ自分の感覚もいまいちなんだろうかなぁ、と思っていたからである。ところが量的データは逆を指していた。 be sure about anythingと、明快な否定語を持たない肯定文を書いてしまった(もちろん反語的/皮肉的な意味が含まれるが)著者自体の言語感覚自体が、現代英語の書き手としてはもはや一般的ではないことをデータは示していると判断した。 普通の「第二言語としての英語学習者」としては、希少語法を蒐集・検討することが目的でないから、極めて稀な用例に関与することは時間の損失であるし、言語感覚が損なわれるから避けたいところである。 とすると「該当質問英文に自然でないものを感じた」こと自体は、「第二言語としての英語学習者としては」、「成長中の適確な感受性」と考えても、害はなく、かえって外国語学習者として望ましい「希少例検出の感受性が順当に育成されてている指標」とさえ考えてもよかろう。必要以上に確信するのはいけないが、この一例に関しては、事実は事実として素直に喜んでよかろう。 [2]著者のパラドキシカルな修辞を多用する文章スタイルが原文で確認された。 原文を探し出した。著者は、パラドキシカルな修辞を好んで多用していた。入試問題としての提示された英文の冒頭で著者は、 One of the few predictable things about evolution is its unpredictability. といきなり、predictable と unpredictability という反意語が併置され修辞を成している。論点も、遺伝子学や進化論の生物学から政治、歴史の話に及ぶ。論点の展開の広さが特徴である。 そこから8文目に、質問文がある。 However, if we can be sure about anything it is that humanity will not become superhuman. この文章でも、humanity と superhuman という相補的な語でパラドキシカルというか、ある意味ではトートロジーのような目立つ表現修辞を用いる。humanityが super・humanにならないのは語義からも自明でなんか不自然だが、アイキャッチとしては目を引く。、相当に修辞面での特徴をもつ著者である。(論理性というよりは)パズル的表現を好む著者ともいえる。そういう方の手になる文章であることがわかって、謎が解けた。不可解な感覚を、一瞬読者に与える表現技法を、著者は意図的に好んで用いている。世の中にはいろんな人がいるからまあいいか、と思う。が、こういうものも受験英語として視野に入れねばならないのか、と思うと、一体日本の英語教育は何を目標にしているのか?と考えざるを得ないのも正直な気持ちである。ただし、前後の文脈さえあれば正確に読解できるし、やはりきちんとした文法知識をもっているものほどこういう一見はぁ?という文章の読解には強いであろう。しかしすごいものだ。 今回は自分の感覚に関して裏付けを得られ多少嬉しい気持ちだが、今後間違いをする可能性はいくらでもあるので、その際は、いつもどうりいろいろご指摘をいただければ幸いです。今回は、私の感覚は、あっているように思え、よかった。

monmonmon
質問者

お礼

回答ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

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