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makeについて
センター試験レベルの文法問題です。 He couldn't make the television ( ) 1. working 2. work という穴埋め問題ですが、このmakeは作為動詞(O(目的語)をC(補語)の状態にする)ですか?使役動詞(OにCさせる)ですか?僕は1にしましたが、正解は2でした。僕の解釈だと作為動詞、正解選択肢だと使役動詞となりますが、どうも使役という感じがしません。TVに「『強制的に』機能させるように」というのはあまりにおかしな感じがします。むしろ作為動詞として捉えたほうが無難な気がするのですが、結局どこが間違っていたのでしょうか?先生は「make+O+doing」はないとおっしゃっていましたが、その説明はどうかと思います... 是非アドバイスお願いいたします! あとmakeに限らず、これに関する知識であれば学びたいので、他の要素も付け加えて頂ければ幸いです。
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作為動詞、使役動詞云々についての解説は私には出来ませんが、 make という動詞は、物事や人の動作や状態を「変える」ということに主眼があると思います。ですから、make という動詞の提示しているテーマは、この場合、work か don't work(doesn't work) かにあると思います。working か not working かという「現在の状態」(work, don't work より状況が限定されるので意味が狭くなる)に主眼があるのではないと思うんですね。 仮に、He made the television working.という文を書いてみた場合、この文は、He made the television work.(テレビを「動く」ようにした。直した。)ということと、The television was working.(テレビは移っていた。状態。)ということを一緒くたに言おうとしているようで、「主眼」がぼけた表現になってしまう気がします。 これがたとえばsee のような動詞ですと、「変える」ことよりも「状態」を受け止めていることに主眼が移りますので、I saw the television working.(テレビが「ついている」のを見た。状態。)といっても違和感は無いように思います。 感覚的なコメントで申し訳ないですが、動詞の働きの「主眼」がどのようなものであるかによって、補語に取られる品詞の形にも相性があること。work よりも working のほうが局面や状態が限定されるために、意味としては狭くなること。それゆえ、ここではwork のほうが相応しく感じられること。以上が私の言いたいことでした。
お礼
ありがとうございます! もちろんおっしゃるような感覚は分かるのですが、あくまでもこれは文法問題として出題されていますので、どうしても文法的な説明が求められるので...