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資本金、法定資本について

法定資本ってなんなんでしょうか? 調べた所、 「株主から払い込まれた資本のうち、会社が資本金とした金額」 だということはわかりました。企業が最低限維持しなければ ならない資本だとも。 資本が、資本準備金・利益準備金の区別があることも理解している のですが、資本金(法定資本)ってなんなのでしょうか? 「企業が最低限維持しなければならない」というのがいまいち よくわからなくて。 資本準備金も資本金も、資産としてあるわけですよね。 業績が悪化しても取り崩すことができないということですか? 株主の責任はどうなるのでしょうか? 理解が不足でして、まったくわかってません。 ご協力お願いします。

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回答No.3

株式会社が設立されると 現金等の資産  100 /資本金  100 だけの貸借対照表ができるのは理解していただけると思います。ここでは資本準備金は主に株主から払い込まれた現金等のうち資本金にしなかった部分なので考えないで下さい。数値も簡略化してます。 その後胃液を獲得して儲けたとしましょう。その時のB/Sは 諸資産  100 /資本金   100          未処分利益 50 となりますよね。 そして利益を株主に配当する時、もし未処分利益の金額以上に配当してしまうと、 未処分利益 50 /現金  60 資本金   10 のような仕訳になるのはわかると思います。 これでは設立時に払い込まれた資本金を維持していませんよね。最低限維持しなければならないというのは、上記のように資本金を減らすような利益配当をしてはいけないということを意味しています。このため、資本金が減少するのは主に減資の時か以下の場合になります。 ここで主にと言いっているのは仕訳で資本金が借方にくるのは連結等であるということですので、資本維持の観点からでは減資の時と以下の損失処理の場合だけだと考えてください。 次に >業績が悪化しても取り崩すことができないということですか? ですが、業績が悪化した場合 仕入100 売上     50      未処理損失  50 とすると、 B/Sは 諸資産  50 資本金    100        未処理損失  △50 となりますよね。△はマイナスです。 この場合、損失処理として 資本金 50  /未処理損失  50 という仕訳をきりますが、これは会計学上は資本金の取崩しではなく、ありのままの数値に修正する当然の処理ということになります。資産が現実に50しかないのに資本金が100もあるのはおかしいので、当然の修正ということです。 次に株主の責任ですが、簿記上はまったく関係ない問題です。法律上、株式会社の設立時にすでに既存株主の責任はすべて履行されていますので、会計上資本金が動いたとしても既存の株主には関係ありません。しいていうなら株券の価値が変わるだけです。これは株主側の問題なので、会社側には関係ありません。 説明がくどくなってしまったかもしれませんが、わかっていただけたでしょうか? もし理論的な背景を掘り下げたいのであれば、読みやすいと思った「~会計学~」とか「~財務会計論~」という題名のついた基本書を読んでみるといいと思います。面白いと思えればより上位の簿記に進めると思います。

tarou03
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 なるほど、わかりやすい説明ありがとうございます。 「最低限維持しなければならない」というのは、配当制限するための ものなのですか。ふむ。 すこし、会計に関する本を読んでみようと思います。 財務諸表の読み方を知ろうと思い、それなら基礎からと思い立ち 簿記をはじめました。 2級をやってるのですが、肝心な所の説明がなくつまらない。 なんか暗記すれば解けるみたいな感じで。うーん、て感じです。

回答No.2

回答が不透明だったようなので補足します。 会計学上の資本金が商法上の法定資本なので、同じです。 同様に会計学上で資本準備金、利益準備金を 商法上は法定準備金と言います。

回答No.1

こんにちは >法定資本ってなんなんでしょうか? 会社が維持すべき純資産の最低額として商法が定めているものです。 >株主の責任はどうなるのでしょうか? 株主は出資した金額のみ責任を負います。 専門的な言葉で言うと有限責任社員と言います。 これに対して合名会社や合資会社は無限責任社員と言って、会社が倒産した際に資本金を超えた金額のマイナスがあっても家財を押さえられたりしてすべてを払わなければなりません。 株式会社や有限会社で業績が悪化した場合は、経営をしている取締役が責任を負います。資本と経営の分離が行われています。 ですので、株主は支払った金額以上の責任は負いません。 株券がただの紙切れになるだけです。

tarou03
質問者

補足

回答ありがとうございます。 「会社が維持すべき純資産の最低額として商法」というのがわからないのですが、 株主が出資した金額のうち、剰余金となる部分もあるわけですよね? 「株券が紙切れになる」という事は、剰余金の分まで株主は責任を負うということなんでしょうか? うーん。 で、その法定資本(資本金)として「維持すべき純資産の最低額」というのが わからないのですが、法定資本を割り込んではいけないということですか? 質問が悪かったみたいで申し訳ないのですが、 もうすこし詳細に教えていただけませんか? 初心者なもので申し訳ありません。

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