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中国本土での台湾人投資の質問

・中国と台湾は国交がなく敵同士なのに、なぜ台湾の投資家は中国に投資しているのでしょうか? いつ没収されるかわからないリスクがあるのに、 どうして投資しているのでしょうか? ・それとテレビで見たのですが、中国本土のなかに 台湾人の街があるのも上記の理由で理解できません。 彼らは束縛も受けず普通に暮らしています。 どうしてでしょうか? 知っている人がいましたら教えて下さい。 よろしくお願い致します。

  • 経済
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  • ベストアンサー
  • kaaco
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回答No.2

 まず中国本土では台湾は広東省や四川省などと同じく、中華人民共和国の中の一つの省=台湾省であると認識されており、広東省出身の人を広東人と言うように、台湾に住む人を台湾人と認識しています。  また香港特別行政区の香港人と同じく同胞と呼ばれて、外国人とは扱われません。老若男女、彼らが本土に入ることは「回郷」と言われ、字のごとく、郷に戻るという意味です。 中国本土で発行される地図には台湾も国土として載っています。  (台湾が中国をどう認識しているかは、長くなりますので他で調べてみてください)  政治的建前上,台湾人も同じ国の人なので、中国政府は台湾人も同じ中国人として国内に住むことができますし、先住民族を除き今台湾や香港にいる人50代以上の人の半数以上は数十年前に政治や戦争などの理由で大陸から渡って来た人たちで、大陸と深い血のつながりを持っていて、今も大陸に親戚がある人がほとんどです。  つまり彼らにとっても大陸は祖国であるわけです。  投資に関しては、機会があればですが一度中国大陸に行ってみればよくわかるかと思います。  中国は内戦や、文革、社会主義の結果、20世紀末まで経済発展が他の地域より大幅に遅れていました。 (一般に日本と20~30年の経済発展の差があると言われています)  日本の30年前を考えてみると、東京にマクドナルド一号店が出来たとき、その珍しさから人々が連日行列した状況が、今の中国にちょうどあてはまります。  コンビニエンスストア、ファミレス、冷凍食品、コーヒーにケーキ、先進国では当たり前の生活物資が、中国では何もかも新鮮で、新しいものとして受け入れられます。中国国内でそれを作る技術も、会社もまだない今、それを一番に売り出した者が儲けを得られるのは確実となっています。  ちなみに中国国内ではチーズやバターをつくる乳製品の技術がないので、すべてが輸入品です。今この業界で中国に進出する企業があれば、大変儲かるのではないかと私はにらんでいます。  たとえ将来的な政治的リスクの懸念があっても、10億人の市場はそれを越える目先の利益があります。  その将来起こるかもしれない政治的なリスクは台湾だけではなく、日本を含めた中国に投資する全ての国が同じように懸念する部分であると思います。  実際に今も会社設立や投資には細かい制約がありますが、台湾人は日本などの他の外国の手続きよりもはるかに優遇されており、むしろ自国の発展のために、中国自体が台湾や香港の投資を招いている状況です。    過去の中国政府の言動から見ると、どんな突拍子もない行為をするかと日本人は心配してしまいますが、オリンピック開催やWTO加盟などで、中国はすでに世界標準の国として順調に発展していますし、逆に10年後、20年後をにらんで台湾や香港から本土に戻ってくるお年寄りや、移住するビジネスマンも増えています。    資本主義社会に生まれた私たちには社会主義の生活がどんなものだったか、少し理解しがたいものがありますが、経済開放した中国は今確実にものすごいスピードで発展し、人々の生活レベルも急速に向上している、世界一の成長株なわけです。  起こりうるかもしれない政治的リスクを考えても、損のない投資だと世界が認めています。    たいへん長くなりましたが、ご参考までに。

tuiteru7
質問者

お礼

ありがとうございました。大変参考になりました。 まず中国本土では台湾は広東省や四川省などと同じく、中華人民共和国の中の一つの省=台湾省であると認識されており、広東省出身の人を広東人と言うように、台湾に住む人を台湾人と認識しています。  また香港特別行政区の香港人と同じく同胞と呼ばれて、外国人とは扱われません。老若男女、彼らが本土に入ることは「回郷」と言われ、字のごとく、郷に戻るという意味です。 台湾人は日本などの他の外国の手続きよりもはるかに優遇されており、むしろ自国の発展のために、中国自体が台湾や香港の投資を招いている状況です。 中国が上記のように考えているのがわかりました。 台湾人を日本などの他の外国の手続きよりもはるかに優遇しているとは思いませんでした。 疑問が晴れました。ありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • feeder
  • ベストアンサー率34% (48/138)
回答No.1

中国(中華人民共和国)と台湾(中華民国)の関係はかなり微妙なものですが、基本的には政治と経済は別という感じです。 台湾は国連には加盟していませんし、もしも加盟しようとしたならば中国が猛反発するのは明らかです。 対してAPEC(アジア太平洋経済協力)には中国と台湾の両国とも加盟しています。

tuiteru7
質問者

お礼

ありがとうございました。 基本的には政治と経済は別という感じです。 ということですが、大事なお金がからんでいる ことなので、台湾の投資家が中国に投資する心理が わかりません。 常識的にはやっぱり投資しないと思うのですが、、、。

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