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骨組織の主成分
脊椎動物の骨格の主成分はリン酸カルシウム,これに対して,無脊椎動物の外骨格などは炭酸カルシウムがその主成分とされています. いずれも動物の体を支える「骨」のこの成分の違いにはどのような生理的な意味が考えられるのでしょうか? 進化の過程(?)で脊椎動物がリン酸カルシウムを選択した理由なども含めて教えて下さい.
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質問者が選んだベストアンサー
何方もお答えにならないので,全く責任は持ちませんが聞きかじりの知識で…。 脊椎動物の骨基質はコラーゲンであることはご承知のことと思います。骨やウロコはコラーゲン繊維が規則正しくならんでいます。また,節足動物の腱はキチンがベースですがこれも繊維が規則正しくならんでいます。規則正しくならぶと,どうしてか私は知りませんがリン酸カルシウムが沈着するようです。(なぜなのかは専門家の方にお任せします。) 一方,節足動物の殻はキチンがベースですが不規則にならんでいます。規則性がないと炭酸カルシウムが沈着するようです。 外骨格といいますが,あくまでもクチクラ(殻)は保護膜にすぎないからなのではないでしょうか。我々の骨のようにかかる力によりその分子の配列を変えるようなことは出来ないそうですし… 全くいいかげんな話ですいませんが,専門家の方の回答の発端になれば幸いです。
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- kuma-ku
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回答No.1
こんにちは 専門外ですが、質問が面白そうなので調べてみました。 以下のURLはいかがでしょうか?
質問者
お礼
早速の回答,有難う御座います. リン酸カルシウムがカルシウムを血中に再供給するのに便利なスタイル,というのはヘェ~というか,なるほど!がってん致しました.これは突破口になるかも. でも,昆虫はどうなのでしょうか?
お礼
ご丁寧に有り難うございます。 海産の無脊椎動物はカルシウムの排出に余念がないように見えますが、脊椎動物だけなんでしょうか、巧妙なカルシウム備蓄・供給システムを持つのは(水棲、陸棲無脊椎動物は食物オンリー?)?