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醗酵菌と腐敗菌の対決
バイオ実験で腐敗菌と醗酵菌を戦わせてみようと思います。 一般的に醗酵菌のほうが腐敗菌よりも強いと聞いたので、腐らせた牛乳の中にヨーグルトを入れてみようと思います。 そうすると、腐った牛乳は食べれるようになるのでしょうか? また、環境によって醗酵の時間などに差が現れるのでしょうか? 最後に、こんな実験もやってみたらおもしろいのではないかというものがあったら教えてください。 よろしくお願いします。
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しかも、腐敗という現象は、かならずしも、腐敗菌がたくさんいるというだけのことではありません。腐敗菌が作った、様々な毒や、悪臭物質などができていますから、もし、後から発酵菌が増えたとしても、それらが取り除かれるわけではありませんので、食べられるようになるわけではありません。ですから、決して食べてみてはいけません。(腐敗菌が作る毒には、加熱しても壊れないものもありますから、腐ったものは加熱しても食べられません。) 腐らせた牛乳に発酵菌を入れて、それが腐敗菌を追い越して増えるかどうかですが、これについては、答えは予想できますが、あえて書きません。 もし、実験をするなら、まず、腐った牛乳をつくっておいて、 新しい牛乳に、 1.腐った牛乳のみ入れる 2.腐った牛乳を入れて、半日~1日後にヨーグルトを入れる 3.腐った牛乳とヨーグルトを同時に入れる 4.ヨーグルトを入れて、半日~1日後に腐った牛乳を入れる 5.ヨーグルトのみ入れる 6.何も入れない(新しい牛乳のみ入れる) というふうに、条件を振ってやれば、腐敗菌と発酵菌のどちらが、どのように強いのかが分かるのではないでしょうか。 できれば、容器は、熱湯消毒したものを使うといいと思います。
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- nozomi500
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>腐った牛乳は食べれるようになるのでしょうか 乳酸菌の活動は、「牛乳」を栄養源にしてヨーグルトを作っているわけで、 ヨーグルトは「牛乳からの生成品」です。(乳酸菌そのものを味わっているわけではない) いくら「乳酸菌」が強くても、「腐敗物」を栄養源にしてヨーグルトが出来るとは思えません。 (鉄骨建築と木造建築のどっちが強いか、対決するとして、鉄骨を材料に大工さんが木造の家を建てようとするようなもんじゃないですか?)
お礼
どうもありがとうございました。 御礼が遅くなってしまってすみません。 実験の参考にさせていただきました。
腐敗と発酵は原理は大雑把な原理は同じですよ。 双方とも微生物による分解で人間にとって有用なものが 発酵。有害なものが腐敗と呼ばれています。 人間が勝手にそう呼んでいるだけですね。 一般には乳酸菌や酵母菌が「発酵菌」と呼ばれている わけですが・・・ えー#1さんもおっしゃっていますが,腐敗したものは やめたほうが良いですね。食中毒にも二通りあって一つ はその菌そのものが病原性である場合,もう一つはその 菌によってできた物質が毒である場合。腐敗ということ であれば主に後者なので菌がいなくなってもNGという ことです。同じ発想で「火を通せば何でも食える!」 という方がたまにいますが・・・まねしないように。 どっちが強いかは条件次第ですよ。環境に適した方が 一般的に勝ちますし,種類によっては自分以外の菌類 が増殖しないような毒を出すものもありますからね。 (アオカビから抗生物質のペニシリンの話は有名) まあ,面白いといえば面白いですね。 ただ腐った牛乳に含まれている菌がいつも同じとは 言えませんから再現性に乏しいので学術的な価値と してはやや???ではありますが。 余談ですがヨーグルトなんかに入っている乳酸菌は 長年厳しい戦いをくぐりぬけてきた,いわば乳酸菌 の中でもエリート集団です。そういう意味ではその 辺の雑菌なんかじゃ勝ち目はないともいえますね。 ましてや培地が牛乳では乳酸菌にとってはホーム グランドも同じです。まあ乳酸菌が勝つんじゃない?
お礼
お礼が遅くなってしまってすいみません。 どうもありがとうございました。 実験の参考にさせていただきました。
お礼
御礼が遅くなってすみません。 どうもありがとうございました。 詳しく実験方法まで教えていただいて。 また機会があればよろしくお願いします。