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食品に存在している菌の数について
食品衛生学実験の結果についてです。 1番外側のサラダ菜(実験日の前日に店で購入)を 冷蔵庫で保存、水で洗って 標準寒天培地で菌数を調べたところ、1gあたり、 3.2×100000個の菌が存在していることが分かりました。 この数は、一般的に多いほうなんですが? これぐらいの菌は普通は存在するものですか? 他の班のデータとして、 冷蔵庫で保存、水洗い、外側、状態良好の レタスで4.5×100000個の菌がいることが分かりました。 ヨーグルトなんかは、冷蔵保存→実験ではじめてふたを開けた にもかかわらず、3.0×10000000個以上の菌が存在することも 分かりました。 このサラダ菜は腐敗しているのでしょうか? 形状・色・鮮度は良好で、菌は沢山いましたが 腐敗しているとは考えられないのですがどうなんでしょうか? そして、衛生的に取扱われていたとはいえないのでしょうか? ヨーグルトでどうしてこんなに沢山の菌がいたのかも教えて欲しいです。詳しい方、よろしくお願いします。
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>これぐらいの菌は普通は存在するものですか? 普通だと思います。 >このサラダ菜は腐敗しているのでしょうか? 質問者様の皮膚にもそのくらいいます。質問者様の皮膚は腐敗していますか? >そして、衛生的に取扱われていたとはいえないのでしょうか? 存在している菌の数だけではなく、菌の種類が重要です。 大腸菌群や腸球菌等は食物の糞便汚染の指標となりますから、こういった菌が多いと問題になってきますね。
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- biobiobio1
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大学の4回生の時に野菜に存在する菌体数のカウントを行っていました。 自分の経験からスーパーで購入した野菜には食品衛生法ギリギリの生菌数のものが多くありました。 これは収穫から消費者の手に渡るまでに湿度のある環境下で人の手に触れたりすることで本来野菜にいなかった菌まで付着してしまうようです。 実際に畑で栽培されている野菜(無農薬、農薬散布済み関係無く)は市販のものと比較すると1/10~1/100程度しか菌がいません。 むしろ、素手で水洗いした後の方が多くなることもあります。 さらに、冷蔵庫やそれに近い低温条件で保存していても菌体数は増加します。 なので、野菜が栽培されていた土地に微生物が多いのではなく、流通の過程や小売店の扱いによって安全ではなくなってしまいます。 余談ですが・・・ 自分が研究していた植物工場(一般的な野菜工場で使用されている蛍光灯やLEDとは違う光源を利用している←現在、唯一商業ベースにのせてペイできる)で栽培した野菜にはだいたい数十~数百cfu/gの菌しか存在しないので露地栽培と比較すると3倍くらい長持ちしますよ。
お礼
とても詳しい回答ありがとうございました。 理解するのに、大変役に立ちました。
- TEOS
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ヨーグルトは乳酸菌だと思います。 野菜類は、土に触れているため、土中菌・落下菌など菌の付着は 多いと思います。仕方が無いと思います。こんなものかも??? 包装食品で、無酸素状態で、ケーキ類等の焼き菓子の場合、 5000個超えてるなら、発酵していると思います。 一般生菌&乳酸菌が存在。 だんだん膨らんでくる。 昔、食品保存の研究してました。
お礼
大変参考になりました。 ありがとうございました。 理解が深まりました。
- nonnon1190
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>ヨーグルトなんかは、冷蔵保存→実験ではじめてふたを開けた にもかかわらず、3.0×10000000個以上の菌が存在することも 分かりました。 それって乳酸菌ではないのですか?
お礼
私も乳酸菌だと思っていました。 答えに自信がもてました。 ありがとうございました。
お礼
大変参考になりました。 普通にこれくらいの菌は存在する、 腐敗していないと思っていましたが 自信が無くて・・・。 大腸菌群や腸球菌等が存在しているか分からないと、 衛生的に取扱っていたのか分からないということも 詳しく理解できました。 ありがとうございました。