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昨日の池上さんといつやるの今でしょのトーク番組で
池上彰さんは、日本は(モノ作り)手先が器用だが慢心してしまったから、没落したとおっしゃってましたが、結局中国に生産を工場ごと取られたから日本人の子育て主婦の内職などがなくなったと何故言わなかったのでしょうか?それが腑に落ちませんでした。今や1ドル=8元、1ドル=144円です。もう、いい加減生産工場を日本に誘致して昭和の頃の活気を取り戻し、メイド・イン・ジャパンを広めるべきなのに、巷にあるのは未だに、メイド・イン・チャイナばかりで辟易していませんか。
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近年、製造業が生産工場を中国などから日本国内に戻す動きはあります。また台湾の企業が熊本県に大規模な半導体工場を作ったように海外からの工場進出の動きもあります。 ただ、日本に戻す理由が海外の労働者の賃金上昇や新型コロナ対策などであったことを考えると、こうした動きの背景には日本人の賃金が相対的に安くなっていることもあり、手放しで喜べることでもないと考えます。(下の引用は「2023年版ものづくり白書」経済産業省) https://www.meti.go.jp/report/whitepaper/mono/2023/pdf/honbun_1_1_3.pdf コロナ禍でできなかった海外旅行に、最近になって久しぶりにでかけた人は、(回答者を含めて)円安の影響もあり(ミネラルウォーターでさえ日本と比較すれば高いのでヨーロッパへ何本も持っていきました)日本が貧しくなったという印象を持っただけでなく、日本の存在感が薄れていることに気付かされます。(以前には行われていた観光名所での日本語ツアーがなくなっていたり、日本語のパンフレットが作られなくなっていたりする例もあると日本人ガイドが話していました。)どこの観光地でもまず目立つのは中国圏からの観光客です。 過去の成功体験がかえって仇となって新しい時代の変化についていけなくなることは、近年の日本経済に限らず日本の歴史には幾度もありました。そのたびになんとか乗り越えてきたので、過度に悲観的になることはありませんが、少子高齢化で若い世代が減っている点だけは過去と大きく異なります。日本が世界の変化についていくどころか、変化そのものを拒んで「昔は良かった」と考える高齢者ばかりになってしまうことには警戒すべきでしょう。
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- eroero4649
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>いい加減生産工場を日本に誘致して それを一生懸命やろうとしたのが「平成の失われた30年」でした。日本中の地方自治体が、工場誘致に躍起になりました。土地を無償で提供、電気代に助成金、10年間水道代無料などの様々な特典を用意しました。土地代無料とか水道代無料なんて、とんだ大盤振る舞いですよ。 でもそれでも工場を建設する企業はありませんでした。そもそもその当時はどこも生産能力が過剰な状況で「新しい工場が必要」という需要がありませんでした。それに加えて、そのような助成があっても中国に工場を作る方が当時は安かったのです。だって当時中国の人は時給数百円で働いてくれましたからね。 そうしている間に、日本の生産能力と技術は失われてしまいました。今は中国も高コストになってきていますが、例えば洋服を中国で作ると高いから日本で作ろうとなっても、同じ品質のものを大量に作る技術も設備ももう日本は失われているのです。 それより今は、洋服だとベトナムやミャンマーやバングラディシュで作ったほうが安くて大量にかつ柔軟に作ることができるのです。聞くところによると、バングラデシュ人てめっちゃ真面目に働くんですって。 世界で初めて産業革命を起こしたのは、イギリスです。かつては世界の生産工場でした。で、今からイギリスが150年くらい前の栄光を取り戻せるかというと、それは無理ですよね。同じように、今から日本が1970年代、80年代の活気を取り戻せるかといったらそれは無理です。 だってあの当時「24時間タタカエマスカ」といってたんですよ。今そんなこと、若い人もおじさんもみんな無理じゃないですか。 それに時代はもうハードウェアの時代ではありません。きっと質問者さんは「いいモノを作れば、きっと売れるだろう」と思ってると思いますが、それは幻想です。いいモノを安い値段で作ればきっと売れると信じてやってきてしくじり続けてきたのが「失われた30年」なのです。 例えば近年の家電のヒット作で、ダイソンの「羽のない扇風機」というのがありますね。たかが扇風機で7万円以上するシロモノです。横には日本のメーカーの、1万円もしなくて壊れない扇風機が沢山並んでいます。ダイソンのボッタクリのような値段の扇風機より、日本のメーカーの扇風機のほうがずっと安くて壊れることもないし、扇風機として十分な性能を持っています。でも市場の勝者はダイソンです。ダイソン1台分の売上を出そうとしたら、7台以上も売らないといけません。7倍も売れるわけがないです。 サンヨーは、エネループという素晴らしい充電池を作りました。エネループはニッケル水素電池なのですが、ニッケル水素電池は特性として「継ぎ足し充電ができない」という欠点がありました。しかしエネループはその欠点を克服して継ぎ足し充電ができる性能を持っていました。 他にサンヨーは、ザクティというデジタルカメラを出していました。ムービーつまり動画を重視したカメラでコンパクトで操作性も良く、しかも防水性能もありました。もし今あったら動画撮影用カメラとしてまあまあヒットしたのではないかなと思います。しかし当時はインスタどころかYouTubeもない時代でした。時代が早すぎた。 小粒ながらいい製品を出していたサンヨーは、結局売却されるという形でなくなりました。「いい製品を手頃な値段で出せば売れる」というのは、幻想なのです。 何事においても、過去の栄光にすがりつくようになったら終わりですよ。
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ダイソンぼったくりなのにみな庶民はありがたがるふしぎ。
- okvaio
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メイドインチャイナは、一時期、コスト安で全盛を誇りましま したが、今や、半導体問題を皮切りにコストが高くなってきている 中国から撤退する企業が増えてきています。 日本も国内生産に切り替えている企業も増えつつあります。 海外生産拠点では、人口増加国のインドにシフトしている状況に あります。
お礼
バングラデシュとか最近良く見ますね。
- chiychiy
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こんにちは >結局中国に生産を工場ごと取られたから日本人の子育て主婦の内職などがなくなったと何故言わなかったのでしょうか?それが腑に落ちませんでした いえませんよね? この方しらっと笑えないくらい間違ったことばかり発信していますし テレ朝は朝日と連動していますから、ある意味あっち系です。 経団連も同じですし、リベラルがメディアを仕切っているので テレビなどで持ち上げる人の、言葉はとても偏っています。 NHKも中国人の偽りの報道に対して真実を述べていません。 >メイド・イン・チャイナばかりで辟易していませんか。 そうですね。 コロナ前のインバウトで中国人が、買い物して中国製だと判ると買わない 後でで判ると返品しに来ると言ってました。(笑) ブランド物も中国で買うと偽物をつかまされるかもと。 製造業は中国に移したことで技術だけ抜かれてしまっています。 ただ今は中国も高くなっているので、ベトナムやインドネシアに 移しているものもありますよね。 アイリスオオヤマは日本に戻しているものもあります https://wedge.ismedia.jp/articles/-/27955
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有り難うございました。
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