• ベストアンサー

時間は止まることがないのか

decidrophobの回答

回答No.16

>私が文脈から勝手に読み取ってしまいました。物理学では、そこから何かを導きだす有用性がないので、公理としないのですね(特殊な場合を除いて)。 これは、私の言いたいことがぜんぜん伝わっていません。 もし、実際の公理系などの扱いに bofd さんがなれていないようでしたら、 公理系関係の議論は無視されたほうが良いと思います。 >よく考えてみたのですが、物理学は「運動」について考える学であり、「存在」について考える学ではないですね。 まあ、これは基本的には間違っていないのですが、 せっかく「静学」の話をしたので、 運動以外を扱う分野もあることは認めてください。 >つまり、この問いは物理学の範疇ではないのだと思います。 どうなんですかね? 私は、物理学的に「説明」はしたつもりなんだけど。 つまり、明らかに物理学の範疇であり、 また、現状では、物理学以外に何か「論理的にご質問に白黒つける形で答える」知的体系は存在しないと思いますけど。 他の人も、「流れるか、流れないか」の白黒みたいな単純な議論はしていませんが、 流れ方についてはいろいろ言ってくれていますよ。 bofd さんのリアクションでは、どのような説明をすれば満足されるのか、現状ではわけがわかりません。 >これも、「今のところは」という括弧つきのもので、時間を越えるパラメータが発見されれば、解決すると思います。 どういう意味で「超える」のか、よくわかりません。 p.s. 頭をリフレッシュされてから、 これまでの皆さんの回答を読み直すと良いと思います。 なにか、建設的なコメント、もしくは新たな回答が出るようでしたら、再び議論に参加させていただきます。

bofd
質問者

補足

>これは、私の言いたいことがぜんぜん伝わっていません decidrophobさんが仰るように、私は公理系の扱いになれていないので、意図を汲み取れなかったのだと思います。 以下の部分 >時間が「流れる」ということを公理に入れるというのは、あまり意味がありません。 というのも、「流れる」ということ自体には、あまり豊かな数理的内容がなく、 公理で性質を規定するに値しないからです。 「意味がない」、「値しない」というところから、「有用性」がないというのを導いたのですが、的はずれだったようです。 自分で「証明」と言っているのに、どうすることが「証明」なのか、定義できていないのかもしれません。 公理系については、追々学ぶことにします。 >せっかく「静学」の話をしたので、 運動以外を扱う分野もあることは認めてください。 すいません。無視したつもりはなかったのですが、触れていませんでしたね。 マニアックな学問もあるんだなと関心しました。decidrophobさんの回答には、必ずと言っていいほど、自分の知らない分野の話が出てくるので、理解するのもままならない状態です。知識量の違いを痛感します。 >私は、物理学的に「説明」はしたつもりなんだけど。 「この問いは物理学の範疇ではない」というのは、極端すぎたと反省しています。 decidrophobさんの物理学的な時間の説明からもわかるように、物理学では、「物体の運動」から「時間」を、間接的に把握するのだと思います。逆に言えば、「物体の運動」のない場所では「時間」を問うことができない。そういう観点で、物理学では問えない時間があると思います(「静学」については無知なのでわかりませんが)。ただ、この「物体の運動」のない場所での時間というのは、人間にとっての普遍的な時間から外れているので、まさに >とりわけ自然科学の議論では、抽象論ではなくて、具体的な感覚が重要 という点で、不毛な考えというのも否めません。 >どういう意味で「超える」のか、よくわかりません。 No.6のお礼にも書いたのですが、 時間を川に例えると、川が存在しているかどうかを知るためには、その背景となる地平、岸が必要で、人はそれを認識することができないから、時間の存在を問うことができないのだと思いました。ただ、時間は川ではないので、存在の仕方が全く違うのであれば、この考えも当てはまらないかもしれません。時間については謎だらけです。 仰るように、考えを反芻する時間がもう少し必要だと思います。 不出来な者に付き合っていただいて、本当に感謝しております。

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