• 締切済み

人間の進化について

どこかで、その昔、ホモサピエンスとネアンデルタール人が交雑して進化した子孫は遺伝子的に強くなり、寒冷地に適応したネアンデルタール人の遺伝子が役立ち生き延びることができた、と読んだことがあります。(素人なので表現や言い回しに誤解があったらご容赦ください) この理論は、現代の異人種間の交配にも適応できますか?人は交配が進めば進むほど、あらゆる人種の遺伝子を取り込むので、交配が少ない人より生物の種として病原体につよく免疫がある、ということは言えますか? それとも、どの人種でもホモサピエンスとしては同じヒトであるから、人種間の差は、ホモサピエンスとネアンデルタール人の差ほど大きくないため、交配しても種として強くなるようなことはないでしょうか。

みんなの回答

回答No.4

概ねあなたの考察の通りです。

  • eroero4649
  • ベストアンサー率31% (10479/32958)
回答No.3

>ホモサピエンスとネアンデルタール人が交雑して進化した子孫は遺伝子的に強くなり、寒冷地に適応したネアンデルタール人の遺伝子が役立ち生き延びることができた 「という説がある」という話で、証明はされていないでしょうね。 ネアンデルタール人の遺骨からDNAを取り出すことに成功して、それを調べたら我々の中にネアンデルタール人のDNAが見つかったって話ですね。「それによって耐寒能力を得た」となると相当大規模な交配がないといけませんが、そこまでのことではなかったんじゃないかなあ。主に父親系が残ってるみたいなので、どうもマッチョ好きの一部の現生人類の女性がマッチョなネアンデルタール人に抱かれたことが多かったようですね。 我々現生人類における異人種の交配がどう影響するかはなかなか難しいテーマですね。八村塁選手を見ると「そりゃNBAであれだけ活躍するとなるとアフリカ人の血は必要だよな」と思います。けれど大谷翔平選手はご両親は日本人なわけでして。 けれど大谷翔平選手のご両親はどちらもスポーツ選手で、しかもお父さんは身長182センチ、お母さんも身長170センチあるそうですから、恵まれた体格はご両親譲りといえます。 他の方も指摘していますが、現生人類の遺伝子の多様性からいえば、モンゴロイドとコーカソイドとの間の多様性より、ネグロイド同士の多様性のほうが幅広いそうです。アフリカには、最も背が高い民族であるディンカ族と最も背が低い民族であるピグミー族が存在しています。 理屈の上では、一番運動能力が優れている人と一番運動能力が低い人、また一番(遺伝子的に)頭がいい人と一番(遺伝子的に)バカな人はどちらもアフリカにいるはずなのです。 病気に対しては、それぞれの進化があると思います。コロナパンデミックが始まった当初、アメリカではアフリカ系の死亡が目立ち、アジア系がほとんどいませんでした。コロナは中国由来ですから、東アジア人にはコロナに対する何らかの免疫があるのではないかと話題になったことがありました。「ファクターX」と呼ばれましたね。 そうこうするうちに、コロナの変異のペースの方が早くて毒性が低くなっていったのでファクターXはあまり話題にならなくなりました。 またアフリカ系だけに見られる遺伝病として、鎌状赤血球症というのがあります。近年、この鎌状赤血球はマラリアに対して耐性を持っていることが分かりました。アフリカにはマラリアが多いので、生存に有利に働いたのでしょう。 日本人は欧米人に比べると、糖尿病になりやすいというのもあります。欧米人のデブって我々日本人に比べるとスケールが違うのですが、あんなにデブなのに糖尿病になっている人は案外少ないそうです。 そこらへんは突き詰めると遺伝子の話になるのですが、遺伝子は何がどう影響しているのかってのはまだ全体の1%も分かっていないですから、今後の研究によりますね。

  • gunsin
  • ベストアンサー率32% (377/1167)
回答No.2

ネアンデルタール人が寒冷地に適応していたのを、どの様にして 検証したのでしょうか? ホモサピエンスに居住地を追われて、高所や寒冷地に住まざるを 得なかったと考える方が自然な考えと思うのですが。 その昔、ライオンと豹を交配させてレオポンを誕生させましたが 一代限りでした。 生命の誕生には人間如きが解らない領域が多々あります、 DNAの解析が進んでいるのは確かですが、研究者が功名を得ようと 先走っている感があります。

  • 5555www
  • ベストアンサー率50% (139/276)
回答No.1

寒冷地に適応したネアンデルタール人の遺伝子が役立ち生き延びることができた、と読んだことがあります。……ホモ・サピエンスが生き延びるのに、ネアンデルタール人の耐寒性の遺伝子が役に立ったのか、またどの程度役に立ったのか、私には分かりません。たしかに、ネアンデルタール人との交雑はあったようですが、ネアンデルタール人の耐寒性を受け継いだからホモ・サピエンスが繁栄したということでもないように思います。ホモ・サピエンスの種としての進化上の特性(新たな食ベ物の開拓など)と、独自の文化的発展(一例を挙げると縫い針の発明と防寒着の製作など)によって、寒冷地も含め世界中に広がり、今日の繁栄をつかんだと言われています。 この理論は、現代の異人種間の交配にも適応できますか?……どんな人種、どんな異性との間の交配であっても、生まれてくるのはクローンではないので、全く効果がないとは言えませんが、期待はできないと思います。というのは、今でこそ世界中に拡がっているホモ・サピエンスですが、20万年前に誕生した頃に、絶滅の危機に見舞われたという説があります。その原因は地球規模の気候変動(厳しい氷期の到来)です。 この時期の気候は寒冷で乾燥したものだったようですが、ご質問に出ているネアンデルタール人は、寒冷地に適応していたため、氷期を乗り切ることができたようです。ただ、まだアフリカにいたホモ・サピエンスは深刻な食糧難に見舞われ窮地に立たされたようです。人口も急激に減少し、ついに全人口が1万人を切る(5000人と解説した本もあります。)までになったようです。 しかも、その中から、出アフリカを果たしたのは、ごく少数の集団(これもいろいろな説があると思いますが、私には分かりません。150人と解説された本もあります。)ですので、遺伝子の多様性はもともと低いようです。 現在、地球上にはおよそ80億人ものホモ・サピエンスがいるのですが、遺伝子の違いは非常に少ないそうで、生息数が30万頭程度のチンパンジーよりも、遺伝子の多様性が低いそうです。氷期の人口激減が、DNAの多様性を失わせているので、人口が増えてもDNAの多様性が回復することはなかったと考えられているようです。 人は交配が進めば進むほど、あらゆる人種の遺伝子を取り込むので、交配が少ない人より生物の種として病原体につよく免疫がある、ということは言えますか?……専門家ではありませんので、無責任な回答になりますが、「あまり言えない」と思います。西洋人でも、アジア人でも、アフリカ人でも、同じホモ・サピエンスです。そもそも遺伝子の多様性が低いので、突然変異でも起きない限りは、交配による強化というのは期待できないと思います。 私の知識不足かも知れませんが、たとえば新型コロナウィルスについても、○○人種は抵抗性が高かった、○○国の人々は病気にかからなかったという話は聞かなかったですね。これも遺伝子の多様性が低いということの現れじゃないかと想像します。

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