無差別殺人と隣人トラブル殺人、選ぶならどっち?
居酒屋で飲んでいると隣のグループが山口県の集落連続殺人事件についてこんな話をしていました。
A「あの事件だけど、あれはあれで理解できるよな。
ちゃんと”ご近所トラブル”っていう理由があるし、殺された方も知らず知らずのうちに犯人を傷つけていて、それなりに恨みを買うようなことをしていたんだろう。
昨今流行りの”誰でも良かった無差別殺人”じゃなくて、犯人の主張にはそれなりに筋が通ってるもんな。
まあ、その”筋”は感心できない筋ではあるけどさ。」
B「いやいや、事件が自分の身に起きたとしたら、無差別殺人の方がまだマシだな。
殺人事件の理由・動機が
”ご近所トラブルだった、それなりに筋の通った恨みが重なっていた”
なんて報道をジャンジャンやられてみろよ。葬式の席で参列者が
”犯人も悪いが、被害者の側にもそれなりの責任があったんだよ”
”犯人をあそこまで追い詰めたんだから、自業自得じゃない?(笑)”
なーんて、みんなヒソヒソ話をするんだぜ?
遺された遺族はこれから一生、
”殺された方にも責任がある””自業自得”
といわれ続けて生きねばならぬ。
その点、無差別殺人事件ならば、被害者には全く落ち度はないし、遺族も犯人を100%恨むことができる。
被害者遺族が犯人に復讐したとしても世間は同情してくれるだろう。
もちろん自力救済(復讐行為)はイカンが、
”悔しい、苦しい、我々犠牲者と遺族は100%の被害者だ、犯人のせいで人生がめちゃめちゃになってしまった”
という心情を他人に理解してもらえることは間違いないだろう。」
どちらが正しい意見なのでしょうか?
お礼
そうかもしれませんね、ありがとうございます。