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昭和新山って大噴火してますか?

pikakuwaの回答

  • pikakuwa
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回答No.8

補足しますね。 伊豆大島1986年噴火やアイスランド・ハワイでみられるような、玄武岩質の溶岩が吹き上げて火柱が高く上がる噴火ってありますよね。この火柱を溶岩噴泉、噴火の様式をハワイ式噴火と呼ぶのですが、一応マグマがバラバラに吹き上げてるので、これも爆発的噴火の一種です。そして、この噴火は一件激しそうに見えますが、分布範囲・破砕・噴出量などで比べるとデイサイトなどのプリニー式噴火(ピナツボ山1991噴火のような噴火)等よりもはるかに「穏やか」と言えます。 色々問題はあるにせよ、中学生が正しく理解しやすいように単純化して伝えるなら、次の順番で整理すると良いとお思います。 1.噴火には、爆発的噴火(砕屑物の噴出)と非爆発的噴火(溶岩)があり、マグマの組成とは無関係に両方発生する。 2.爆発的噴火では、玄武岩マグマよりも流紋岩マグマの方が激しい(?)傾向がある。 >溶岩の粘り気と噴火の様子や火山の形を3分割の表で示す今の中学理科の指導はやはりおかしいですよね。 大雑把な傾向として間違ってるとは言えないのですが、確かに極端な単純化ですね。玄武岩の成層火山は他にも岩手山などたくさんありますし、日本の溶岩ドームには安山岩のものがたくさんあります。また、この指導だと、火山の形がマグマの粘り気のみですべて決まるような誤解を与えますね。同じ組成のマグマでも、いろんな条件で噴火様式が変化します。だから火山の形がどのように決まるかはかなり複雑なんです。だいたいこの分類だと「カルデラ」火山はどうしたらいいんでしょうね?

youichi0131
質問者

お礼

ハワイ式は爆発的噴火だけど穏やかな噴火というわけですか。そういうことは中学では絶対教えないですね。 私は、粘り気が強いからこそそれを押しのけて出ようとしたとき爆発的噴火が起こり、ときには粘り勝ちで盛り上がるだけで終わる事もある。というふうに考えていました。 尚、カルデラは成層火山(安山岩質マグマ)が陥没したものと中学や塾では教えていることがふつうのようです。ちょっとちがうどころじゃないですよね。 ありがとうございます。本当に勉強になります。また教えて下さい。

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