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ウクライナ戦争でのロシアの補給路

ウクライナ戦争で、最近ウクライナがリマンを奪還したとのニュースがありました。「ロシアにとっては、ルガンスクへの補給路が絶たれた形」との記事があります。 ウクライナのこの地域の地理が判らないので、どのように補給路が絶たれたのかと疑問に思っています。 ロシアのどこから、ウクライナのどこを経由して、リマンを通り、ルガンスク方面に補給をしていたのでしょうか? ルガンスク州の東側はロシア国境であり、東側から補給すれば、何ら問題ないように思えます。 ウクライナの、この方面の地理にお詳しい方、または軍事専門家の方からの、解説をいただきたく、よろしくお願いします。

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  • pri_tama
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回答No.6

No.2です。 >mekiyanさんは、ロシアとウクライナとは、レール幅が異なると書き、pri_tamaさんは同じと書き、どちらが正しいのでしょうか?  私が知る限りは、同一だと思います。そもそも、ウクライナってソ連の構成国家の一つだったのですらから、違っていたらそっちの方が大問題です。    私の回答だけでは、信用が薄いと思いましたので前回の回答では、メディア[新聞社]の情報のLinkを付けました。 >戦争の始まった当初、道に渋滞しているロシア軍の写真が多く報道されていました。その写真の多くが、キエフに向かう車列だったとは思いますが、ルハンスクや、リマン方面も、同じように車両で移動していたのではないでしょうか?  そりゃ戦術機動(数Kmから数十Km単位)の補給用に鉄道を作る訳にはいかないので、車両輸送は常に存在します。  そもそも「道に渋滞しているロシア軍の写真」があれほど出された(その後に攻撃された)のにロシア軍が補給不足で壊滅(現代の軍隊は、部隊として保有している物資は、数日分しか保有していない)していないのが、車両輸送がサブであったことの証明です。  なお鉄道に頼らない補給線[車両及び空輸のみ]の確保が実現できるのは、世界中を探してもアメリカ軍だけです。  米軍の機甲部隊の支援部隊なんて、下手したら1機甲師団だけで陸上自衛隊の輸送能力を超えそうな規模が有ります…。  (まあ、陸上自衛隊は空輸は航空自衛隊に、戦略輸送は海上自衛隊に頼っているので比較するのは適正ではないのですが…。)  ⇒逆に言うとそれくらいの規模が無いと鉄道輸送無しで部隊運用が出来ない。  湾岸戦争で米軍がイラク軍を短期間で粉砕したのは、大部隊が鉄道に頼らずに部隊(砂漠を含む)を機動させることなど出来ないという、軍人の常識を覆してみせたからです。  (まあ、米軍ですら数カ月の準備期間を要したのですが…。)  なお、2018年に改正されたロシア軍編成では、補給に関しては車両に頼る部分を減少し、車両の不足部分は鉄道で保管する編成(人員・機材を大幅に減らせる)に成っています。  (編成上の数値が100%充足していたとしても車両で輸送可能な量は、必要量の3~5割程度しか確保していない)  ⇒ちなみに米軍の編成は他国と比べ、師団単位で膨大な補給車両を持たせると共に、多数の輸送ヘリも師団指揮下(独自判断で空輸が可能)とする事で、鉄道輸送に頼らない補給線を確保しています。  そもそも、輸送車両(重量数10トン以上)の接地面積って大型車両でも、はがき数枚分の面積しか地面に接地(タイヤなので…。)していませんので、舗装していても接地圧で簡単に凹んですぐに通行困難になります。  (軍事輸送車両級の大型輸送車両の通行が法的にほとんど行われていない日本の道路でも、度々補修工事をやっている様に道路と言うのは、すぐ壊れてしまします。)  数十メートルのレールと枕木で高重量を広い範囲で負荷分散させられるとの大きな違いと成っています。 >鉄道輸送するには、ダイヤ編成を組まないといけませんが、占領地で、鉄道を占拠し、かつダイヤを組んで、鉄道輸送が円滑に行えるとは思えません。  ロシア陸軍の正規軍事に占める、鉄道関連要員の割合はご存じでしょうか?  実は、約1割近い人員が鉄道関連要員に配置されています。  そもそも、大陸国家の有事計画って殆ど鉄道計画ですよ…。  極端な事例だと、第一次大戦時の独仏両国の作戦計画何て、鉄道のダイヤ調整でどれ程の兵力と物資を移動させられるかだけで計画されています。  日本のJRがつい最近まで民営化されていなかったのは、鉄道管理が国防[軍事力]に直結するからです。  (関門トンネルや青函トンネルおよび瀬戸大橋が鉄道を通せるようにしているのは、有事の自衛隊の戦略輸送を出来る様にする為です。)  民営化したのが、日本が平和ボケしている証拠だと純軍事的には言われています。  なおロシアは鉄道に関しては、ロシア鉄道公開株式会社(Rossiykie Zhelezmye Dorogi: RZhD)が国有企業として国家の統制下にあり、民軍ともに国家の運営にかんして鉄道で支える体制が整っています。 (少し前に発令された、動員令も民間人を一兵卒で前線に送ると言うよりも、名目上民間企業とされたロシア鉄道公開株式会社等の軍事関連企業の人員を軍事的に合法的に利用する為と解する方が妥当かと思います。) >レールを破壊されて、リマンやイジュームを奪還するはるか以前から補給路としては機能していないのではないかと思いますが、如何でしょうか?  ウクライナからの情報だと、各鉄道を破壊の上で撤退したと明言(軍民共に)しています。  ところ、ウクライナが当地を奪還した際には、鉄道が復旧していました。  (だから、復旧済みの鉄道を流用してウクライナの反攻作戦が順当に進んでいる…。)  そもそも、鉄道の軌道を破壊と言いますが、鉄道軌道をミサイル等で吹き飛ばしても、そこをブルトーザーで整地して、事前に用意したレールを運んできて置けば限定的な運用を再開できます。  鉄道補修って陸上自衛隊ですら専任部隊が過去に居たように、大陸国家にとっては必須の部隊です。  破壊したらロシアは復旧できないと思うのはいくら何でもロシアを馬鹿にしすぎです…。

M_R_S
質問者

お礼

詳細な説明、本当にありがとうございます。 大変勉強になります。 鉄道輸送が効率的とは言え、ウクライナ北部国境からセベロドネツクまでは140キロ程度であり、敵地ですし、その程度は、車両輸送を想像していたのですが、この距離であれば、鉄道輸送ということなのですね。 >約1割近い人員が鉄道関連要員に配置されています >RZhDが国有企業として国家の統制下にあり、民軍ともに国家の運営にかんして鉄道で支える ロシア国内であれば、ご指摘の通り、鉄道輸送だろうと思います。 ウクライナ国内は、戦地であり、ウクライナが撤退した後、ウクライナ国鉄の協力は得られないわけで、軍の鉄道関連の要員が、駅などを占拠し、補給が出来るように素早く運用を開始したということなのですね。 ハルキウ撤退後、補給には、Oksil川沿いの鉄道が使われたのであれば、リマン占拠というのが納得いきます。ただ、Oksil川沿いは、戦闘の最前線だったと思われ、Oksil川を隔てて榴弾砲などで攻撃出来る範囲に入っているように思います。 そうすると、ウクライナからの攻撃で破壊されては、線路を補修する、いたちごっこみたいなことをやっていたということなんでしょうかね。 また、ルハンスク、ドネツクの東部国境で、国境をまたぐ鉄道はあり、2014年侵攻後から補給は実施されていると思いますが、輸送力のキャパシティの問題はあるだろうと想像します。 そうすると、リマンをウクライナに奪還されたことは、ロシアにとって痛手だということが理解できました。 ありがとうございました。

その他の回答 (5)

回答No.5

A No.4 HALTWO です。 御礼有難う御座います。 確かに報道は Donetsk 州の Lyman を奪還となっていますので、御質問者さんが指摘される Lyman 市ですね……私の思い違いでした m(_ _)m。 成る程、Lyman 市は鉄道の要衝ですね。 Lyman 市と Oskil 市の間から Oskil 川沿いに北上して Russia の Valuki に抜ける鉄道路線での補給路を遮断したということなのでしょうね。 でも鉄道路線だと Valuki から Starobilsk に南下 (南東下) する路線もありますから Lyman 市奪還で Luhansk への補給路が断たれたとは早計かも知れませんね。

M_R_S
質問者

お礼

コメントありがとうございます。 No2さんの「お礼」にも書いたのですが、ホントに鉄道輸送なのか、疑問なんです。 この戦争が始まった当初、「ロシアの戦車が国境に集結している」との報道が多くありました。その時の映像は、鉄道輸送でした。ロシア国内であれば、輸送は鉄道が効率的だろうと想像できます。2月~3月にロシアがウクライナに侵攻した際には、道に渋滞する軍用車両の映像が多く流されました。ウクライナ国内は、鉄道では侵攻できないので、当然、道路を使用するわけです。 同様に補給も、ロシア国内は鉄道輸送が出来ても、ウクライナ国内は道路を使用して、軍用車両で補給物資を輸送しているのではないかと想像するのです。 鉄道輸送するには、鉄道会社の協力が不可欠で、荷物の積み下ろし、ダイヤ編成が必要です。また、Oskil川を北上する鉄道は、Google Mapで確認すると単線です。そうすると、南方向と北方向の鉄道車両が走りますから、どこかで、「行き違い」をしなくてはなりません。行き違いができるようなダイヤ編成を組み、必要なポイント切り替えをしないといけません。 いきなり、ロシア軍が占領し、ウクライナの鉄道会社に、そういった一連のことをやらせて、補給路を確保するというのは、ちょっと非現実的なように私には感じられます。 また、No2で書いたように、もし補給に使っていたら、最前線地帯ですので、すぐに、レールを破壊されてしまうのではないかと思います。どこか一箇所でもレールを破壊されたら、使えませんから。 鉄道は動いていて、地域住民の足になったり、避難する人が利用したりしているかもしれませんが、補給路としては使えないのではないかと思いますが、如何でしょうか? そう考えていくと、「リマンを通る補給路って何?」と疑問なのです。 「イジュームが落ち、スラビャンスクからウクライナ軍がドネツ川を渡りリマンを攻略した。Oskil川沿いに展開していたロシア軍がセベロドネツクからの補給が絶たれて孤立した」というような意味なのかなぁとも思ったりもします。

回答No.4

A No.3 HALTWO です。 御礼、有難う御座います。 >地図で示していただいた黄色の矢印は、リマンではなく、スタロビルスクという街ではないでしょうか? はい、ですから <正確には黄色の矢印はスタロビルスクという都市を指しており、リマンはスタロビルスク市の北隣にある町です。 と記しました。Lyman は Starobilsk 市の北方 4km にあります。つまり隣町ですね。 下図のその辺りの拡大図を Google Map と Google Earth で示しました。 黄色の楕円で囲っているのがリマン (Lyman) の町で、Route は P07 から分岐する T1302 となります。 Google Earth で T1302 を Russia 領まで辿ると途中で小麦を運送する連結車輌が 2 輌、道端に駐車しているのが映っており……日本では牛豚の飼料を運ぶ 13t×2 連結車みたいなやつですね……未舗装路 (土面路) ながらも、26t 大型車がすれ違える待避路がたくさんあり、大型貨物車輌を楽に通せそうです。 途中 Novopskov の分岐路で R195 に乗ると Russia 側の出口は Nizhnyaya Serebryanka となります。 ……というわけで私は Starobilsk 北隣にある Lyman を奪還したのだと思っていました。 Kharkiv (ハルキウ) は奪還していると思っていたので、Oskir 川を越えて Route P07 を Starobilsk 手前まで奪還、Starobilsk 北方の Route T1302 にある Lyman を奪還する事によって T1302 から P07 への経路を遮断したのだと思いました。

M_R_S
質問者

お礼

すばやいご回答いただきましてありがとうございます。 なるほど、おっしゃることは理解しました。 ご指摘いただいたスタロビルスク北と、スラビャンスク北東に、 リマンという街は、2つあるんですね。 イジュームを奪還したというニュースの後に、リマンを奪還ですから 私は、スラビャンスク北東のリマンのことが報道されていると思っていました。 さまざまなウクライナ情勢の地図がWeb上に掲載されています。 下記は一例です。 https://www.jiji.com/jc/tokushu?id=ukraine_russian_2022&g=ukr これらを見ますと、まだ、ウクライナ軍は、セベロドネツク奪還には至っておらず スタロビルスク北のリマンまでは進行できていないと思われます。 報道されたリマンは、スラビャンスク北東のリマンを指しているように思われます。 また、リマンは鉄道の要衝という報道もあります。 その鉄道を補給としてロシアが使用しているか、どうかはさておき、 スラビャンスク北東のリマンには、大きな駅があり、鉄道の分岐点となっています。 一方で、スタロビルスク北のリマンには、google mapで見る限り、 鉄道は見つけることが私は出来ませんでした。 以上のようなことから、数日前に報道されたリマンは、 スラビャンスク北東のリマンを指しているのではないかと私は思いますが 如何でしょうか?

回答No.3

下図は Google Earth のウクライナ ドネツク州ですが、青い矢印で示された地点がルガンスク (ルハンシク) 、黄色の矢印で示された所がリマンです。 正確には黄色の矢印はスタロビルスクという都市を指しており、リマンはスタロビルスク市の北隣にある町です。 下図を Click して見ると判ると思いますが、ルガンスクの左右に伸びる緑地帯はドネツ川でして、ドネツ川緑地帯を西 (左) に行って 1 本目の北 (上) に向かう緑地帯 (Aidar 川) を北に行けばリマンとなり、リマンを通ってそのまま緑地帯を北に進めば Russia 領に入る事ができ、ヴァルイキやロッソシ、アレクセーフカといった都市を経てモスクワまで行けます。 Google Earth で拡大して見ると Russia 領からリマンを通ってルガンスクに至る Aidar 川流域は一大耕作地帯なのですが、まともな道路は川に沿った都市を結ぶものしかなく、横道は日本で言えば田圃の畦道みたいな農道ですので軌道車や農作業車ならば兎も角も装輪式大型貨物車輌は「曲がれない! 道を外れたら畑に埋まる!」でしょうね(^^;)。 この Route がウクライナの北側からルガンスクに至る最東 Route のようで、この Route がウクライナに奪還されると Russia はウクライナの東側からルガンスクに至らねばならなくなります。 ルガンスクはウクライナの東端近くですので Russia との東側国境線からは近いのですが、Russia としては北から 150km ほど南下するだけで補給できた Route をウクライナに奪還されてしまうと Russia 領内で一度東に回ってから南下して再び西へ戻ることでウクライナ東端の国境を渡るという 1000km 近い回り道を採らざるを得なくなる事になります。 大型貨物車輌の航続距離はそんなにないので、途中で何度も給油しながら回り道をする事になり、長い補給線は兵站運用の重荷になります。 道路だけで山や谷のない地図ではなく、地勢図で見る事ができる Google Earth (Google Map でも良いですが) は便利ですよ(^_^)/

M_R_S
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 はい、私も、何日もgoogle mapを見ながら、考えています。 地図で示していただいた黄色の矢印は、リマンではなく、スタロビルスクという街ではないでしょうか? AIdar川が通っていることは事実ですが、セベロドネツクよりも東ですから、まだ、ウクライナは奪還していないと思います。 ルハンスクから、スタロビルスクを通り、北上するルートが、補給路だというのであれば、納得します。私のgoogle mapでは「H21」と表示されるルートですね。まだ、ウクライナ軍は、10月8日現在、奪還できていませんので、この補給路は生きていると思います。 リマンから北上する道は、Oskil川東岸を走るルートですが、google mapを見る限り、片側1車線確保できているかどうかの細い道しかなく、補給路と言うには頼りない感じがします。また、リマンから北上するとクピャンスクという街がありますが、セベロドネツクからクピャンスクを斜めに繋ぐ「P07」という大きな道があるので、リマンを通らなくても問題ないようにも思います。 だから、なぜ、リマンが要衝なのか、どうして、リマンを経由するルートが補給路なのか、疑問なんです。 それに、補給は、モスクワだけからではなく、ルハンスクのすぐ東には、ヴォルゴグラードという大都市がありますから、そこから、「E40」「M04」で補給しても問題ないように思えます。

  • pri_tama
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回答No.2

 ロシアからウクライナへの補給は、鉄道が主と成りますので、今回の補給路も鉄道に沿った形に成ります。  なお、ロシアが鉄道を主とするのは、ロシアとウクライナの鉄道のレール幅(軌間)がロシア型(一五二〇ミリ)と同一である事が理由と成ります。  逆にウクライナとポーランド等との間は、レール幅が異なるため、鉄道輸送が困難と成っています。  (変更には、約14兆円の資金と30年の月日が必要と見込まれている。)  この弊害が顕著に表れるのが、ウクライナの小麦等の輸送が、国境を接した国へ鉄道等で輸送できず、ロシアと交渉して南方の港湾から船で輸送せざるを得なくなっている事に成ります。    https://www.chunichi.co.jp/article/490744  横道に逸れてしまいましたが、リマンが交通の要所と成っている理由ですが、ドネツ川の存在が重要です。  ロシアとの主要な補給路は、ドネツ川の北岸を通過してウクライナと繋がっています。  ドネツク州などのウクライナ南東部の3州へ補給を送るには、ドネツ川を渡る大橋がある地域を確保しなければ成りませんが、それがリマンとセベロドネツクに成ります。  また、リマン周辺は複数路線が集中する地域(一時的不通の際に迂回して辿り着く事も可能)でもありますので、重要度は高いです。

M_R_S
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます、 mekiyanさんは、ロシアとウクライナとは、レール幅が異なると書き、pri_tamaさんは同じと書き、どちらが正しいのでしょうか? ウクライナとポーランドは、レール幅が異なるのは、かなり報道されていましたので、確かだと思いますが。 戦争の始まった当初、道に渋滞しているロシア軍の写真が多く報道されていました。その写真の多くが、キエフに向かう車列だったとは思いますが、ルハンスクや、リマン方面も、同じように車両で移動していたのではないでしょうか? ロシア国内は鉄道輸送が主だったようです。でも、ウクライナ国内は車両移動ではないでしょうか? というのも、鉄道輸送するには、ダイヤ編成を組まないといけませんが、占領地で、鉄道を占拠し、かつダイヤを組んで、鉄道輸送が円滑に行えるとは思えません。失態続きのロシア軍が、そのようなことを、ホントに実行したのでしょうか? また、goolge mapで、鉄道網を見てみました。(細い線で大変見にくいですが)、Oskil川東岸沿いに、北上しロシアに至る鉄道が確かにあります。しかし、この地域は、ロシア軍がハルキウから撤退して以降、戦闘の最前線で、Oskil川の西側に進出していれば、容易に榴弾砲などで狙える距離です。もし、鉄道輸送していれば、ウクライナ軍から、レールを破壊されて、リマンやイジュームを奪還するはるか以前から補給路としては機能していないのではないかと思いますが、如何でしょうか?

  • mekiyan
  • ベストアンサー率21% (865/4000)
回答No.1

ロシアもウクラニアも、道路事情は、幹線道路でもかなりお粗末な状態。物資を大量に運ぶには、鉄道のみで回しています。 ところがロシアは超長距離を大量に運ぶためにせきあの標準広軌よりもさらに幅の広い線路。ウクライナは、ヨーロッパ標準の線路幅。ロシアの貨車が、そのままウクライナの線路は走れない。これが盲点です。 となると、物資輸送は、お粗末な道路を利用するしかなし。その一つがリマンです。国境からのほかの道は、舗装もされていない狭いぬかるみ道。戦争の重量物を載せたトラックが通れるような道ではないです。 ロシアの軍隊を持って、ウクラニアに苦戦の苦戦をしているのは、戦闘で一番大事なのは前線への後方支援。これを把握せずに戦争をおっぱじめた失策です。ウクラニアの方は、ヨーロッパ中からスムーズに後方支援を受けています。

M_R_S
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 リマンから北上する道は、google mapで確認しても大きな道は見当たりません。 リマンではなく、リマンのすぐ南のスラビャンスクという街からイジュームへは、「M03」という大きな道が走っています。でも、この「M03」はハルキウに行く道で、ロシアには直接繋がっていません。ハルキウは、結局、完全には陥落しませんでしたから、ハルキウ経由での補給はありません。 そうすると、ロシアのどこから、どの街を通り、リマンを通る補給路がなのか、自分は疑問に思ったので質問させていただいています。 なお、Google mapで見ると、ウクライナ東側の国境には黄色く主要道路と思われる道は何本かあります。google map航空写真で見ると、日本ではお目にかかれないような大型トラックが走っています。 E50、M04、P22、P07といった道です。

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