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坊っちゃん

日本語を勉強しています。 「坊っちゃん」の「坊」は「ぼう」 「ぼうっちゃん」じゃなくて「ぼっちゃん」なのはなぜですか?

みんなの回答

  • g27anato
  • ベストアンサー率29% (1166/3945)
回答No.3

他の回答のとおりです。 「ちゃん」は愛称に用いる目的で使われ、 時には語呂に合わせて発音が詰まり「っちゃん」となります。 …「う」も語呂の関係から省略されたのでしょう。 呼び方自体は特別な決まり事ではないのですが、 「坊」の文字は基本的に「仏教僧」の事を指していて、 子供に用いる場合は意味が変わるので、愛称である事を示す「っちゃん」を付け加えて呼ぶのが一般的になってます。 「ぼうちゃん」と呼んだ場合は、 仏教僧を指す「坊様」の幼児語と解釈されます。 「ぼうっちゃん」では意味が曖昧になります。 …意味の違いによる使い分けも必要なので、 子供の呼称として用いる場合は、愛称だと理解されやすい「っちやん」なのだろうと思われます。

  • kine-ore
  • ベストアンサー率54% (808/1481)
回答No.2

本来は「坊(ぼう)ちゃん」ですが、その促音便が「坊(ぼっ)ちゃん」です。 「切手(きりて)」の促音便が「切手(きって)となり、あるいは「怒(おこ)りて」の促音便が「怒(おこ)って」となるように、です。 これは、発音が楽になるという音の便宜的な変化だけでなく、「坊+ちゃん」、「切(り)+手」、「怒(おこり)+て」などの結合にそくし、連結部位の音節が弱化・変化しることで全体で一つの語形「坊(ぼっ)ちゃん」「切(きっ)手」「怒って」となる方向で生じた連語としての定着・馴染み現象の一つとみられます。

  • Nakay702
  • ベストアンサー率79% (10021/12543)
回答No.1

以下のとおりお答えします。 >「坊っちゃん」の「坊」は「ぼう」 「ぼうっちゃん」じゃなくて「ぼっちゃん」なのはなぜですか? ⇒日本語の発音規則に「促音便」〔そくおんびん〕というのがあります。「カ行音、タ行音およびリ音」の前で母音が脱落して、それが「つまる音」(「息のつまったような音」の意)に変わります。つまり、「ぼうちゃん」の「う」が「ち」の前にあるので、それが脱落し、「ぼ→ち」の間がつまって「ぼっちゃん」となるわけです。 促音便の別の例: 「この葉は毒消〔どくけし〕になる」→「この葉は毒消〔どっけし〕になる」。 「この本を買いて帰ろう」→「この本を買って帰ろう」。 「この道を通りて」→「この道を通って」。

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