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俳句の意味を教えてください。
お〜いお茶の俳句の意味を教えてください。 お茶のラベルに書いてある俳句で、「まな板に少し傾くりんごかな」という句を何度か見かけるのですが、さっぱり意味がわかりません。 なにがそんなにすごい句なのでしょうか?
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- fujic-1990
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回答No.1
私が幼い頃はお金がなくて、バナナなんて食べたことがありませんでしたし、リンゴも病気の時に母親が枕元で剥いてくれたのを食べる程度でした。 どうも、なんでもかんでも貧困層に入れる最近の風潮によれば、かなりの貧困だったらしいです (^_^;; 。 余談はともかく、「まな板に少し傾くりんごかな」で想像できるのは、病室の枕元で、母親がリンゴを半分に切って、それをまた半分に切って、皮を剥き芯をくりぬいて食べさせてくれた。 病気で熱っぽかった詠み手が、それをかじり、「美味しいね」と言ってふと見ると、まな板の上に、切り残した半分のリンゴがバランスを失ってちょっと傾いている、というようなシーンでしょうかね。 朝日の中よりは、夕日が差し込んでいる病室がいいですね。 実際は全然違うのかもしれませんが、私はそんな母との1日のふれあいを想像します。実際の母は父と一緒に朝から晩まで働き詰めで、そんなシーンはなかったと思うのですが、有ったカモと思いたくなる俳句です。 ちなみに季語は「りんご」で、季節は秋です。