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笑える俳句?(バカバカしいという意味ではなく)
いつからか、俳句は「しみじみシンドローム」に罹っていると思うのですが、どうなんでしょう?笑いと俳句は相性が悪いのでしょうか? ついで、でいいのですが、ここ十年くらいで、笑える俳句や、笑える俳句を多数、発表している俳人を教えてください。「笑える」の意味は回答してくださる方の考えにお任せします。
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- eroero4649
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>俳句は「しみじみシンドローム」に罹っていると思うのですが 松尾芭蕉という人がしみじみした句集を出したもんですから、以来俳句というのは「五七五に侘び寂びの精神を表現するもの」になりました。俳句と侘び寂びの精神は切っても切れないものだと思います。 質問者さんのいう「五七五で笑わせる」ものは、ご存知だと思いますが「川柳」といいます。季語が入っても、笑いにいかせると川柳です。他に俳句には「切れ字にする」というルールがありますが、季語を入れて切れ字にして俳句のルールを守りながら笑いにいかせるとしたら、相当な笑いと文学の天才だと思います。双方のセンスが相当高くないとそんなのはできませんから。 日本では「純文学」と「大衆文学」を分ける文化があると思います。五七五で純文学だと俳句。大衆路線だと川柳。五七五七七で純文学だと和歌ですが、この形式で笑いの路線にいくと「狂歌」というものになります。 つまりわざわざそういう言葉を使って分別しているんですね。現代文学も純文学の「芥川賞」と大衆文学の「直木賞」という有名な賞があり、その双方の受賞はできないようになっています。不思議ですよね、一度大衆文学路線になってしまった人は、どんなに素晴らしい純文学小説を書いても芥川賞作家になれないのです。そしてなんとなく、世間も文壇も出版界も「芥川賞のほうがなんとなく偉い」という扱いになっています。
- fu5050
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質問者のいう、俳句は川柳ではなく、きちんとした俳句の形式のものの中でですか?
補足
はい、きちんとした俳句の形式を厳密に定義することは自分にはできませんが、今回の質問では、季語と定型(若干の字余り、字足らずを含む)を必須としたものとして考えていただければ、と思います。
補足
「芥川賞」「直木賞」の説明。腑に落ちました。 >不思議ですよね 不思議というよりも、つまらない区分ですね。 回答の遅れた件、お詫びいたします。 浮世の諸事情、お察しください。