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ルベーグ積分の反例を教えてください
Rは実数体とします。B(R)をボレル集合体。 [Prop] (R,B(R),λ)を1次元ルベーグ測度空間,G∈B(R),λ(G)<+∞,そして可測関数f_nをlim[n→∞]f_n=0とする。 この時,lim[n→∞]∫_G f_ndλ=0. の反例を挙げてください。
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[前説] 多分、「Lebesgueの優収束定理」とか「有界収束定理」とかはすでに学習していると思います。そこで、今の問題の反例を考えるには、『lim[n→∞]f[n]=0 は成立するが、{f[n]}はn→∞で有界でない』ようなものを考える必要があります。 [本文] n≧1に対し、 G = [0,2], f[n](x) = (n^2)x (0≦x<1/n), (n^2) (2/n-x) (1/n≦x<2/n), 0 (2/n≦x≦2) (つまり、f[n](x)は (0,0) (1/n, n) (2/n, 0) (2,0)を順に結ぶ折れ線)とした時、これが反例となっていることを確認せよ。
お礼
どうもありがとうございました。 とても参考になりました。