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古典翻訳:オデッセイア第3巻 

Nakay702の回答

  • Nakay702
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回答No.5

「質問者からのお礼」を拝見しました。 >≫テレマコスよ、もし言葉涸れなば、>「涸れなばば」とは、なんという言葉選びの天才!!! そうなんです。「涸れなば」なんです!!///>≫汝が胸に問いたまえ。>またまた、小説では見るけれども、中々でてこないタイプの名文ありがとうございます! ⇒お褒めくださり、ありがとうございます。久々に西洋文明の源流の一端を垣間見た気持ちになりました。何気ないように見える表現の詩的な魂が心の琴線に触れる感触さえ抱きます。 >≫耳もとに、内なる声が、聞こえて来よう。>ギリシアの時代からある、現代小説でも見かける欧州のこの考え方は、どこに源流があるのでしょうかね~?なんかかっこいいのですが、語源というかもともとの考え方は、何だったのか気になるところです。 ⇒「もともとの考え方」、それは自然とともにあった古代ギリシャ人の心意気、そして、その後のヘレニズムとヘブライズムとの相互影響、両者間の対立と融合・弁証法的展開の結晶かも知れませんですね。 >≫もし不足のあらば、汝が幼きよりむつみし、神々に問いたまえ。>ギリシアの神様に対してギリシア人が抱いていた気持ちってのどんなものだったのでしょうね? 多神教なので、日本人が八百万の神々に抱いているようなものなのでしょうかね~?///>≫心に、御声の力が舞い降りて来よう。>「人事を尽くして天命を待つ」、どこの国でもある考えなのでしょうが、なんだかギリシア的言い回しの方が私は好きです。 ⇒ギリシャ神話の神々、ないしギリシャ・ローマの神々*は、崇拝の対象というよりはむしろ、「人間という観客に対する俳優」のような趣があったのかも知れませんね。ですから、これらの神々は、「演技し、戦い、罪を犯し、恋し、嫉妬」するんですね。日本人が八百万の神々に抱く感情と共通(例えば、スサノオノミコトがヤマタノオロチを退治する場面など)するものがあるかも知れませんね。ホメロスの詩『イリアス』・『オデュッセイア』の中で家族関係に構成されたギリシャの神々が祭られているという「オリュンポス神殿」は、日本で言えばさしずめ「出雲神社」といった相関でしょうか。 *ローマ神話には、ギリシャ神話の神々にそれぞれ対応する神がいますね。力では勝るローマが、文化では一目置く先輩格のギリシャに学んで、移入に努めた結果でしょうか。もともとローマの神々は、事物(木、石、水、動物、人など)に内在して現象を支配する力「ヌメン」から生まれてきたそうです。例えば、Junoユノは女に内在するヌメンから生じた女神、というように。ところが、その後これがギリシャ神話に感化されてHeraヘラに同化し、他の神々とともにパンテオン(万神殿)に祭られた、と聞きます。 ちなみに、以下、ギリシャの神々とローマの神々を並べてみました。Hera=Junoのように、等号を挟んで左辺がギリシャ神、右辺がローマ神です。 @男神→ Zeus=Jupiter:最高神(神々の父)、Apollon=Apollo:太陽神、詩・音楽の神(好青年の代名詞)、Hermes=Mercurius:商業・発明の神、Poseidon=Neptuno:海の神(Zeusの兄で、彼以前の大神)、Dionysos=Bacchus:酒の神、Eros=Cupido:恋愛の神、Cronos=Saturnus:農業の神、Ares=Mars:戦いの神、軍神、Hades=Pluton:火の神///@女神→ Hera=Juno:最高女神、Artemis=Diana:月の女神(美女の代名詞)、Athena=Minerva:知恵の女神、Afrodita=Venus:愛と美の女神、Eos=Aurora:暁の女神、Eris=Discordia:不和・争いの女神…。 以上、少々本題からそれましたが、ひまにまかせてのお遊びでした。 (ご一瞥後は、どうぞご自由にご処分ください。) >ナカイさんの名訳もまた味わい深いものでした。今回もまたありがとうございます。 ⇒ワインを味わいながら、Symposiumの原義を思い、古代ギリシャ・ローマ饗宴の席に列席した感覚を楽しみました。こちらこそありがとうございました。

lived_in_room13
質問者

お礼

すいません、お礼が遅れました。(最近の人出不足には困ったものです。おかげで忙しい。) >>それは自然とともにあった古代ギリシャ人の心意気、そして、その後のヘレニズムとヘブライズムとの相互影響、両者間の対立と融合・弁証法的展開の結晶かも知れませんですね。 古代ギリシア人の心意気が、その後も延々と受け継がれて一神教のユダヤ的な宗教的ものと対立しつつも融合して今日でも残っているというのはなんとも考え深いものですね。 some of the words you'll find within yourself, the rest some power will inspire you to say. という言葉は神など信じていなくてもなんとなく勇気が湧く言葉ですが、一神教でも受け入れらるというのも分かります。 beauty is the eye of the beholderと言う言葉もありますが、今回の質問の文も、ある時は「勇気が湧く言葉」として、ある時は「宗教的な言葉」として、色々と読む人の解釈に任せて現代英語の表現(と言いますのも、似たようなセリフを映画などでよく耳にするので)にまで残ってしまったのかも知れないと考えると不思議な運命もあるものだと思いますね。 >>ギリシャ神話の神々、ないしギリシャ・ローマの神々*は、崇拝の対象というよりはむしろ、「人間という観客に対する俳優」 確かに、そんな感じかもですね。例のごとく、古典好きの歴史弱者の質問者ですので、あまり詳しくはないのですが、私が知る限りですと確かにそうだなあと思いました。 >>力では勝るローマが、文化では一目置く先輩格のギリシャに学んで、移入に努めた結果でしょうか。 逆に言えば、力で勝っても謙虚に頭脳で勝るギリシアの知恵を受け入れた古代ローマ人の賢さに脱帽ですね。昔の人の偏見にとらわれない優れたものを取り入れる考え方には現代人も見習って欲しいものです。 (コロナ対策をみていますと、ついそう思ってしまいます。) 今回もまた、楽しい交流をありがとうございます。 また、よろしくお願い致します。

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