ホイットマンの『草の葉』の一説です。
”Stranger, if you passing meet me and desire to speak to me,
why should you not speak to me?
And why should I not speak to you?”
わたしの意訳は
「見知らぬ者よ、もし君がぼくと出逢い、すれ違うとき、ぼくに話しかけたいという気持ちを持ちながら、何故君はぼくに語り掛けないのだ?
そして何故ぼくは君に話しかけないのだ?」
should you はこの場合、Don't You と同義と考えていいのでしょうか?
一行目が良くわかりません。
以下のとおりお答えします。
>”Stranger, if you passing meet me and desire to speak to me, why should you not speak to me? And why should I not speak to you?” わたしの意訳は 「見知らぬ者よ、もし君がぼくと出逢い、すれ違うとき、ぼくに話しかけたいという気持ちを持ちながら、何故君はぼくに語り掛けないのだ? そして何故ぼくは君に話しかけないのだ?」 should you はこの場合、Don't You と同義と考えていいのでしょうか?
⇒全文のお訳はすばらしいと思いますが、お尋ねのshould youやDon't Youについては以下のとおりです。
・shouldについて
この場合のshouldは、驚き「~するとは(びっくりだ)」・意外「~するとは(いったい)」・残念「~するなんて」といった意味を表す特殊用法です。(覚えやすくするために「ビックリshould」などと呼ばれることがあります。)
・should notとdo notの違い
ということで、文中のshould not speakは、「残念ながら話しかけない、話しかけてくれないとは残念」といったニュアンスを表します。これに対し、do not speakは、ただ単に「~しない」という意味を表します。
つまり、前者は「語りかけてくれたっていいじゃないか、語りかけるのが当然なのに」というような感情が込められていることを暗示する表現で、後者は単に事実を述べる表現、ということになります。
お礼
早速の回答をありがとうございました。 なるほど。ここで使われているshould はそのような多様な意味を含んでいるんですね。 「ビックリシュッド」ですか(笑) このケースは、互いに残念なことという気持ちが込められているんですね。 参考になりました。 わたしのパソコンのせいかお礼欄が回答の上に重なってしまって、書きにくい。 さすがにこれはバグだと思いますが。「ビックリ残念です」 また機会があればアドバイスをお願いします。