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尖閣諸島の実効支配について
- 尖閣諸島問題について、最近になって危機感を強く抱いています。
- 日本の実効支配に関しては何の証拠もなく、中国の海警が活動している状況をみると、国際社会的には日本が実効支配しているとは言えないのではないかと思います。
- 尖閣諸島の領有権は日本が有利であるが、実効支配の面では中国が優勢であると感じています。
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#3/4 です。たまたま今日、米軍が尖閣諸島と周辺海域を守る事で日本を強力にサポートする発表があったので添付しておきます。英字紙ですが、日本語でも見つかると思います。https://www.japantimes.co.jp/news/2020/07/29/national/u-s-forces-chief-pledges-help-japan-chinese-ships-near-senkakus/ 8月半に禁漁が解禁される事で大量の中国漁船が海警や軍の艦船に守られた形でやってくることに備て、日本を護ると言う強い決意とメッセージを出しました。アメリカとオーストラリアが南シナ海での中国の一方的な主張に抗議することで合意したこととタイミングを合わせる様に行われた物で、回答にも書いた様に、アメリカや同盟国の対中国の牽制は広範囲で連動しています。 ただ、具体的な試作年っては海域での監視と状況提供。一方で、記事では、元々米軍の大規模な駐留に反対する沖縄県で、ここの所米軍キャンプでコロナ感染が拡大していることから、沖縄米軍キャンプへの海外拠点からの人の移動禁止を要請する玉城知事の意向に従わない状況とも重なっていて、日米の政治的な考慮もある可能性があります。
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- koncha108
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#3です。 > もし、日本の漁船が拿捕されたとします。 尖閣諸島の施政権行使を中国政府が「実行した」と証言すれば、既成事実が成立しませんか? 領土問題と言うのは基本は2国間問題。既成事実が成立すると言うのは誰に対してかですが、日本がそれを既成事実とするはずもなく、既成事実を主張するとしたら中国だけでしょう。国際司法裁判所や仲介裁判所は実効支配と言う既成事実とそれに対するクレームをつけている側の行動も重視しますので、もし中国の行動に対して日本が黙っていたら不利ですが、黙っていることはないでしょう。 > そうなった場合、日本の対応次第では、日米安保条約第5条が適用されなく可能性も考えられます。 それも無いと思います。東シナ海は中国軍の艦船が大陸から沖縄、台湾を含む中国が言うところの第一列島線から太平洋に自由に出られない様にするのが米軍の戦略だしミッションの一つだと思います。アメリカは尖閣諸島の領有問題を、日中台の当事者間で解決する話と中立な立場を取っているものの、前に書いた様に尖閣の水域は安保条約で米国が守るべきエリアとしています。理屈の上ではおかしく、大統領が変わるたびに、日本政府はその事を確認し続けていますが、秋に大統領が変わっても、東シナ海に対する米軍の考え方が変わるとは思いません。 > 日本の尖閣諸島に対する姿勢は、中国から無血上陸されても仕方無いほど無防備です。 そうなるとその海域で誤った武力衝突の可能性も考えられます。 事態が更に悪化し紛争規模の武力衝突になったとき、日米安保条約は有効なのか?と気になります。 おっしゃる通りなのですが、一触即発の危険は、南シナ海でも台湾海峡でもあり、いずれも米軍が絡んでいるので、中国としても尖閣ごときで戦争に繋がる行動は慎むと思います。逆に日本が上陸して施設の建設等に動かないのも、敢えて戦闘に繋がる様な行動を控えているのだと思います。米国が尖閣諸島の日本の領有を認めているわけでは無い中で、東シナ海で戦闘が起こる事自体、台湾や他の海域での緊張が高まる話だと思います。とは言え、中国が軍事的な示威行動を取るのは外交的にプレッシャーをかけつつ相手の出方や対応能力を見極めると言う意図があると思い、日本はそこを読んで適切に対応し続けるしかないと思います。実際日本政府がどう言う事態を想定して準備しているかや米軍とどう言うやりとりをしているかは、公表されるはずも無いので、心配しつつも黙って見ているしか無いと思います。強いて言うと今は少し強めの反応をする時期だと思います。 > 領土問題に既成事実は必要です。 日本には現在、既成事実と言えるものあるのでしょうか? 前にも書いた様に、既成事実とは2国間の問題にすぎません。 > 日米安保条約第五条の適用範囲から外れれば、アメリカ介入の期待も失います。 中国が既成事実を作ってしまったら、アメリカの軍事支援の根拠を無くしてしまいます。 中国の狙いは、尖閣諸島問題にアメリカを一切、介入させないことだと思う。 台湾と第一列島線全体で考えるべきことと思います。そもそも沖縄駐留米軍の最大のミッションは台湾有事への備えと言われています。 > もし、尖閣諸島に日本の施設を設置し、常時でなくても臨時でも公務員などを配置しておけば、アメリカの介入の道は生かされると思います。 尖閣諸島への人員配置は、そもそも安倍自民党の公約のはずでしたが、日本経済界の強い圧迫で路線変更し安部政権は経済優先となり、中国依存も大きいので中国との距離を離すことも出来ません。 アメリカは日本の尖閣諸島での施政権は認めていても、領有権を認める立場を取っていません。日本が単独で施設を設置したら、アメリカは余計な事をすると考えるでしょう。 >・日本は「ニュートラル」ですか? そんなはずはないでしょう。 > 日中尖閣諸島問題について、日本政府は「領土問題は存在しない」と今後の中国との対話を拒否している姿勢です。 これって、日本が一方的ではありませんか? 領土問題と言うのは元々当事国間の一方的な主張のぶつかり合いです。日本に取ってはかつて他国の居住の痕跡も、領土の主張もない事を確認の上領有をして(そもそも領有の開始に対しては国際的に承認を得る手続きなどないので、尖閣諸島に限らず一方的なものです)その上で入植をしているので、国際外交上曖昧であっても、主張としては揺るぎない物があります。ただ繰り返しですが、あくまでも2国間(この場合は台湾も入れて3すくみですが)問題で、一方で、東アジアの安全保障上の戦略問題です。 > 今日までの中国公船による領海侵犯は、日本の一方的な姿勢に対しての行動とも考えられます。 中国が口で抗議しても日本政府から「領土問題は存在しない」と言われれば、中国の次のステップは実行動しかありません。 誤解されている様ですが、国際海洋法上、領海であっても他国の軍艦を含んだ艦船が、当時国の安全を脅かしたり利益を損ねる事がなければ自由に航行する事が認められています。中国の公船が尖閣諸島の領海内を航行する事事態違法とは言えません。ただし、当時国の了解なしに艦船が止まって停泊することはできず、また日本は艦船をとめて立ち入り検査をする事ができます。領海内に立ち入った中国の艦船に対して日本の海保は速やかに立ち去る様に求めていて、実際その様になっているので、日本の立場からすれば不法な侵入ですが、実際にはギリギリのところでルールに即していると言えると思います。あまりに同じ様な事が繰り返されるので、日本と中国の間で、ある密約があるのではないかと勘ぐる人もいます。 >・アメリカ軍は射撃訓練上としての利用を継続した。 ↑ > 最後の語句である「継続した」とのことですが、本当ですか? これ、微妙な言い方でしたが、米軍の沖縄占領時代に尖閣諸島の久場島、大正島に米軍の射撃訓練場が作られました。沖縄返還時に、尖閣諸島は日本に施政権が返還されましたが、領有権はこれまで書いた通り。日本は領有を対外的にも確実な物にするために、灯台の建設を予定しましたが、米国にとめられました。それと同じタイミングで、元々あった射撃訓練上で米軍が射撃訓練を行いました。タイミングからして、アメリカと中華民国の尖閣諸島を含んだ密約の中で、アメリカが日本に領有権を返還していない事のデモンストレーションではないかと考えられています。元々あった射撃訓練上で、意図的に施政権返還後に射撃訓練を行ったので、継続と言う書き方をしました。その後も射撃訓練が行われたかどうかは明らかにされていません。 > その棚上げも日本は「領土問題は存在しない」と強調してます。 中国は「どうしろ?」と言うのですか? 中国は、尖閣諸島の領土問題について協議しようと言っています。棚上げ論事態を日本政府は、そもそも存在しないと言っています。確かに公式外交文書としては無いのですが、同行した外務省職員のメモに書かれています。ただ疑問は、なぜ日本側が、そもそも日中首脳会談時に尖閣問題を議論しなくて良いのか打診したのか。その経緯がわかりません。何れにしても余計な事を聞いたと思います。 > 米台の密約より、講和条約(サンフランシスコ条約)の効力のほうが優先ではないでしょうか? 講和条約では地名の他に、経度や緯度などがしっかりと示され、日本が返還すべき海域に、尖閣諸島は含んでおりません。 また、沖縄が日本に返還されるまで、北京市が作成した地図には、尖閣諸島は中国領域外でした。 おっしゃる通りですが、その理屈で通るのであれば、竹島の日本領有は国際的に確実ですし、千島列島や南樺太のロシアの領有は国際的に認められないはずです。領土問題は結局当時国間の問題で、それに対して他国は外国・政治的な配慮で立場を表明するだけです。 いずれにしても、今の状況で日本は少し強い反応をすべきと思いますが、上陸の様な決定的な対応は避けるべきです。繰り返しですが、次の拡大G7はトランプの中国孤立化の包囲網作りが一つのテーマになると言われています。その時の安倍総理の姿勢によっては状況が大きく変わる可能性がある。それに延期になった習近平国家主席の国賓来日も消えたわけではありません。また問題としては尖閣諸島の領有権以上に台湾問題や第一列島線の懸念が大きく、切り離して考える情勢ではありません。
お礼
有り難うございます
- koncha108
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中国政府は日本にプレッシャーをかけながらも一線を超えない様にバランスをかんげていると思います。日本政府も極度に中国を挑発しない様にバランスを考えていると思います。 日本政府が公には語らない不都合な真実。 ・アメリカは日本に沖縄を返還する際、沖縄諸島に所属しているはずの尖閣諸島の施政権は変換したものの、領有権に関しては明確な態度を取らず、日本、中国、台湾が主張する領有権の中でニュートラルな態度を取っている。 ・アメリカから日本に施政権が返還されたのち日本は灯台や救難施設の建設を計画したが、アメリカの圧力で止められ、アメリカ軍は射撃訓練上としての利用を継続した。 ・日本はアメリカの大統領が変わるたびに、尖閣諸島が日米安保条約でアメリカが軍事的に日本を支援する領土であることの確認を求め、アメリカは具体的な島名を示さず緯度経度で尖閣諸島の水域が日米安保条約が効力をはっきするエリアであることの合意をしている。 ・日中国交正常化のために中国を訪れた当時の田中角栄首相は数ある課題の中で、尖閣諸島の領有問題を持ち出そうとしたが、当時の周恩来中国首相にこの議論が簡単には終わらない事を指摘され議論は行われなかった。その後、平和条約締結時にも鄧小平からこの問題を当時は議論せず将来「知恵のある人たち」が解決すべきこととし、外務省が公には否定している尖閣問題棚上げ論の始まりとなった。 ・そもそも沖縄返還時に中華民国(台湾)の蒋介石総統は、沖縄の中華民国への変換を主張していて、同時に議論となっていたアメリカの中国(人民共和国)との国交回復に絡めて、米台で密約が行われていて、その中に尖閣諸島も含まれていたと言う外交文書がアメリカで発見されている。 ・日本は十分に尖閣諸島の他国の領有主張や歴史的な領有の事実が無い事を確認した上で1895年に領土に組み込んだと言っているが、タイミングが日本が日清戦争に勝利して台湾を日本に編入した時期と重なり、サンフランシスコ平和条約時に日本が放棄すべき戦争によって取得した領土を判断する材料と重なっている。 ・その他、アメリカと中国、日本と中国で、尖閣に対しての密約があるとも言われている。 中国の主張は、尖閣諸島は中国の領土であって日本を協議の席につかせる事。一方で、尖閣諸島の所属は、中華人民共和国の台湾台湾省に所属する島。台湾・中華民国に取っては自国の島。アメリカにとってはかつて密約を交わした、正式に国家として認めていないけれど事実上の軍事同盟国である中華民国と同盟国の日本の間で領有を争っているニュートラルな地域だし、中国に取っては中国の領土である台湾所属の島。東シナ海は石油や天然ガスなどの資源があると言われていますが、一方で中国に取っては大陸棚で推進の浅い中国の内海でそこを制する事は太平洋への潜水艦や中国艦船の自由な航行と、台湾に圧力をかけるための重要な海域。ちなみに、中国は国連に対して、尖閣諸島どころか沖縄のすぐ西側にある沖縄トラフまでを中国の経済水域として大陸棚延伸の申請を行っています。一方で、中国の軍事圧力が強まる台湾を防衛しようと言うアメリカの活動も活発化していて、中国がうかつに軍事行動に出れる状況でも無いと思います。中国は日本の主張する尖閣諸島を起点としたEEZの境界線をギリギリ外れたところでガス田の開発を行っていて、日本政府はガス田が海底で日本のEEZにもつながっていると非難しています。そこで度々その水域でのガス田の共同開発の議論が日中で持ち上がっているものの、話が進展していません。平和的に解決しようとすると、日中の問題だけでなく、台湾問題や米中問題も絡めて考えなければならず、しばらくは日本に歩み寄っていた中国の事情と習近平国家主席の国賓としての訪日が一つの契機になるはずでしたが、新型コロナでの訪日延期と、中国を孤立させようとするアメリカの意図、その意図を完成させようとしている次の拡大G7サミットで、日本がどう言う立場をとるかも大きな影響があると思います。何れにしてもしばらくは良い方向の話はないので、日本も少し強い態度で臨む時期の様な気がしますが、今の米中、中台、東アジア情勢は東シナ海の無人島の領有問題を超えてきな臭くなっていると思います。中国が尖閣諸島を占領するのは簡単だし、中国海警が頻繁に領海審判を繰り返しているとは言え日本が上陸したり施設を作るのも難しくないと思いますが、その結果がどうなるのかは日本だけの問題では無くなっていると思い、現状の微妙な圧力のバランスを撮り続ける策を考えるのが良いと思います。
お礼
詳しい内容のコメントを有り難う御座います。 日韓の竹島問題は、明らかに韓国が実行支配し、その既成事実が韓国の施政下であることを証明してます。 そうなることは無いと思いますが、もし、日韓の武力紛争が発生したら日米安保条約第5条の適応外です。 尖閣諸島付近において、連日、中国の海警が出没しております。 もし、日本の漁船が拿捕されたとします。 尖閣諸島の施政権行使を中国政府が「実行した」と証言すれば、既成事実が成立しませんか? そうなった場合、日本の対応次第では、日米安保条約第5条が適用されなく可能性も考えられます。 日本の尖閣諸島に対する姿勢は、中国から無血上陸されても仕方無いほど無防備です。 そうなるとその海域で誤った武力衝突の可能性も考えられます。 事態が更に悪化し紛争規模の武力衝突になったとき、日米安保条約は有効なのか?と気になります。 領土問題に既成事実は必要です。 日本には現在、既成事実と言えるものあるのでしょうか? 日米安保条約第五条の適用範囲から外れれば、アメリカ介入の期待も失います。 中国が既成事実を作ってしまったら、アメリカの軍事支援の根拠を無くしてしまいます。 中国の狙いは、尖閣諸島問題にアメリカを一切、介入させないことだと思う。 もし、尖閣諸島に日本の施設を設置し、常時でなくても臨時でも公務員などを配置しておけば、アメリカの介入の道は生かされると思います。 尖閣諸島への人員配置は、そもそも安倍自民党の公約のはずでしたが、日本経済界の強い圧迫で路線変更し安部政権は経済優先となり、中国依存も大きいので中国との距離を離すことも出来ません。 >中国政府は日本にプレッシャーをかけながらも一線を超えない様にバランスをかんげていると思います。日本政府も極度に中国を挑発しない様にバランスを考えていると思います。 ↑ 自分も今までそう思ってましたが、もう待ち構える段階ではないようです。 南シナ海は中国の手に落ちました。 日本は次のステップに移行せねば手遅れとなります。 遅かれ早かれ中国は尖閣諸島を狙ってきます。 中国の軍拡もアメリカを凌いでしまったら難解です。 既成事実を先に中国が作ってしまったら、もう尖閣諸島は日本に戻らないと思います。 やることをやって奪われたら納得しますが、やらないで奪われたら後悔しかありません。 また、国際社会の笑い者です。 ・日本は「ニュートラル」ですか? 日中尖閣諸島問題について、日本政府は「領土問題は存在しない」と今後の中国との対話を拒否している姿勢です。 これって、日本が一方的ではありませんか? 今日までの中国公船による領海侵犯は、日本の一方的な姿勢に対しての行動とも考えられます。 中国が口で抗議しても日本政府から「領土問題は存在しない」と言われれば、中国の次のステップは実行動しかありません。 >・アメリカ軍は射撃訓練上としての利用を継続した。 ↑ 最後の語句である「継続した」とのことですが、本当ですか? 沖縄の米軍が東富士演習で射撃訓練をよくします。 今も米軍が尖閣諸島を射場として利用していたのなら、尖閣諸島は日本の施政下であることの証明となります。 >・日本はアメリカの大統領が変わるたびに、尖閣諸島が日米安保条約でアメリカが軍事的に日本を支援する領土であることの確認を求め、アメリカは具体的な島名を示さず緯度経度で尖閣諸島の水域が日米安保条約が効力をはっきするエリアであることの合意をしている。 ↑ 合意でも日米両政府の合意であり、米国議会が拒否することも可能性があります。また、先述通り、中国が施政権行使の既成事実を作ってしまったら日米安保条約5条は適応外となり、米国の軍事支援は難しいと思います。 その合意は、尖閣諸島の施政権が日本にある状態での合意です。 ・日中国交正常化のために中国を訪れた当時の田中角栄首相は数ある課題の中で、尖閣諸島の領有問題を持ち出そうとしたが、当時の周恩来中国首相にこの議論が簡単には終わらない事を指摘され議論は行われなかった。その後、平和条約締結時にも鄧小平からこの問題を当時は議論せず将来「知恵のある人たち」が解決すべきこととし、外務省が公には否定している尖閣問題棚上げ論の始まりとなった。 ↑ その棚上げも日本は「領土問題は存在しない」と強調してます。 中国は「どうしろ?」と言うのですか? ・そもそも沖縄返還時に中華民国(台湾)の蒋介石総統は、沖縄の中華民国への変換を主張していて、同時に議論となっていたアメリカの中国(人民共和国)との国交回復に絡めて、米台で密約が行われていて、その中に尖閣諸島も含まれていたと言う外交文書がアメリカで発見されている。 ↑ 米台の密約より、講和条約(サンフランシスコ条約)の効力のほうが優先ではないでしょうか? 講和条約では地名の他に、経度や緯度などがしっかりと示され、日本が返還すべき海域に、尖閣諸島は含んでおりません。 また、沖縄が日本に返還されるまで、北京市が作成した地図には、尖閣諸島は中国領域外でした。 ・日本は十分に尖閣諸島の他国の領有主張や歴史的な領有の事実が無い事を確認した上で1895年に領土に組み込んだと言っているが、タイミングが日本が日清戦争に勝利して台湾を日本に編入した時期と重なり、サンフランシスコ平和条約時に日本が放棄すべき戦争によって取得した領土を判断する材料と重なっている。 ↑ 戦争で得た領土と尖閣諸島とは時期が重なってるだけで無関係だと思います。 ・その他、アメリカと中国、日本と中国で、尖閣に対しての密約があるとも言われている。 ↑ その密約ですが、内容は知りませんが、もう既に日本か中国のどちらかが破いていると思います。
中国共産党が尖閣諸島を実効支配するなら、サプライチェーンから排除するしかないでしょうね。
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今の日本は、中国依存が大きい。 生き抜いていける国内企業は僅かしか居ない。 回答有り難う御座います。
- eroero4649
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>日本は尖閣諸島において、「実効支配している」とよく見聞しますが、尖閣諸島に、「ここは日本の領地だ!」と示す表示も物も施設も人も何一つありません。 要するに質問者さんの言わんとするところは「ここは日本の領地であるということが明確に分かる物は施設があれば実効支配しているのは明らかだから領有権が主張できる」というところでしょうか。 しかしもしそれをやったら、ロシアが「じゃあ北方領土はロシア人も住んでるしロシア語の建物があちこちにあるからロシア領ってことでいいよね?」といってきます。 領土問題は、尖閣諸島だけではないのですよ。歴史的経緯からすると、古来の日本領というのは実はちょっと苦しくて、北方領土のロシアや竹島の韓国と同じで「中国政府(台湾の中華民国も含む)が支配能力を持たない時期に実効支配した」という感じです。なにせ沖縄本島とも400キロも離れています。どのくらいの距離かというと、東京から400キロは北は盛岡あたり、西は神戸市で大阪より遠いです。台湾と尖閣諸島の距離が170キロです。 尖閣諸島問題が決定的にこじれたのは、日本政府が島の所有権を国有化したからです。石原都知事の爺ちゃんが、島の地主から都が買い上げようとしたんですよ。つまり、尖閣諸島は東京都の土地になりそうだったのです。それで時の野田政権が慌てて「あんなところが東京都の土地っておかしいやろ」と国が買い上げることにしたのですが、これで「尖閣諸島の国有化」になったので中国が大激怒したのです。というか、それは石原慎太郎の爺ちゃんの思惑通りだったのですけれどね。 国有化が何を意味するかを考えるのは、もし北方領土がロシアの国立公園になったらと考えれば分かりますよね。そんなことになったら北方領土は還ってこないこと確定です。もっとも、ロシアは憲法改正が決まったので改正された憲法では領土を外国に渡すことを禁止されていますから、ロシア新憲法の下では北方領土は絶対還ってこないことになっちゃいますけどね。 いうなれば日本が禁じ手を使ってしまったので中国も引くに引けなくなったのです。ここで引くことは外交的な敗北以外の何物でもありません。 国際社会がどう考えるかなんて、どうでもいいことです。質問者さんは、クリミア半島はロシア領だと思いますか、それともウクライナ領だと思いますか。 北マケドニアという独立国がありますが、ギリシャの一部にマケドニア地方があります。マケドニアというとあのアレクサンダー大王を生んだ地であり、一般的にアレクサンダー大王はギリシャ史の人物と認識されています。ブルガリアにブラゴエヴグラト州がありますが、ここは別名マケドニア(ギリシャのマケドニアと区別するためにピリン・マケドニアと呼ばれます)といいます。質問者さん、マケドニアはどこの国に所属すべきだと思いますか。ちなみにギリシャ政府は「マケドニアったらおめえ、ギリシャに決まってんだべ。だから北マケドニアってー国は本来ギリシャ領だ」と主張しています。もちろん、北マケドニア政府はギリシャのマケドニア地方もブルガリアのブラゴエヴグラト州も独立国マケドニアの領土であると主張しています。ブルガリア政府は「マケドニアって地名はない。そう呼ばれている場所(北マケドニア地方)はブルガリアの一部だ」と主張しています。 カシミール地方は、インド、中国、パキスタンが三つ巴で領有権を主張しています。 結局のところ、領土問題つうのは「戦争してそこを奪い取った国の領土」になるのです。フランスとドイツとの国境にあるアルザス地方もどっちが戦争に勝ったかで領有権が変わります。第二次世界大戦でフランスは勝った側にいたので今はフランス領です。普仏戦争でドイツが勝ったときはドイツ領。その前はフランス領で、神聖ローマ帝国時代は神聖ローマ帝国の一部でした。アルザス地方がドイツ領であるべきかフランス領であるべきか、EUはタッチしない立場を明言しています。
お礼
要するに、領土問題つうのは力でないと解決出来ないと言うことすね! もし、尖閣諸島に日本の灯台設置や国旗などがあれば、今日のように中国が連日、尖閣諸島付近に海警は頻繁に来る必要性がなくなります。 中国の尖閣攻略は、まず、アメリカの介入を防ぐことだと思います。 現在、日本は政府の口先抗議以外は尖閣諸島に対し何もやってません。 今の段階なら尖閣諸島にアメリカは介入出来ません。 中国の狙い通りに事が進んでいる感じです。 武力だろうが無血だろうが先に中国に上陸され既成事実化されたら、アメリカはまず手が出せませんし、日本はこの先の手立てを失い、竹島の二の舞いです。 尖閣諸島は二度と日本にもどりません。 しかし、尖閣諸島の施政権が日本にあることの証明があれば、中国はちょっかい出しても本格的な手が出しにくい。 小さな抵抗は継続するけれど、大規模な武力行使は出来ない。 武力行使をやれば中国は国益損失のほうが遥かに大きい。 しかし、同じ武力行使でも今、中国が実行すればやりたい放題です。アメリカは尖閣問題に介入出来ません。 中国が武力で尖閣諸島を奪ったならアメリカは介入するには条件があり、尖閣諸島に日本の実効支配している明確な証が必要なのです。 現在のところ、中国が尖閣諸島を実効支配しているように見えます。 回答有り難う御座います。
お礼
有り難う御座います