寸法公差についての疑問

このQ&Aのポイント
  • 寸法公差とは、製品や部品の許容範囲を表す指標です。
  • 例えば、(1)のΦ10.0 +0.0 / -0.1と(2)のΦ9.95 ±0.05では、意味が異なります。
  • (1)の場合、実際の寸法は、10.0から0.1マイナスされた9.9までの範囲であり、その上下の許容範囲はゼロです。
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寸法公差について

寸法公差なんですが、 例えば、 (1) Φ10.0 +0.0 / -0.1 (2) Φ9.95 ±0.05 (1)と(2)では意味が変わってくるのですか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • ohkawa3
  • ベストアンサー率59% (1333/2244)
回答No.1

寸法測定結果に基づく製品の合否判定に関しては、両者とも同じです。 両者の違いは、設計者の意図する標準寸法が Φ10.0 であるか、Φ9.95であるか、ということです。 (1)の表記方法は、設計者の意図する標準寸法φ10の穴に隙間ばめで勘合する軸のような場合に適用すると思います。 この例でいえば、軸も穴も標準寸法はφ10であって、隙間ばめという状態を確保するために、軸と穴にそれぞれ片側公差を設定しているような状況です。

その他の回答 (3)

  • 02526956
  • ベストアンサー率28% (9/32)
回答No.4

許容寸法は両方ともΦ9.9~Φ10.0です。 設計者は、(1)(2)と何某らの意図があって分けたのでしょう。 例えば、基準寸法がΦ10.0又はΦ9.95の穴と軸のはめあいを表しているとか。 (2)の場合「加工者にΦ9.95を中心して下さい」というメッセージ伝えたかった場合とか。 又は、インチ系のコレットチャックの径がΦ3.175のように決められた数値の場合とか。 色々な理由はあると思います。 中には「寸法の記入方法で設計者の意図を汲み取って下さい」というわがままな意味があるかもしれませんが。

  • kon555
  • ベストアンサー率52% (1742/3338)
回答No.3

 はい、変わってきます。 (1)の場合、多くの場合は軸に使われる公差ですが、こうしたゼロ/マイナス公差が入っている場合はほぼ100%、何かの中に差し込まれる形で使われます(多くの場合は逆にゼロ/プラス公差の穴)。 (2)の場合は、どういった用途に使用されるか不明ですね。  加工する側としては(1)の場合、Φ10.000では微妙に入らない可能性もあるので9.95辺りを狙います。 (2)の場合、削り量を少なくしたい&何かあった時に修正が効くように、Φ9.99辺りでOKとします。  検査する人間が三次元測定機などを使う場合(公差的に0/-0.1ではわざわざ使わないでしょうが)ゼロ/マイナスなら真円度も含めた最大径も注意して、Φ10未満である事を確認します。プラスナイナス公差なら、そこまで注意はしません。

  • hahaha8635
  • ベストアンサー率22% (800/3609)
回答No.2

設計的には一緒 加工的には違う

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