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北陸新幹線に関する質問です

 今回の台風19号による浸水で(E7系が)10編成が水没した北陸新幹線は(仮に全車両廃車になる場合)今後どのような策をとると思いますか? (上越新幹線向けE7系をすべて回すのか、新たに不足分を発注するのか、それとも今残っている車両のみで運行するのか)

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回答No.8

北陸新幹線用のE7系10編成は、床下機器が完全に水に浸かっているので、廃車は免れないかと思います。車体の一部なら再利用できるとは思いますが、車体よりも肝心な電子制御系の床下機器がどうにもならないかと。 現在、上越新幹線用にE7系を新造しているところですが、計画はかなり変わってくるでしょう。東北新幹線用E5系の新造に伴い余剰になるE2系を上越新幹線に転用する計画は計画通り進むと思います。しかし、E7系を新造してE4系を淘汰する計画が先延ばしになるかと。上越新幹線用に新造するE7系は、当面北陸新幹線用に転用(車体カラーの変更だけ)されると思うので、E4系の引退は1年程度先延ばしになるかと思います。 長野新幹線車両センターの水害についてですが、確かにあの場所は過去に何度も水害に見舞われた場所と私も聞いております。が、現地の人曰く「こんなに浸水したのは初めて」と言っているくらいですから、新幹線車両が床上浸水するまでの水害は誰も経験していないかと思います。こういう水害が、滅多に起きるものなら考え物ですが、今回の19号クラスの台風が来るのは滅多にありません。しかし、一度抱えてしまったリスクについては、JR東日本としても何等かの対処をするとは思います。ですが、対処するにも資金が必要ですから、今後の設備投資計画が気になるところではあります。

その他の回答 (9)

回答No.10

さらに続報。 日刊工業新聞のウェブメディア「ニュースイッチ」によると、北陸新幹線の年内全面復旧を目指すと共に、E4系を延命させ上越新幹線用のE7系を転用する方向で検討を進める、とのこと。 https://newswitch.jp/p/19658 (yahoo配信版) https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191017-00010002-newswitch-bus_all 浸水した車両は「おそらく廃車となる可能性が高い」(JR東幹部)との記述もある。 朱鷺色ラインは、テープ貼り付けの模様。 朱鷺色無しでF21の山口の搬出時や、F22の仙台での搬入時の様子が検索で見ることができる。 最新のF23の仙台港での9月7日の水揚げ、もとい陸上げの様子も以下にある。 (これも朱鷺色ライン無し) https://2nd-train.net/topics/article/24763/ ※ということは、上越用には既に4本あると。 ちなみにE7/W7系の主電動機は専用品という報道があるが、実際はE5,E6系と共通の「MT207」を使っているのを記しておく(これらと循環使用だろうが、浸水事故品は全部廃棄だね)。

回答No.9

さて、色々と回答が集まっているが、 現時点でも、被災したE7/W7系を「解体・スクラップにしない」と明言した報道は、なされていない。 断定するのであれば、確たるニュースソースを示さなければならないだろう。 その後、ようやく近づけて調査できるようになったことで判明したことが、続々報じられている。 車両関係以外も含めてまとめると ・浸水で車体が浮き上がり脱線 https://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201910/CK2019101602000116.html https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191016/k10012134791000.html NHKのニュースでは、脱線した様子が撮影されている。 浮力に負けるほど軽量化されたものだったということか、あるいは強い流れがあったということか、いずれにしても驚きの惨状である。 よく対比される1982年の「王寺駅水害」でも、浸水で車両が浮き上がったことはなかったので(101系のコルク床材が水で膨れ上がったのはあったが)、今後の課題にもなろう。 ・大学教授「新しく造るほうが早い」 https://www.jiji.com/jc/article?k=2019101601090&g=eco 時事通信の取材で、工学院大学の高木亮教授は「すべて取り換えて修理するより新しく造る方が早い」と述べ、多くが廃車になる可能性を示唆している。 無理して修理し今後その後遺症と付き合うよりは(しかもその数が10編成にもなれば)、新造して安定安全を確保したほうが無難だろう。 (EF66 55の例もあるように) ・航空撮影された長野市内の画像 https://www.ajiko.co.jp/news_detail/?id=19538 「アジア航測」という会社が朝日航洋と共に10月13日に緊急撮影した画像が掲載されており、千曲川流域のほか、長野新幹線車両センターやその周辺の航空撮影画像が掲載されている。 基地建物や電気設備も浸水しているほか、本線の前後の地平部分にまで浸水した様子が撮影されている。 ・信号関係にも甚大な被害 https://response.jp/article/2019/10/16/327661.html 信号の電気装置に甚大な被害が確認され復旧に1-2W見込んでいると報じられており、信号制御装置など他の設備に不具合が認められた場合は、さらに時間を要するとも記されている。

回答No.7

E7系の新幹線の車両は解体やスクラップにはしないそうです。

  • eroero4649
  • ベストアンサー率32% (11074/34518)
回答No.6

他の方の回答の通りで、当面はなんとかやりくりして新品を発注するしかないと思いますが、私が心配なのは「車両基地どうするんだ問題」ですね。 今回被害を受けた車両基地は、ハザードマップで「一番浸水被害を受ける」にマークされている低地です。水は低きに流れるものですから、今後長野県に台風が来たり、集中豪雨が来るたびにあの車両基地は水没する危険を伴います。河川が氾濫しなくても、排水しきれないほどの豪雨がくればあの場所に水が溜まります。 なんでそんな場所に作っちゃったんでしょうね。誰もハザードマップを確認しなかったんでしょうね。 大雨が来るたびに列車を避難させるんですかね。しかも車両基地ってのは整備施設もありますから、そういう設備は逃げることができません。いざというときに一番被害に遭う基地ってなんなん?と思わずにはいられません。 他の方も指摘するように、車両基地ってのは大概変電施設もセットですから、大雨のたびに全部被害を受けます。しまいにゃ保険会社から法外な保険料を求められるでしょう。今回の災害を受けて、保険料が跳ね上がることも確実です(ああいう大型契約は、個別に査定されます)。どーすんでしょうね。他人事ですけれど。

noname#239865
noname#239865
回答No.5

JR西日本より発表がありました。 10月15日16時現在の状況及び今後の見通しについてお知らせいたします。 北陸新幹線 全車両の3分の1が被害に 北陸新幹線全線(東京~金沢間)運転再開後の運転 本数はこれまでの5~6割程度となる見込みです。 正常ダイヤになるのは1編成12両が完成するまでに3~4か月が費やされるので 全車両が完成するまでには1年以上かかる、正常ダイヤになるのはその後ということになる。 1編成12両の製造におよそ32億円超 車両には保険がかけれれているが金額の発表はされていない。

  • bardfish
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回答No.4

車両もそうですが、線路自体も水没して被害が出ているかもしれないのでそちらも問題でしょうね。 車両を全て買い換えたとしても走らせる線路がなければ話になりません。 線路がすい別していなかったとしても運用に必要な設備が水没していたとしたら同じことになるので点検や整備、交換など安全に関わる部分は徹底して調べることでしょう。もしかしたら新幹線用の変電所にも被害があるかもしれません。

  • tzd78886
  • ベストアンサー率15% (2590/17104)
回答No.3

全て廃車だろうね。夜間などの営業時間が胃を使って他の車両でけん引する形で時間を掛けて仙台の総合車両センターに回送することになるだろう。故障車を使えるようにするためには機器を交換し、座席や内装を替え、車内消毒を徹底的にやらなければならない。その費用の方がバカにならないし、新幹線車両の製造費と減価償却費を勘案すればその方が合理的という結論に達するものと思われる。全てを新たに製造するためには時間もかかるし、車両基地の設備も新たに造り直さなければならないことを考えるとかなり長い間「暫定ダイヤ」になるものと思われる。北越急行を使った「臨時特急」が迂回路として設定されるかもしれない。

回答No.2

いくつか訂正 上越新幹線向けE7系の増備は11編成とのこと(2017年4月のプレスリリース)。 https://www.jreast.co.jp/press/2017/20170402.pdf あと、新潟配置のE7系は既に3本であった。訂正する。 (うち2本が朱鷺色ライン付加編成) とはいえ、E7系が既に11編成分オーダー(うち3編成運用)されているのが「不幸中の幸い」か。 この件だけでも頭を抱える話ではあるが、もし上越のE4系置き換えを東北と共通のE5系でなんて話だったら、もっと頭を抱えることになるだろう。 何せ発注から完成・出揃うまで2-4年はかかる訳だから、現時点で1-2年程度で済みそうな話ではなくなるのだ。

回答No.1

被災10編成を現時点でどうするのかという、具体的な発表や報道ななされていない。 今後の報道に注目されたい。 以下推論。 JR東日本は上越新幹線向けにE7系12編成の増備を進めており、そのうち2編成が新潟配置で運用中。 この上越新幹線向けE7系も中身は同一で北陸新幹線運用が可能で、現在製造中の増備分を北陸に回せば、今後1-2年以内にW7系の被災分も合わせて編成数は充足する。 ※50/60Hz対応のE2系0番台は、2017年までに廃車済。 浸水被害に遭った編成は新幹線という用途もあり、廃車されるのが濃厚ではないかと思われる。 床上浸水してなければ座席は引っぺがして転用できると思うが、床下は精密機器・電子機器の塊なので、泥水からの修復は難しいだろう。 一方、E7系を取り上げられる上越新幹線は、東北新幹線E5系の増備により余剰となる仙台配置のE2系を転用することで、E7系投入前のレベルを確保できるだろう。 E5系は2019年度は6編成、2020年度は10編成増備予定なので、E4系を予定通り2020年に引退させても充足できるほど、仙台のE2系が余剰になるようだ。 ただ、サービス面ではグランクラス営業が無くなり、さらなる追加のE7系を運用できるまでの今後2-4年くらいは、上越新幹線は割りを食う形になる。 E7系前提での275km/h化も、地上側工事は進めても実施は「真の上越用E7系」が出来るまでの2-4年間は延期となるだろう。 長野-上越妙高間再開後に上越のE7系列車設定が無くなれば、話は現実のものとなるかもしれない。