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脇野田(新潟県上越地方)への新幹線拡張で生じる格差
- 長野新幹線の拡張で脇野田への新幹線の駅が設置されることから、上越地域内での格差が生じる可能性がある。
- 上越地域内の地域内格差の発生や運行前後の変化についての質問がある。
- 北陸新幹線の延長による格差が注目されており、他地方への影響も考慮されるべきである。
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予測の域を出ないですが、上越市内でも直江津より高田の方が新幹線の駅が近くなりますから利便性は高まるでしょうね。ただし、新幹線の駅が現在の脇野田駅付近なので、これが直接高田地区の繁栄に繋がる(=上越市内で地域間格差を生む)とも思えません。佐久平駅のように新駅周辺が開発されて新しい市内の商業地区が出来る可能性もあるでしょう。よく新幹線開通による地域間格差で小諸と佐久が取り上げられますが、佐久平駅は小海線と新幹線の交差点に新駅を設置したのであって、佐久市内の中心部にあるわけではありません。小諸市と佐久市という別々の自治体間での格差と同時に佐久市内でも新たな商業集積地が生まれたということが言えるのではないでしょうか。上越市は旧直江津市と旧高田市が合併してできた都市とは言え、今は同じ自治体ですから新幹線開通による影響がどうでるかは、今後の市政によるところが大きいでしょう。現時点で上越市で確実に予想されることは、現在の「はくたか」がなくなるので直江津駅自体は寂しくなることでしょうか。 北陸新幹線の2014年開業予定区間で市街地から外れたところに新駅が設置されるのは上越市以外では富山県の高岡市と黒部市になります。両市ともに上越市のように市街地が分散されいるわけではないので全く同じとは言えませんが、参考になさってください。黒部市に関して言えば、小諸・佐久のケースのように隣接する魚津市との格差が出てくるかどうかが気になるところです。また、高岡市では隣接する砺波市に近いところに新駅が設置されますので、富山県内でも富山市や高岡市のベッドタウンとして人口増加率が大きい砺波市が新幹線開通に伴って県内でもその地位を向上させることも考えられます。 http://www.city.takaoka.toyama.jp/toshi/1009/matidukuriiinnkai.html http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1516/kj00005457-002-01.html 最後に余談ですが・・・ >上越駅でJR東日本とJR西日本の乗務員が交代するなんて大阪駅以来(?)。 「新幹線」の列車に限って言えば、両社の乗務員が交代するのは「上越駅」が初めてのことになります。新大阪駅で交代するのはJR東海とJR西日本の乗務員です。ダイヤは実際どうなるか分かりませんが、ほとんどの列車は上越駅停車だとは思いますが、金沢・富山対首都圏の速達性を重視して、富山~大宮間ノンストップの列車数本設定する可能性もあると思います。また、ただ単にJR東西の直通列車での乗務員交代でしたら、「はくたか」と「北越」の全列車が現在でも直江津駅で両社の乗務員交代を行っています。
お礼
別サイトでも質問したんですが回答がなかなか来てくれず心細い中、このような詳しい回答うれしく思っています。こっちは高田に縁のある者で高田地区の繁栄に繋がりにくいのは残念ですが、新駅周辺の開発に期待したいと思います。 >富山県の高岡市と黒部市 他にも似たようなところがあったんですね、参考にさせていただきます。 ご回答ありがとうございました。