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ポートフォリオ作成時の注意事項
フリーのグラフィックデザイナーです。仕事内容は主にポスターのデザインです。クライアントは数社ありました。5年ほど休業していましたがこのたび再開することになり、ポートフォリオを印刷製本し新規の会社に郵送しようかと考えています。そのポートフォリオ作成時に分からないことがあり、質問させていただきます。 1)できるかぎり多くの作品を載せたいのですが、各作品にコピーライト表記は必要でしょうか。 2)すでに倒産しているクライアントの作品もあり、その場合は当時の社名、年度、作品名を載せればいいのでしょうか。 3)印刷製本ではなく、現物をファイルにして郵送する場合は何に気をつければよろしいでしょうか。 4)実際のデザイン画像ではなく、作品名のみを表記する場合は何に気をつければよろしいでしょうか。 5)フリーになる以前のデザイン事務所での作品を載せる場合に気をつけることは?事務所は既に存在しておりません。 6)画像を載せる場合、ウォーターマークを入れる等するべきでしょうか。その場合コピーライト表記は不要になりますか。 まとまりのない文章で申し訳ありません。権利問題等分からないことが多く、お答えいただけると幸いです。
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- LimeGreen5
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こんにちは、グラフィックデザイナーです。 時間が経ちすぎていることに心苦しく思いつつ、いくつか書いてみたいと思いました。 というのも、最近ポートフォリオを作ってないなあということと、企業に送るという活動をしていないため、トンチンカンになったらだめだなあという理由がありまして。 さらに、権利関係の知識はわたしもアヤシイので、正確性には欠けるという前提でご一読いただければ幸いです。 1)できるかぎり多くの作品を載せたいのですが、各作品にコピーライト表記は必要でしょうか。 コピーライト表記をどういう意味で書かれているか掴みかねるのですが、仮に法人に所属して制作したものであれば、表記は法人名になりますね。 別に書かなくてもかまわないと思っています。 (C)表記に気を配る一般の人って、そんなにいません。 それよりも、クライアントとか、代理店や制作会社とか、そこであなたは何を担当したのか、とか、制作意図とか、オリエンとの差異とか、そういったものが必要ではないかなあと思います。 この仕事をやっていたら、出されたファイルをぱらぱらっと見て閉じた経験、ありませんか? すごく目を引く成果物とか、すごい有名なクライアントとか、そういうキャッチーなものがなければただの制作物の羅列にしかならないわけで、読ませる工夫が客を掴むと考えないのであればポートフォリオも作る意味がないといいますか。 2)すでに倒産しているクライアントの作品もあり~ 倒産したかどうか......その情報は必要ですか? 新規受注に関して何かを左右しますか? 倒産 = あなたの制作物が役に立たなかったって受け取られる可能性はないんだろうか?(過言かもしれませんけれど)さらっと書くのがいいんじゃないでしょうか? 3)印刷製本ではなく、現物をファイルにして郵送する場合~ 料金不足とか、ファイルの保護とか、でしょうか。 あと、挨拶状、あるいはキャッチ方法を模索した扉ですかね。 デザイナーってこういうの下手です。 こういうの(拝啓・敬具)ってコピーライターの範疇ですし。 企業によっては、挨拶状や文面だけで判断することもあるでしょうから、気をつけるとしたらそこでしょうか。 エッヂを効かせるか、正道で行くか、かなあ。 4)実際のデザイン画像ではなく、作品名のみを表記する場合~ 作品名......。 ポスターとかアイテム名のことでしょうか? それとも案件名でしょうか? 5)フリーになる以前のデザイン事務所での作品を載せる場合~ 特にないと思います。 一般常識の範囲で。 6)画像を載せる場合、ウォーターマークを入れる等するべきでしょうか。その場合コピーライト表記は不要になりますか。 個人的な経験上、ウォーターマークを入れたことはないです。 掲載サイズは原寸じゃないでしょうし、制作会社の人でもない限り、ウォーターマークも含めてデザインだと受け取る人は存在しますので、余計なものは入れないですね。 どのみちデジタルデータではありませんから、何かで使おうとしても、現代のネットを見ていれば品質の劣化は明らかに見て取れるかと思いますし。 また、コピーライト表記はウォーターマークとはまったく別物ですので、必要か不要かというのは同じテーブルに乗せるべきではありません。 コピーライト表記が何を指しているか、やっぱりちょっとわからないんですが。 厳密にいえばフォトグラファーやイラストレーターが外注の場合で、財産権としての著作権譲渡を契約していない場合、その人たちの表記も必要になるっぽいのですが、そういうことを問われてますでしょうか? 以下、個人的な感想レベルでコメントを。 年鑑やデザイン系の雑誌のように、制作年、クライアント、元請け(代理店や制作会社)、所属していた制作会社やデザイン事務所名、担当などが書かれていればより良いと思います。 その場合、「コピーライト表記」というようなあいまいな言葉ではなく、権利者が誰であるかも明確になるわけで。 仮に業界関係者ではなく一般の企業が見る場合、(C)なんて書かれても理解を示す人はいません。 むしろ何を意味するのかわかりませんし、デザイン事務所に所属していた時の制作物のコピーライトはデザイン事務所名ですし、契約によっては上流の元請け名が正しいということになるかもしれません。 でも、その契約状況は、わたしにはわからないので、果たしてコピーライトが表記できるものなんだろうか? という疑問はつきまといます。 また、上記の流れがあったとして、teleman1681nさんの名前はコピーライト表記に使われないということで、ファイルを送ってきた人と作った人は別なの? と見込み客に思われてしまうのはアレだなあと考えたりします。 そんなわけで、一人歩きするファイルを送りつけるのであれば、年鑑とかデザイン雑誌とかの書き方を参考にされるのがよいんじゃないかなぁと思います。
お礼
回答していただきありがとうございます。 1)そうですね、私もイラストレーターなどのポートフォリオを本人と見る機会が何度かありましたが、ほとんどがパラパラ観て、あとは雑談で終了、送られてきたものも同様の対応でした。 2)倒産した時点で権利が他社に移っている場合もありますので、コレに関しては慎重に考えます。 3)まさしくおっしゃるとおりで、挨拶状の文面を考えるだけで気が重くなり作業の手が止まってしまいます。また扉のデザインも同様ですね、ここはしっかり考えたいと思います。 4)その商品に関しては広告、ポスターなど全て私が作成しておりますので、商品名となります。 5)わかりました。 6)ウォーターマークは入れておいた方が安全かなと思いましたが、確かにデザインの一部ととられかねないですね。 権利問題に関しては中途半端な知識しかなく、考え始めると不安とめんどくささが増して、くじけそうになっていました。 がんばって最後までやってみようと思います。いろいろと助言を頂きありがとうございました。 また今回はお返事が遅れまして申し訳ありませんでした。