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移民の受け入れについて
日本は、戦後、ハワイ、アメリカ大陸、ブラジル、ペルーなどに移民として受け入れてもらったにもかかわらず、今度は逆の立場になるとこうまで冷淡になれるのでしょうか? 確かに中国人犯罪者の入国に対しては何らかの対策が必要でしょうが、恩をあだで返すようなまねだけはするべきでない気がします。
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移民推進論者です。(というほど勉強しているわけでもありませんが) ご質問の件の”恩をあだ”云々は置いときます。日本人の移民については#1,2さんがおっしゃるとおりです。 日本人の人口は減少傾向にあり、特に労働人口が縮小していく傾向にあります。これが顕著に現れているのが昨今の年金問題ですがそれ以外にもいろいろな弊害が出てきます。 国連の発表によると、現在の年金受給者と支払い者の比率を保とうと思ったら日本は今後50年間に2000万人の移民を受け入れないといけないそうです。 移民の受け入れにもいろいろな方法があり、たとえばドイツではIT技術者に限って移民のモンドを広げ、国内IT技術者の不足を解決しようとしています。 日本の場合、単純労働者、技術者、医療関係者(フィリピン大統領は”日本もこれから高齢化社会になるのでフィリピンの優秀な看護婦/介護師を送りましょうか”とか言っています)といったように枠を決め試験を行って受け入れるような方法をとる事が出来ると私は勝手に思っています。 ただ、前提条件として、そういった移民者の日本国籍所得/公的教育へのアクセス/2重国籍問題など今の日本の現状でも解決していない問題がたくさんあります。困ったから来て下さいと招いておいて都合の良いときには”あなたは外国人だから”では通りませんよね。 その点日本人移民を受け入れたアメリカやブラジルはフェアーであり、この点大いに見習うべきと思います。
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- syainara
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以前、中曽根総理が「日本はもっと外国人留学生を受け 入れよう」と発言して多くの外国人(ほとんど中国人) を無審査で入れてしまいました。 そして中国人の犯罪が国内で多発しました。 私も、日本がある程度の移民を受け入れるのは賛成です。 しかし、彼等のイデオロギー、宗教、文化等を理解し 摩擦を防ぐシステムが日本社会に完璧に準備されるまで は絶対にやめた方がいいです。 よって日本が移民を受け入れるようになるのは早くても 十数年後ではないでしょうか?
お礼
ありがとうございます。 現時点でその受け入れ態勢は、進んでいるのでしょうか? 犯罪の増加に、確かに、一部の中国人やトルコ人などが増えているというのも聞きかじっております。 しかし、一部の犯罪者が悪いのであって、彼らを差別しないように教育で教えることも大事な気がします。 もちろん犯罪対策も大事です。万全の準備をするべきでしょう。 少し甘い考えかもしれませんが、教育によって日本の社会は暗い道にも明るい道にも進むことが出来ると思っています。 移民受け入れの対策には、是非、教育にも力を入れて欲しいところです。
- POKIE
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>女性の力をもっと活用できればいいなとは思いますが 全く持ってその通りです。女性が仕事をし、税金と年金を納めるようになるのが先決です。 >受け入れる側の教育も必要になりますね まさにそうです。そしていくら教育をしても異文化の衝突は起こります。それが、今のオーストラリアのように(以前は移民を受け入れていなかった白豪主義)”多文化主義を誇りに思う”といえるようになるには何十年かかることか。それにしても、こういったことから日本人の閉鎖的な部分が(仕方なくでも)開放されていってくれたらよいと考えます。 海外生活16年の実感です。
お礼
ありがとうございます。 女性の政治家に期待したいところですが、フェミニズムやジェンダーフリーといったイデオロギーを掲げる人にはとても不安を感じます。 彼女らは逆にマイナスイメージになっているような気もします。 オーストラリアには学ぶところが多々あるようですね。
- been
- ベストアンサー率39% (490/1243)
移民受入推進論に賛成です。 少子高齢化 → 生産人口の減少 → 産業の衰退 → 貧乏国への転落 恐ろしいシナリオですね。しかし、少子高齢化がこのまま進行すれば、近い将来こうなります。しかもわが国は、食料自給率が極端に低いうえ、現時点でも農業従事者の6割が65歳以上なのです。20年後、日本の農業は消滅しているかもしれません。そのとき、食料を輸入するお金がなければ、日本人は餓えに苦しむことになります。北朝鮮のように。 わが国に外国人を引きつける魅力と実力があるうちに、大量の移民を受け入れる基盤を整備するべきです。出生の低下分を移民で補い、産業を維持する労働力を確保する必要があるのです。
お礼
ありがとうございます。 地方の工場などでは積極的に外国人労働者を雇っているところもありますね。 わたしは外国人に対する免疫が余り無いので正直苦手ではありますが、受け入れる側の教育も必要になりますね。
- cse_ri2
- ベストアンサー率25% (830/3286)
移民についての大枠は、他の方の回答の内容に賛同します。 ただし将来を考えると、出生率の低下により若い世代が 減少していることは事実です。 出生率を増やすことを狙う政策を早めに導入するか、それとも 必要不可欠な特殊技能をもった労働力(看護士など)を もった外国人の受け入れには、前向きに取り組むべきでしょう。 ただし治安面については、今以上に厳格に取り組む必要が あります。 移民が増えると、どうしても治安が悪化しますので。 外国人の指紋押捺制度を復活するとか、あるいは指紋は現場に 残さないことが容易なので、いっそのこと日本国民を含めて DNA登録を義務化するなどすれば、犯罪抑止と犯罪の摘発 にかなりの効果が上げられるのではないかと思います。
お礼
ありがとうございます。 出生率の低下は、育児・出産時の政策的な保護が貧弱なためと思います。 出産しても働く意欲の女性が多いのに、退職させパート勤めになるのでは国力の衰えにもなると思います。 出生率どうこういう前に、女性の力をもっと活用できればいいなとは思いますが、現実は厳しいですね。
- K-1
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どこでも移民は「安い労働力」として受け入れたのであって、別に人道的どうこうは関係ありません。 今はそんな労働力より機械などを入れたほうが安上がりなことも多いのですし。 現在では移民受け入れは「優秀な人材獲得」のためです。 政治的亡命も相手国の状況を知ることが出来るためです。 また「移民」してくるような人は、はっきり言えば貧乏人であり、国内の治安悪化、自国民の雇用機会消失などに繋がりますので、どこも積極的には受け入れてません。 金持ちや特殊技能を持つ人は移民資格が得やすいことからも分かります。 いつの時代も移民は利益を得るためであって人道的理由ではありません。 そういった意味で移民受け入れに「恩」はないです。
お礼
ありがとうございます。 主観ですが、人材流出については、日本から海外への流出は多くても、日本へ優秀な人材が流れてくることは稀なような気もします。 日本へ来て、たとえへ優秀な学生が育ったとしても、日本にとどまらず、自国へ戻ることが多いのではないかと思います。 優秀な人材に対しても、どれだけ門戸が開かれているのか疑問に思います。
南北アメリカが日本人移民を受け入れたのは決して人道的な見地からではなく、奴隷解放などに伴う安価な労働力確保の方策として受け入れたのです。 移民募集時の謳い文句とは異なる、低賃金・劣悪な労働環境でほとんどの移民は筆舌に尽くしがたい辛酸をなめています。私の父は沖縄生まれで親族が多数移民していたようですが、劣悪な労働条件で健康を害しその地で亡くなったもの、夢破れて身体一つで貨物船でようやく帰国したもの等、親族から苦労話はいやという程聞かされました。 冷淡というのが何を指しての事はわかりかねますが、今の日本が移民に対して大規模に門戸を開かなければいけないほど、労働力不足の状態ではないと思います。またほとんどの国で何の条件も無しに移民を受け入れている訳ではありません。必ず技能などについて厳しい制限があるはずです。自国民の労働機会を守るのは当然の事だと思いますし、日本が特別移民に厳しいとも思いません。 ただ政治難民に対する基準は一考の余地があるとは思いますが。
お礼
ありがとうございます。なるほど移民も大変な苦労を負うわけですね。ただ、日本の受け入れ態勢も徐々に整えていかないと、急激な変化には耐えられないような気もします。不法入国者に対しても、都合のいい使い方をしているばかりでは、後でしっぺ返しをくらうかもしれません。
お礼
ありがとうございます。 移民大国のアメリカやブラジルには、おおいに参考になるところがあるでしょうね。 まだまだこちらも勉強不足です。 日系アメリカ人や日系ブラジル人に教えを請いたいところです。