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英式バルブ
日本国内で使われている自転車のバルブがスポーツ車以外はほぼ英式バルブなのはなぜでしょうか。頑丈さなら米式も引けを取らないし、圧力が測れないなど欠点ばかり多いのに理解できません。
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- tetsumyi
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- nagata2017
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初め日本の自転車市場はアメリカからの輸入車が大部分を占めていたが、明治末期になるとイギリス車が急増した。この後第一次世界大戦により輸入が途絶えたことをきっかけに、国産化が急激に進んだ。このとき規格や形式の大部分でイギリスのロードスターを基にした。 この最後の部分ですね。 このとき規格や形式の大部分でイギリスのロードスターを基にした。 これが日本で大量生産されるようになった自転車の基礎になったから。 日本の自転車wikiより
- Postizos
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ああ失礼しました。 フレンチ化ではなくて米式化しないのは?という質問でした。 たしかに、合理性ではなくて従来支配的だったから以上の理由は無いと思います。 現に合衆国ではそうなっているんで。 日本も可能性はあるでしょう。 最初はシュレーダー 用のウッズアダプタを装着して売るような形になるでしょうか。そのコストはちょっと壁ですね。 https://www.monotaro.com/g/03033696/
- Postizos
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ダンロップが空気チューブをタイヤの中に入れる方式を発明してすぐにダンロップ社のウッズという人が発明したのが「ウッズバルブ」で最も古い形式だということです。 https://www.oldbike.eu/museum/tyres/pneumatic-tyres/the-pneumatic-tyre/ http://davesbikeblog.squarespace.com/blog/2007/8/21/john-boyd-dunlop.html 日本(世界もそうですが)の自転車技術はイギリスから来ていて多くの規格はイギリスの工業規格をもとにしています。 というわけで元々全部がウッズであったことでデファクトスタンダードとなっていたわけです。 新聞配達店とか交番とか営業で自転車を使っている所に置いてある空気入れもウッズ用なんで、自転車に興味が無い人には米式やフレンチ不便だなということになります。 バルブコアネジを緩めてちょっと押して固着を取るとかのフレンチバルブの何でもないお作法も興味のない人には面倒でしかないでしょう。 それから質問で重視されている空気圧管理も「無い」人の方が多い。 米式というぐらいで合衆国で実用車にはシュレーダー が多く使われて英式は全く使われていないのは、バルブ穴が同じでウッズと置き換えが簡単だったからでしょう。自動車の普及率が高い合衆国では自動車用空気入れが(共通で)使える方がずっと便利だったのだろうと思います。 あと構造的にも大きめでピストンが無くて精度も楽なウッズ(英式)の方が作るのは簡単そうです。 ウッズでもピストン式のコア=スーパーバルブ(ミリオン、ブリヂストン型)に置き換えればメーター付き空気入れで空気圧測定は可能です。ただし正確を期すなら読みの補正も必要ですが。耐用期間はだいぶ向上します。 http://home.h05.itscom.net/tomi/bicycle/maintenance/020valve/020valve.htm https://xr100custom.blogspot.com/2016/12/bridgestone-supervalve-vs-5-a710005-p3281.html https://www.sheldonbrown.com/gloss_w.html というわけで、〈元々のスタンダードが英式であったから〉であって、フレンチ化が進行するとしたらこれからでしょう。 ただしリム穴や空気入れの問題はまだ残っていますね。 https://en.wikipedia.org/wiki/Dunlop_valve この記述を見る限り、実用の足として自転車が多く使われている所ではやはり主流なのでは。スポーツ用途の方が多くなったら違うと思いますが。