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数学を研究している人の研究ノートについて

STAP細胞の時に研究ノートについて、保管や書き方について問題になりました。 実験系ではない数学の研究をされているの、研究ノートはどのように管理されるのでしょうか。

質問者が選んだベストアンサー

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  • dragon-man
  • ベストアンサー率19% (2711/13695)
回答No.1

数学の研究は定理、命題の推論、証明です。一度証明された定理はもはや証明の必要がありません。つまり研究成果を誰も真似できないし、真似する意味がない。そういう意味で化学や物理や工学の研究とはまるで違います。数学という学問では、研究ノートの保管や書き方は問題になりません。最低限研究者の頭の中にあればいい。もちろん研究者のメモ、備忘録としての意味はありますが、それだけの意味しかありません。

その他の回答 (2)

回答No.3

小保方さんのは鍵付きの管理棚が映ってました。ただノートは、落書きや、あり得ない文字の書き方や、空白だらけで研究とは見てとれない酷いものでした。

  • hue2011
  • ベストアンサー率38% (2801/7249)
回答No.2

研究所ごとにわりあいきっちりしたルール体系が存在します。 これは古代からあるわけじゃなく、あなたのいうようなSTAP細胞みたいな事件が起きる都度更新されているものです。 現在は、研究ノートは手書きではなく電子化したものをクラウド保存する形式になっているところが多いです。そうすることで、あるツールが起動できるようにするのです。本来論文の審査のためのものだったのですが、「スカラー」という電子データベース内に論文とかデータ、グラフの類が参照可能になっていて、これと照合審査するソフトウェアです。リファレンス掲示なく引用されたりしている場合は「剽窃の疑いあり」というレポートを出してきます。ノートの場合はまだ論文になっていませんけど、記述者にたいし「気をつけろ」という警告になります。 これは、剽窃ばかりでなく、だしぬけに発生している記述に対しても警告を出します。何の根拠もなくあたかも事実のように記載されていることの存在理由を不審情報とするのです。 このツールは別に当人が使うだけのものではありませんので、論文を発表するときに共著者が使ったり、その論文をリファーしようと考える別の研究者がチェックすることも可能です。このことにより、自分は何も悪気もないし不正なことをしたつもりもないのに変なものに関わって自分自身の信頼まで失う危険から身を守るのです。理学系の場合、このツールは非常に威力を発揮します。実験データのように専門でない人間が見てもコピーだとわかるようなものではない上、読んですぐに思想が理解できないようなものの場合、苦しまないコンピュータソフトのほうが見つけやすい。 いま言うことでお気づきかもしれませんが、これはAI化の進化をしています。 ただ、スカラー自体が必ずしもあらゆることを網羅的に持っているわけでないということ、および、剽窃とかの意図がないけど、ほぼ同時に同じような研究内容が別人のもとで発生することもありますから、このツールで完全ということはありません。 それはどちらかというとその研究者を抱えている組織の長の責任になりますので、この人たちが動くのです。 グループ長とかユニット長という役を持っている人が、その研究組織内の自分の配下の研究に関して随時チェックを行います。 人間のカンというのはおそろしいもので、コンピュータソフトが見逃していることをふと「あやしいぞ」と思うことがあり、怪しいと感じた段階でどこかが火をふきかけていたり煙が出ている場合があるのです。これはマンパワーでやる仕事です。

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