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人間の可聴域の音を全て同時に鳴らすとどのように聴こ

John_Papaの回答

  • John_Papa
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回答No.8

No.6の続き(追加)です。 人間には物理的に同じ音圧でも同じ音量には聞こえません。 音圧と音量の相関関係を調査してグラフにしたものを「等ラウドネス曲線」と言います。個人の感覚ですから測定ではなく、一種のアンケート調査に寄りますのでバラツキも大きく、何度か修正されています。 下記に紹介するWikiのグラフは2003年版ですが、2014年時点で追認された最新版です。 また、RTAやFFTでもそうですが、これら音量を表示するグラフは縦横共に対数(割合を等間隔に表示する)のグラフが使われます。数値が等間隔に並んでいる縦軸の「dB」と言う単位は元々対数単位です。 このグラフで、1KHzのdBで上下をひっくり返すと、ピンクノイズが人にどのような周波数分布で聞こえるかというグラフに近い物になります。 (グラフの趣旨が同じ音圧が周波数によってどの強さに聞こえるかではなく、同じ音量として聞こえる場合の音圧の値を現すものなので、似て非なるものです) ホワイトノイズの場合は、1KHzは変わりませんが、10Hzで+20dB、100KHzで-20dBした直線の値を中心に、上下をひっくり返したグラフになります。 音程的にフラットなピンクノイズの場合、人の耳の感度により3KHzあたりが強調されて聞こえる為、擬音で「サー」と表現されます。 ホワイトノイズの場合は、同じく3KHzあたりが強調されるのですが、それより高い周波数も強調されるために、擬音で「シー」と表現されます。 全音域なのに、なんだか音程が感じられるのが面白いですね。 電子的にサイン波を作って、それを聞けば、その音程・その周波数だけで聞こえますし、RTAやFFT(分解能が細かければ)で見ても、それだけが突出したピークが描かれてますが、自然音や楽器音の多くは広い範囲に分布し、いくつもピークを持っているように描かれる筈です。 音楽や自然界の音は、強弱はあるけれど普通に可聴域全部が鳴っているものだという事を判っていただきたい事と、その中のピークの部分が楽音として聞こえるものだという事を、RTA vs FFT のユーチューブ映像で見ていただけたと思います。 また、音の高低を現す為に、「周波数」と「音程」という2種類の切り口が有る事もご理解ください。ユーチューブ映像では、音程幅を同じにしてありますので、低域の周波数幅が広く高域の周波数幅が密になる事も見ていただけたと思います。ちなみに音程には2.0倍を1200等比分したセント(cent) という単位があります。ギター等の調弦やってる人にはお馴染みですね。 どちらかが間違いとかいう類ではありません。両方あるし両方必要なのです。   え!こんどはレベルをラウドネス曲線に揃えた可聴域全部の音はどう聴こえるか?って質問ですか。そのような優れた音響設備を持ち合わせませんので、ご勘弁ください。

参考URL:
https://ja.wikipedia.org/wiki/等ラウドネス曲線

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