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ローマ帝国って民主主義ではないですよね?
ローマ帝国の話がでてくるとき、しばしばローマ帝国が民主主義の国であった如くの話がでてきますが、ローマ帝国って帝国っていうぐらいですから民主主義ではないですよね? なんか民主主義を美化したい人がむりくりローマ”帝国”を民主主義の国であったことにしようとしているようにも見えますが、ローマ帝国が民主主義の起源とするのは無茶じゃないですか?この論理だと古代中国も民主主義の国だったことにできるのでは。
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- potatorooms
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ローマの話で民主主義が出てくるとしたら、帝政になる前の共和制のときの話なのでは? アテネほどではないけど、選挙での衆愚の話は有名ですし、ポエニ戦争を戦い抜いたり、クレオパトラのとドタバタも共和制のときの話ですし。 共和制から、帝政に移行した歴史を持ってはいますけど。 ローマ「帝国」を民主主義と結びつけた本は私は読んだことがありません。
- nagata2017
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民主主義の 「民」の定義。 現代では すべての国民のことを指しますが 昔はその定義に当てはまる人が少なかった。 そのちがいです。 だから形だけは民主主義のように見えるけど 現代と比べると かなり劣る民主主義です。
- SPROCKETER
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ローマ帝国は自由市民以上の貴族、皇帝などの特権階級に位置する人達から見れば、選挙権があり、議会への参加も出来るので、民主主義に近い制度だったのですが、数が多い奴隷階級から見れば独裁体制だったわけで、高額の税金を払っていない人達には選挙権が無かった昔の日本と同じです。 俗にいう帝国主義というのは、特権階級から見れば民主主義と大きな違いはありません。しかし、下層階級から見ると、選挙権や発言権を奪われた独裁体制なわけで、一般市民が政府を批判すると、すぐに抑え込みにかかったり、マスコミが情報操作や揉み消しばかりで、真実を伝えようとしないのと同じです。 ローマ帝国では、奴隷階級は夢だけ信じ込まされて、実際には結婚も出来ず、安定した就職もなく、歳を取ると殺されて埋められるだけの家畜のような存在でした。年金や福祉も特権階級だけのもので、国民全員に年金制度や健康保険などの福祉政策を始めたのはソ連が最初だったわけです。ソ連を批判しつつも、ソ連が作った制度を受け入れなければ体制が崩壊するので、西側の政策が変貌していったわけで、そのソ連にしても、古代中国の社会制度の模倣に過ぎなかったのがわかって来ています。 マスコミが何でも民主主義であるような情報操作を始めたのは、日本国内の社会政策や経済政策の失敗を周辺国が指摘して批判しているからでしょうが、要するに、民主主義で無いから衰退するのだという批判をかわす為の詭弁でしょうね。
- eroero4649
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世界史を知らないとややっこしいでしょうけれど、建国からカエサルの時代までは共和制ローマと呼ばれていて、まあ民主主義に近いような共和制だったのです。 それがカエサルの登場で独裁体制的になり、その義理の息子にあたるオクタヴィアヌスによってローマは共和制から帝政に移行したと、世界史の教科書ではそうなっております。オクタヴィアヌスはアウグストゥスの名前でも知られていて、教科書上は初代ローマ皇帝ということになっているのですが本人は生きている間そうは絶対に名乗らなかったというかなりややこしいことになっております。 元々民主主義は古代ギリシャで生まれたもので、民主的な選挙で決めるというたところで当時だって女性や奴隷などには投票権がなく現代の民主主義とはだいぶ違うわけですが、共和制ローマの民主主義は古代ギリシャの民主主義にかなり近いものであったといっていいと思います。 なお、「建国以来の共和制」とは書きましたが、建国当初は厳密には王国制でした。ローマ王国⇒共和制ローマ⇒ローマ帝国⇒西ローマ帝国・ビザンツ(東ローマ)帝国という流れです。