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日本語の「参ります」と「伺います」の違い
- 日本語を勉強中の中国人が、「参ります」と「伺います」の違いについて質問します。これらの表現はどのような人間関係の相手に使うものなのか知りたいです。
- 日本語を勉強中の中国人が、「参ります」と「伺います」の違いについて質問します。これらの表現の意味や使い方がよくわからず、理解を深めたいと思っています。
- 日本語を勉強中の中国人が、「参ります」と「伺います」の違いについて質問します。これらの表現に関する人間関係や使い方について教えていただけると嬉しいです。
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質問者が選んだベストアンサー
社内の上司など内側の人間に会う場合、参ります。お得意様など外側の人間には、伺います。常連などで距離感の近い人へは参りますも使えるでしょう。 また参りますは行きますの謙譲語ですが、伺いますは訪問しますの意味です。伺ってもよろしいでしょうかでアポは取れますが、参りますは直前の歩いている行動を意味します。今から参ってもよろしいでしょうかにはなりません。
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あはは。ネイティヴのぼくでもはっきり答えられないものを,中国人のあなたが理解する必要はないでしょう。 この文脈では,どちらも「行く」の意味になりますが,しいていえば, ・参る:尊敬すべき相手がいる場所に,おそれながら入っていくイメージ。 ・伺う:尊敬すべき相手に面会し,おそれながら会話するイメージ。 相手が個人的な知人で,その自宅を訪問して室内で歓談・会食するような場合は,「午後5時ころに,ご自宅に伺います」のほうを使いますね。いっぽう,「午後5時ころに,ご自宅に参ります」だと,宅配業者が荷物を持ってきて玄関で受け渡す感じに聞こえます。しかし,それほど強い区別ではなく,どちらを使っても通じます。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。いい勉強になりました。頑張ります。
- marukajiri
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「参ります」と「伺います」はどちらも「行く」の謙譲語として使われます。謙譲語は2007年以降、謙譲語Iと謙譲語IIに区別されるようになっています。 謙譲語Iは昔から定義されている謙譲語であり、自分の行動をへりくだって相手に言うことにより敬意を示すものです。謙譲語IIは新しくできたもので「丁重語」とも呼ばれ、自分の行動を丁重に伝えることで相手に敬意を払う言い方になります。 ご質問の「参ります」は謙譲語II、「伺います」は謙譲語Iに分類されています。「参ります」は物事を相手に丁重に伝える敬語であり、「伺います」は相手に対しての敬語になります。 質問の例文だと、どこに行くのかさっぱりわかりません。また、行く場所が敬意を払うべき人物のところか、単に自分の仕事をする場所に移動するだけなのかで、使うべき言葉が違ってきます。 例えば、今東京にいて次の仕事場が北海道の場合、例文を使って言えるのは「参ります」の方が適当です。 〇オフィスに戻る時間がないので直接北海道に参ります。 ✖オフィスに戻る時間がないので直接北海道に伺います。 移動先の北海道は場所であり、そこには敬意を払うべき人物がいませんので、自分の行動を丁重に伝える敬語である謙譲語IIのほうの「参ります」を使うのが正しいということになります。 これが、もし北海道ではなく、特定の人物だった場合には、話が違ってきます。仮にどこかの学校の先生のところに行く場合には次のようになります。 〇オフィスに戻る時間がないので直接先生のところに参ります。 〇オフィスに戻る時間がないので直接先生のところに伺います。 この場合は「先生」という敬意を払うべき人物がいますので、通常の謙譲語Iの 「伺います」を使うこともできますし、謙譲語IIの「参ります」を使うこともできるのです。
お礼
ご親切に回答していただき誠にありがとうございます。いろいろとても参考になりました。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。おかげさまで、理解できるようになりました。