ギヤポンプ運転状態の最適化方法を考える

このQ&Aのポイント
  • エンプラ(PC)の押出成形業務において、ギヤポンプの運転状態によるロスが増加しているため、最適化を行いたい。
  • 現在、ギヤポンプの部温度と樹脂温度は270~280℃程度で運転されているが、軸封からの樹脂排出状態が悪く、ヤケの原因と考えられる。
  • ギヤポンプの運転状態を最適化するためには、部温度を290℃程度に上げるか、軸封部の冷却エアーを多めに供給するか、どちらが適切か悩んでいる。
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  • 締切済み

押出成形時のギヤポンプ運転状態

エンプラ(PC)の押出成形業務に携わっている者です。使用しているギヤポンプ(以下、GP)でのヤケによるロスが増加しているのでGP温調と軸冷却の最適化を行いたいと考えております。使用しているGPはラビリンスに樹脂を流し軸封を行うタイプで、ヤケの原因は軸封部からの樹脂排出状態がよくないことに起因すると考えています。  現在GP部温度が270~280℃程度で樹脂温も同じく270℃程度で運転しております。樹脂を積極的に排出するためGP部温度を290℃程度に上げるとヤケによる不具合は減少する傾向がありますが、軸封からの排出樹脂はかなり黒色に変色しておりGP内部でもこの運転状況ですとヤケが発生する可能性が高いように思います。逆にGP温度を260℃程とし、軸封部の冷却エアーを多めに供給してやると樹脂の排出量は当然減りますが、綺麗な状態で樹脂が排出されてきます。できるだけ軸封部からの樹脂の排出を促す設定とするべきか、または排出量よりも出てくる樹脂の状態で判断するべきか判断に迷っております。なにか知見のある方がおりましたら是非ご教示をお願い致します。

noname#230358
noname#230358

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.3

ギヤポンプの分解は可能でしょうか?貴殿又は貴社にてです。 それができれば、軸に追加加工ができ、エンジンの冷却機みたいな構造に、割と簡単にできます。 また、バイクは空冷の物が主流なので、アルミの洗濯バサミやそれを応用した物を取付け、 扇風機等で冷やすなどです。 どの辺りまで対応が可能で、且つ妥協ができますか? 具体的には、270°の使用条件にポンプを合わせ、冷えている時にロスがでる状態に チューニングするとかです。

noname#230358
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 社内での分解・追加工は可能です。 本体と軸封部にはエアーで冷却が個別にかけられるような仕様となっております。 追加工にて軸封からの樹脂排出を促すような方向でも検討してみます。

noname#230359
noname#230359
回答No.2

素人回答で失礼致します。 >できるだけ軸封部からの樹脂の排出を促す設定とするべきか、または排出 >量よりも出てくる樹脂の状態で判断するべきか 上記のお問い合わせを、文面だけからみれば、出てくる樹脂の状態が良好で あることを判断基準とすることがよいと判断できそうです。 しかし、Q&Aサイトにお問い合わせなさっているということは、出てくる樹脂 の状態が良好をもって判断基準とすることに問題点があることをお感じだから と思います。 出てくる樹脂の状態が良好である温度条件におけるリスク評価をなさって、 その条件を採用することが有利か否かを判定すればよさそうに思いますが、 現状は如何でしょうか?

noname#230358
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 ご指摘のように、GPからの排出樹脂の状態が良好であるにも関わらず、製品にヤケが混入する。そこでGP温度を上げると排出の状態は黒色となり見るからに悪いものの製品側へのヤケ混入は減少するような事例がありました。 アドバイスありがとうございました。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

本件のギアポンプとは↓のタイプですよね http://dynisco.jp/category/products/gear-pump-screen-changer/gear-pump http://www.mitsuba-ss.co.jp/product/rubber/gear/ このサイトには必ずしも成形機用ギアポンプの専門家でない方が首を突っ込んで来るので 出来ればメーカ及び型番を指定された方が良いでしょう 因みに、私もギアポンプの専門家では無く制御屋です ただ成形機の温度制御の経験も多少なりともあります その少ない経験からでは メインスクリューとかシリンダとかダイヘッドとかは細かな制御を要求されるが ギアポンプを細かく温度制御した記憶が無い そもそもですがギアポンプに付属してるヒータはかなり小さく ほとんど保温用じゃあないかと思うのですが? ただ、ギアポンプは温度制御より圧力制御の方が精密な制御が必要と思うのですが?

noname#230358
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 添付頂きましたURLとほぼ同様の構造のGPを使用しております。 GPのヒーターについてですが、本体ケーシング用・操作側軸封部・駆動側軸封部の3点で温調をかけています。三点ともヒーターの調整によりほぼ任意の温度まで昇温可能な容量のヒーターが使用されております。また本体と軸封部にはエアーで冷却が個別にかけられるような仕様となっております。 圧力制御に関してはGP入圧を一定にするようスクリュー回転を制御しております。出側の圧はダイのリップ開度などによって多少変動があります。また特に制御はかかっておりませんが凡そ一定の値を示します。

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