強アルカリ水溶液を煮沸し続けるための槽の材質

このQ&Aのポイント
  • 強アルカリ水溶液を煮沸し続けるための槽の材質を教えてください。
  • 強アルカリ水溶液(NaOH+界面活性剤)を用いて、金属を洗浄したいと考えております。洗浄する際は、沸騰する程度に加熱する予定です。
  • 上記処理を恒常的に行うためには、どのような材質の槽にすれば耐えられるでしょうか?ネットで調べてみると、SUSやチタンはダメそうでした・・・。テフロンライニングの適用可能性はありますでしょうか?
回答を見る
  • ベストアンサー

強アルカリ水溶液を煮沸し続けるための槽の材質を教…

強アルカリ水溶液を煮沸し続けるための槽の材質を教えてください? 強アルカリ水溶液(NaOH+界面活性剤)を用いて、 金属を洗浄したいと考えております。 洗浄する際は、沸騰する程度に加熱する予定です。 上記処理を恒常的に行うためには、どのような材質の槽にすれば 耐えられるでしょうか? ネットで調べてみると、SUSやチタンはダメそうでした・・・。 テフロンライニングの適用可能性はありますでしょうか? 知見ございましたら、教えてください。 宜しくお願いいたします。

noname#230358
noname#230358
  • 金属
  • 回答数5
  • ありがとう数5

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#230359
noname#230359
回答No.3

テフロンは連続使用温度260℃とされるが、温度如何に拘わらず手荒な洗浄を心置きなくやれるかどうか 金属なら純ニッケルでしょう。   http://www.nyk.co.jp/products/alloys/nickel/ni201.html   アルカリに対して耐食性が非常に優れています。   用途 苛性ソーダ製造装置用材料、、、 強酸などど別にしてまで苛性ソーダ耐性を強調 粘くて削るのは大変な材料だけど、板を溶接してタンクにするのはさほどでもないはず。 >テフロンチューブやテフロンベローズのポンプの最高使用温度は150~160℃程度です。  (圧力指定をしての条件です) 当然。それも含めてなるべく避けて金属にしたい。 >SUS316であれば、溶融水酸化ナトリウム(320℃)にも耐えられる 上記の資料では SUS304/純Ni 比が約400。SUS316はその中間にくるだろうし、使えなくはないと思います。 今回はヒータの他に配管を巡らす必要は無さげでも、バルブ、ポンプまで all純Ni となると難しくてそれらで妥協してるのかも。 溶融塩をどうみるかも(熱処理のソルトバスで)興味あるところながら、   原研のレポート   http://jolissrch-inter.tokai-sc.jaea.go.jp/pdfdata/JAERI-Tech-2003-070.pdf   純ニッケルが最も耐食性に優れ・・・

noname#230358
質問者

お礼

純ニッケルとは考えもつきませんでした。 早速、槽として加工可能か調べてみます。 新たな資料ありがとうございます。 どこまでの溶解を許容するか、定期的に槽を交換するかなど 耐久性の試験をしてみないと何とも・・・といった感じですね。 とりあえずは、純Ni vs SUS316で進めてみようと思います。

その他の回答 (4)

noname#230359
noname#230359
回答No.5

SUS316であれば、溶融水酸化ナトリウム(320℃)にも耐えられる、 と記憶しています。 (数年前に調査したのですが、出展を忘れてしまい、再確認できていません) 他の方も回答されていますが、 材料メーカーに問い合わせるのが一番早いかも。

noname#230358
質問者

お礼

ご回答いただきましてありがとうございます。 溶融水酸化ナトリウムと水溶液の違いも確認したほうがよさそうですね。材料メーカに溶融水酸化ナトリウムのことを聞いてたいと思います。

noname#230359
noname#230359
回答No.4

再出です。 > テフロンは連続使用温度260℃とされるが、… これは、カタログ記述で、実際の軟化点から判断して、応力がさほど掛からない条件でも、 150~160℃ が通常の最高温度です。 テフロンチューブやテフロンベローズのポンプの最高使用温度は150~160℃程度です。 (圧力指定をしての条件です) 要注意して、資料のデータ確認をしましょう。 強アルカリ水溶液(NaOH+界面活性剤)の界面活性剤(鼻薬)が、温度を上げ沸騰状態近くに した時、どのように作用するかがポイントです。 できるだけ、金属で製作するに関しては、小生の経験上でも賛成ですが、配管(特に、 ジョイント部分)やバルブに関しても、その金属構成が必要になる場合があるため、 テスト確認は、多様なバージョンで行なうことと、配管やバルブ、パッキン、等々の事前 調査が必要です。 めっき屋さん の質問なので、強アルカリ水溶液(NaOH+界面活性剤)の純度もそれなり ですよね。

noname#230358
質問者

お礼

追記ありがとうございます。 今回は、ハードな処理なので、漏れの可能性がある配管などをつけないように動こうと思っておる次第です。 界面活性剤については、界面活性能力の限界ギリギリの管理に挑戦といったところです。界面活性剤の種類もいくつか用意しているので、どれが最適かは、製品の油次第でしょうか・・・

noname#230359
noname#230359
回答No.2

> 強アルカリ水溶液(NaOH+界面活性剤)を用いて は、何%NaOH でしょうか? それと洗浄での使用温度は? 多分、秘密でしょうね。 また、洗浄槽のタイプでは、配管やバルブにも類似の検討が必要であり、市販品等で あるかの確認も必要です。 それに加え、槽をSUS+テフロンライニングにしても、加温方法とNaOHの%によっては、 テフロンの耐熱温度を超えます。 さて、半導体ではSUS316を使用したBATHをアルカリ洗浄では使用しています。 配管も、バルブも同様です。(半導体では、他のケミカルフューム対策でSUS316としている) ありきたりですが、NaOHの濃度と使用温度で、SUS材が使用できるかを先ず確認し、NGなら テフロンライニング業者に使用可能か否かを確認してください。 (テフロンライニング業者との間には、商社が絡んでいるので、耐薬品性確認は比較的容易です) それと、強アルカリ水溶液(NaOH+界面活性剤)仕様ですが、製造しているメーカーにも 耐薬品性を確認してみてください。 小生の経験では、 ? NaOH水溶液や(NaOH+界面活性剤)水溶液は、常温で製造しているので、製造メーカー   使用している理由の材料は、加熱時に問題になることがある。 ? (NaOH+界面活性剤)水溶液で、洗浄温度まで加熱た条件で、貴社で確認試験する。   SUS材は不動態膜がアタックされ、テフロン(PTFE)は膨潤や液浸透があるので調べる。 等々があるので、充分に事前確認してください。 (だから、この森に確認しているのは解りますが、中々ノウハウは…です) * NaOH水溶液 3%程度;沸点約100℃ * NaOH水溶液 25%程度;沸点120℃余りだったかな? * NaOH水溶液 50%程度;沸点140℃余り * NaOH水溶液 3%程度;沸点約100℃ * NaOH水溶液 25%程度;沸点120℃余りだったかな? * NaOH水溶液 50%程度;沸点140℃余り

noname#230358
質問者

お礼

追記までいただきましてありがとうございます。 非常に参考になります。 実際に使用する可能性のある金属やテフロンを取り寄せて、 腐食、溶出や変性などが発生するか確認してみたいと思います。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

技術屋ならば、更に具体的な数値でその溶液の濃度や温度、時間などを明記し 直接、ステンレスメーカーに打診するくらいの好奇心や行動力があって欲しい 此処で聞くのは自分の無知も知られずに済むかも知れないので気楽であろうが そんな事ではダメだ。進んで恥をかく位の「やる気」を出さなければいけない この「やる気」だけは教えようが無い。この道で飯を食おうと思う・プロなら 生半かな気持では居られる訳がないのですよ・・・どんな仕事でも同じだろう 逆に社内でもコノ件は”めっき屋さん”に聞けと言われる程になって欲しいね

noname#230358
質問者

お礼

全くもって耳が痛いご指摘ですね。 精進いたします。

関連するQ&A

  • 前回につづきアルカリ性について

    前回は、アルカリ水の保存について質問いたしましたが またアルカリ性について知りたいことがあります。 強アルカリ水(カルシウム水溶液)PH12なのですが直接肌にかけても問題ありませんか? また、同じPHのNaOH水溶液との違いもおしえてください。 よろしくおねがいいたします。

  • コンタクトレンズの洗浄液について

    こんにちは。現在、コンタクトレンズの洗浄には煮沸器を使っていますが、眼科医の方から洗浄液を勧められました。薬局に行って、洗浄液の成分を見ると、界面活性剤などが入っていましたが、これにレンズを浸しておくことを考えると、何か不安になります。界面活性剤などの有害成分が入っていない洗浄液を探していますが、何かそういうものがあれば教えて下さい。よろしくお願いします。

  • 化学の水溶液性について

    NaHCO3→NaOH+H2CO3はなぜ水溶液が弱塩基性なのか。 NaOHは1価の強塩基であり、H2CO3は2価の弱酸です。 塩基が強いので塩基性になると思っていたんですが、なんでなんですか? 詳しく教えてください。 よろしくお願いします。

  • 炭化ケイ素(カーボランダム)とアルカリ

    炭化ケイ素はアルカリに溶けるそうですがNaOH水溶液にも溶けるのでしょうか。溶けるのならば溶液中ではどのような形で存在するのでしょうか?イオン、それとも何かの化合物として? NaOHとの反応式を知っている方、教えてください。

  • 水熱法による粉末合成について

    四塩化チタン水溶液にアンモニア水を滴下、混合し含水酸化チタン沈殿を調整しました。この時pHは10以上です。 次に固液分離し、蒸留水で良く洗浄し、洗浄液が中性になるまで繰り返しました。 ここで、水酸化チタンとチタンと等モルの水酸化バリウム8水塩をテフロン製の瓶に加えるのですが、何故テフロン製の瓶を使うのか分かりません。普通のビーカーではいけないのでしょうか? 申し訳ないのですが、急速な回答をお願い致します。

  • 電解液の抵抗値

    食塩水やアルカリNaOH水溶液などは 電気を通すといわれていますが、テスターで抵抗値を測定したところ、∞Ωを示しました。 テスターでは液体の抵抗値は計れないのでしょうか?

  • 酢酸エチル合成 アルカリ洗浄等について

    こんにちは。 先日酢酸エチルの合成実験を行いました。 問題の実験操作は以下のとおりです。 「濃硫酸とエタノールの混液に氷酢酸とエタノールを滴下して得られた流出液に20%の炭酸ナトリウムを加えてよく振り混ぜアルカリ洗浄をおこなったあと、分液ロートにうつし水層を捨てる。引き続き50%塩化カルシウム水溶液10mlを加えてよく振り混ぜ下層を捨てる。」 この操作から、 1、アルカリ洗浄や塩化カルシウム水溶液による洗浄の目的を化学反応   式を用いてどう解説すればよいか。 2、塩化カルシウム水溶液による洗浄を行わないと蒸留の際に   どのような現象が起こるか? ということを考えているのですがわかりません。 よければお力貸してください。 よろしくお願いいたします。

  • 合成界面活性剤へのアルカリ添加について

    合成界面活性剤(ラウリル硫酸ナトリウムやアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムなど)の水溶液はほぼ中性ですが、アルカリ性にするために水酸化ナトリウム溶液など(pHを上げれるものならなんでも)を添加した場合、親水基の解離が妨げられ界面活性剤の界面活性能は低下するのでは・・・・と考えたのですが、実際はどうなのでしょう?もしご存知の方いらっしゃいましたらおしえていただけないでしょうか? また、もしそのようになるのであれば、どの程度アルカリ溶液を添加したらどの程度の界面活性能になるか、といった定量的な結果は実験を行わなくても計算や文献などで概ねわかるものでしょうか?

  • NaOHとCO2の反応について

    固体のNaOHとNaOH水溶液ではどちらがCO2と反応しやすいですか?また、またそれはアルカリ金属なら同じですか?

  • MgOとMg(OH)2水溶液がフェノールフタレイン液では赤くなるのに、PH試験紙でPH10を示しません

    単純にMg(OH)2のPHが10.5であることを確認するために MgOパウダー1.5mg(約1mm粒子を乳鉢で10-100μmに砕いたもの)に PH7.0の沸騰させた水道水100ml(試しで純粋を使用するのがもったいなかったので)を 注ぎ込みスターラーで攪拌しました。 (文献によるとMg(OH)2の溶解度が0.9-1.2mg/100mlとのことなので、予定では沸騰水によりMgOがMg(OH)2に 変化しているつもりでした) 1分後、5分後、30分後、60分後、90分後とPH試験紙で確認しましたがPHが7.0のまま変化ありません。 同様にMgOも常温水で試したのですがPH試験紙はPH7.0のままでした(文献には水溶液はPH10.3とあったのですが) ちなみにフェノールフタレインを滴下すると一瞬で赤くなります(MgO水溶液もMg(OH)2水溶液も)。 フェノールフタレインはPH約8.3-10で赤くなるということなので、このまま理解するとPH8.3以上なのに PH試験紙ではPH7を示すというよくわからないことになっちゃってます。 (NaOH水溶液ではPH試験紙はPH12を示したので不良品ではないと思います) 何とか手持ちのMgOをMg(OH)2に変化させて、その変化をPHの観点から示したいのですが…。 (その他にMgOがMg(OH)2に変化したことを示す方法があれば教えてください) 以下のことは何か影響するのでしょうか (1)MgOをパウダー化したものは通常のタッパーに保存していました。文献で空気中のCO2と反応して塩基性炭酸マグネシウム になるとあったのですが、MgO水溶液が塩基性を示さないようになったりするのでしょうか。 (2)文献にはMgOをMg(OH)2にする際は沸騰させたままの水にMgOを添加するようになっているのですが、沸騰水をMgOに注ぎ込む ことと何か異なるのでしょうか。 (3)フェノールフタレイン液は2年前に購入したものなので劣化とか関係あるのでしょうか (4)MgOを水道水ではなく常温純水に混ぜたMgO水溶液もPH変化確認できませんでした(純水はPH6.0だったので6.0のまま)。 これもフェノールフタレインでは一瞬で赤くなりました。