クロームめっきはプリハードン鋼HPM38に可能か

このQ&Aのポイント
  • お客さまが、HS40~45のSCM440材(T8.5X75X200)にクロームめっきをした試験片を要望されております。
  • HPM38はSUS420J2の改良品と書いてありますが、同様にクロームめっきは付きにくいのでしょうか?
  • ミスミにある(または安価な)HS40~45の薄板材料でクロームめっきが付きやすい材料があれば教えてくださるようお願いします。
回答を見る
  • ベストアンサー

プリハードン鋼HPM38にクロームめっきは可…

プリハードン鋼HPM38にクロームめっきは可能でしょうか お客さまが、HS40~45のSCM440材(T8.5X75X200)にクロームめっきをした試験片を要望されております。SCMを調質して薄板をつくるのも面倒なので、ミスミさんのプリハードン鋼HPM38が使えないかと思っております。 しかし、SUS420J2へのクロームめっきは付きにくいと聞いております。 HPM38はSUS420J2の改良品と書いてありますが、同様にクロームめっきは付きにくいのでしょうか?  また、ミスミにある(または安価な)HS40~45の薄板材料でクロームめっきが付きやすい材料があれば教えてくださるようお願いします。

noname#230358
noname#230358

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#230359
noname#230359
回答No.1

HPM38のクロムめっき密着性に関してはよくわかりませんが、 SCM440の代替という事でしたらHPM7やPX5(大同)の方が近いと思います。

noname#230358
質問者

お礼

PX5を紹介くださりありがとうございます。これのめっきの密着性については、メーカーに問い合わせてみます。

その他の回答 (2)

noname#230359
noname#230359
回答No.3

メッキ屋さんは、SCM440材相当 ≒ 焼入れ鋼 なので、クロムメッキのようなメッキをすると、 水素脆性の問題が発生するので、躊躇していると想像します。 規定の処理をすれば、クロムメッキをしても水素脆性は発生しません。 <メッキによる水素脆性を、メッキ脆性と呼ぶ場合もあります> メッキ屋さんに確認をしないと、外れか否かは確定ができませんよね。 心配性のメッキ屋さんだったらね。 結局、 > HPM38にクロムメッキが付き難いと仰るメッキ屋さんなら、出すのを躊躇してしまいますが、… と同じで、 メッキ脆性対策の知識や技量、設備を有していないと判断して、敬遠すべきですがね(*^_^*)。

参考URL:
http://iworks.fc2web.com/hitokoto31.html http://www.jim.or.jp/journal/j/pdf3/48/02/144.pdf#search='SCM440++%E3%83%A1%E3%
noname#230358
質問者

お礼

まだ、めっき屋にはコンタクトしておりませんが、SCMの調質材にめっきがつきにくいことは知りませんでした。(SUS系材料には付にくいことは経験しておりましたが)。 めっき屋に出す前に自信があるか確認しておきます。 アドバイスありがとうございました。

noname#230359
noname#230359
回答No.2

HPM38にクロムメッキが付きにくいと仰るメッキ屋さんなら出すのを躊躇ってしまいますが、 SCM系のプレハードンがあります。   大同・PX5   HRc30   http://www.daido.co.jp/products/tool/pdf/px5_1.pdf ミスミにもあります。サイズ未確認。 >試験片 何を試験するのか要確認。メッキ性能ならSS、S45Cでも同じです。 重複御免 >メッキ屋さんは、SCM440材相当 ≒ 焼入れ鋼 なので、クロムメッキのようなメッキをすると、  水素脆性の問題が発生するので、躊躇していると想像します。 想像ハズレ。金型への硬質クロムメッキは広く行われますが、少し問題があって。。。   http://www.yuken-ind.co.jp/global/qa.html#qa1-2  Q・ステンレス材のめっき密着性が良くないのですが、どうすればよいですか?  A・ステンレスはクロム、ニッケルなどを含む合金で、表面にはこれらの金属の薄い酸化膜が常に    存在しています。この酸化膜を除去しない限り、めっきの密着性は向上しません。対策、、、 結局、言い訳に終始し技術的見解の当否はコトバを濁し (*^_^*)。 など顔文字を書くのはお仕事直結で質問された方に失礼と感じる。

noname#230358
質問者

お礼

SUS系材料へのクロムめっきの密着性はよくないことは理解できました。 硬度HS40~HS45のものを研磨してめっきする試験片がほしいので、紹介してしていただいたプリハードン鋼PX5を両面研磨したものががミスミにあり入手製もよいのでこれで進めたいと考えます。ありがとうございました。

関連するQ&A

  • クロムめっきの密着不良について

    クロムめっきを施すと、密着不良が発生してしまいました。材料はSUS系です。原因を考えると極間が近すぎたことが考えられます。理論的に経験的に近い極間で密着不良が発生することがあるのでしょうか?また、そのような経験をした事がある方は教えて下さい。

  • 銅めっきについて

    銅めっきについて教えてください。 銅めっき(1020μm)でのピンホールの発生率はどのくらいのでしょうか?銅めっきはめっきの中でもピンホールの発生率は少ないほうなのでしょうか。めっき対象素材はSCM、SUSになります。また、硬質クロムめっきの下地処理としては、有効なのでしょうか?(ピンホールレス対策) 硬質クロムめっきのピンホールの発生で非常に困っています。 何かよいめっきであれば教えてください。よろしくお願いします。

  • クロムめっき前の磨きについて

    クロムめっき前の磨きについて教えて下さい。 材料はSUS系なんですが、やはりめっき直前に磨くのがBESTなのでしょうか?磨いてからどの程度経つと酸化が進行して酸化膜が厚くなるでしょうか?この酸化膜が密着不良の原因になっている気がしています。酸化膜を除去することが目的の磨き方法について御教授お願い致します。

  • 工業用クロムめっきの欠陥

    いつもお世話になっております。 工業用クロムめっきを行っているのですが、密着不良が多発して困っています。それもめっき部位の中で部分的に発生するのです。材質はSUS420J2です。 1.一般的に密着不良の原因として、どのようなものがあるのかご教授お願いいたします。(私の知っている密着不良の原因としては陽極処理時の活性化不良のみです。) 2.密着不良の原因として、めっき中に発生するガスは影響するでしょうか?するならば、界面活性剤などで対策をとれないかと考えているのですが、クロムめっき液用の界面活性剤は世の中にあるのでしょうか?合わせて、ご教授お願いいたします。 以上、よろしくお願いいたします。

  • スライドシャフトの製作条件

    オイレスブッシュのスライド用シャフトφ40を製作するのですが、当然ながら強度と表面硬度を重視することになるかと思います。 そこでなのですが、下記条件AとBとCでは、高強度、長寿命という意味合いではどの製作方法が好ましいと思われますか? 条件A:SCM435調質材に硬質クロムメッキ30μm程度を施す 条件B:SCM435調質材に高周波焼入れし(HRC53~57程度入るかと思います。深さは0.1㎜程度か・・・)、硬質クロムメッキを3μm程度施す 条件C:SCM435調質材に高周波焼入れし(HRC53~57程度入るかと思います。深さは0.1㎜程度か・・・)、硬質クロムメッキを30μm程度施す

  • SUS304と焼き付かない、SUS420J2の焼…

    SUS304と焼き付かない、SUS420J2の焼き入れ硬度について SUS304同士のボルト・ナットの焼き付きが発生したため http://www.silicolloy.co.jp/silicolloya2Tribo.html を根拠に、ボルトの材質をSUS420J2に変更しようと考えています 調べてみたところ、SUS420J2に焼き入れ焼き戻しを行った場合 HRC20~55まで様々な硬度が出せることが分かりました SUS420J2のボルト(M8x70)をSUS304のタップに焼き付かせない為には 焼き入れ硬度がどのくらい必要なのかお教えいただきたいのです と言いますのも、根拠とした上記リンクでは SUS420J2の硬度を約HRC53~54の条件化で試験されている為 その程度の硬度を想定していたのですが SUS420J2を旋削加工後に熱処理を加えると、変形する可能性があるとのことで 熱処理済のHPM38を加工することが加工先様より提案されて参りました しかし、熱処理済HPM38はHRC50~55もあり 加工費用が大変高価になってしまいます 経済性を加味した上で ?SUS420J2の旋削加工後に焼き入れ(HRC50~55) 問題点:曲がり等の変形が大きい場合には使えない ?HPM38焼き入れ後に(HRC50~55)旋削加工 問題点:加工費用が高価になる ?プリハードンHPM38(HRC29~33)に旋削加工のみ 問題点:この程度の硬度でSUS304のナットと焼き付きを起こさないのか不明 ?~?のうちどれかに決めたいと思っております 決定に際しての要について、ご教示いただけますと大変有難いのですが よろしくお願い申し上げます 変更材質をSUS420J2に決めた根拠 http://www.silicolloy.co.jp/silicolloya2Tribo.html

  • クロムモリブデン鋼のヤング率

    水の掛かる設備なんですが、これまで主軸として使用していた SUS420J2の代わりに、クロムモリブデン鋼を検討しています。 SCM435を想定して、機械的性質を比較したのですが、引張強度や 硬さについては問題なく、あとはたわみと腐食が気になるところです。 特に、たわみについては、SCMの縦弾性係数やポアソン比が明記された 資料が社内でもなかなか見当たらず、試しにインターネットで検索 してみると、これらの値がやはり出てきません。 S-C材のそれと近い値と推測するのですが、一般的な代表値等ご存知 でしたらご教示下さい。

  • SKD-11の加工

    おせわになります。 外径90、厚み20、外周R10形状のスピニングローラーにおいて、材質はSKD-11(調質材)に硬質クロムメッキを施すことを検討しています(先月にも関係する質問をし、おせわになりました)。 しかしながら、SKD-11調質材は硬度HRC60で硬くて削れないようです。 たしかに一般的にHRC60以上は削りにくいとは聞いています。 調質していない材料にすると、加工後に焼き入れできると思いますが、最終的に表面を研磨仕上げになるかと思います。しかし先端のR10形状を研磨仕上げするのが難しいと言われています。 となると、調質していないSKD-11でもHRC50~55くらいあるので、これに硬質クロムメッキを施してしまえばよいか?と考えています。 HRC50~55もあれば、硬質クロムメッキ(HRC60~64)が加圧時に負けてしまうこともないのではないかと。 コーティングなどで表面硬度を上げている工具などがたくさんあると思いますが、コーティングの硬度に対して、下地の硬度がどれくらいあれば良いのかといった知見がないので本当に上記のような考えてよいか判断がつきません。 調質材でなくとも問題ないとみてよいでしょうか? それともその他案があればご教授お願い致します。

  • SUS薄板バネの熱処理について

    SUS301-CSP 1/2Hの薄板バネの材料でバネ部品を製作します。この材料自体が調質材ですが、成型加工(プレス加工)後に再度熱処理の必要はあるのでしょうか。また、再度熱処理することで、バネ性を向上することは可能でしょうか。SUSの板バネ(調質材)の製作図面で加工後の熱処理を指示している図面を見たことがないのですが、指示するときは、どう記載すれば、いいのでしょうか。ご教示のほど、よろしくお願いいたします。 板バネの厚さは0.5?程度、製品の大きさは外形φ70ぐらいのドーナツ形状です。

  • ステンレス鋼の高周波焼入れについて

    1)ステンレス鋼(SUS420J2)のリングを、焼入焼戻後に硬度をHS65-75の規格に入れたいと思うのですが可能でしょうか? 2)また、調質時に熱処理条件等で注意する点はありますか? 3)JIS上の熱処理条件の標準調質で、問題はないでしょうか? 以上宜しくお願いします