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機械設計での購入品設計のメリットとデメリット
- 購入品の設計をメーカに行わせるスタンスは一部で採用されていますが、これが設計として望ましいかは議論が分かれます。
- 個人的には、設計であれば購入品の構造・品質・性能等を理解した上で使用するのが望ましいと考えています。
- 使用状況により一部改良をしてもらうことで、事前にトラブルを防止することができます。
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某自動車メーカー1社の例です。良い悪いは別にして。 クレーム費用の分担です。 自動車メーカー設計図面で協力メーカー製造の物 自動車メーカー;70%。協力メーカー;30% 協力メーカー設計図面で製造 自動車メーカー;30%。協力メーカー;70% 協力メーカーといっても固有技術を持ってますし、 中小零細企業では有りません。 参考までです。
?外注設計について 購入品に対する使われ方や要求仕様を伝え、サプライヤーに設計してもらうのは仕事の分担、流れとしてはあたりまえのことです。そして購入時に、品質を保証してもらい、最低限、組図(外形寸法、使用材料等含)を添付させるべきです。 (サプライヤー品がアッセンブリの場合や特殊な技術を使っている場合は、詳細開示はあまり期待できませんの) ?受け入れ検査の必要性 しかしながら購入品単独、また、その他部品とのアッセンブル品であれば、さらに組み合わせたものの(耐久)試験も購入元で行い不具合を洗い出さないといけません。その際、サプライヤーの製品に瑕疵があればすぐに連絡し改善してもらう必要があります。 ?技術連携の必要性 こうしたやり取りの繰り返しで作り込みますが、十分高いレベルでのやりとりを行うべくサプライヤーの設計思想や技術を読み取ることができるよう、購入元でもなるべく高い技術を持ち合わす必要があるかと思います。
>>ただ近年は、元請け会社(技術部がある)のレベル自体が劣化してきているので 3)別の某社での話 は、 ほぼイコールだと思う 派遣で機械のキの字も知らない文系に1週間ぐらいでCADを教え 派遣 切られて ほかの会社を探す 設計できると雇われる ふぎゃーーーーーって感じ まず、機械科、電気科卒の人を雇えと 不況なんだから余ってるはずだ 営業もな←電話で技術的なことを聞こうとして女が出たときの絶望感は半端じゃないぞ. 特に今雇っとけ 民主が落ちたので 景気が今度こそ良くなるはずだ(私のところにはまわってこないが) と、女性上司のパワハラで鬱になったのは言うまい 向こうもパワハラだと気がついてないがな
設計はモノ作りの頂点にあって、旗振り役であるべきであるというような趣旨 がものの本によっては書いてある。メーカーであって其処の設計であるのなら 全責任を負うくらいの気持ちでは設計しています。但し、エンドユーザーとの 間に元請け会社(技術部がある)が介在するのなら、当然ながら承認申請図や 仕様書により承認しつつ仕事を進める訳だから共に責任は免れられないだろう ただ近年は、元請け会社(技術部がある)のレベル自体が劣化してきているので メーカーのミスを見つけられないこともしばしば見受けられますし更に進んで 技術的に解らないことを理由に責任逃れすることもあるから、悲しい時代です また、強度や品質は丸投げであってもメーカーは責任が生じるように私は思う モノ作りにおいて、明らかな設計上のミスにより強度や品質に不具合があれば 責任が生じる。それが出来なければ、そもそも受注してはいけないだろう
少々、御質問の趣旨とはズレているかも知れないが・・。 1)昔、自動車業界、二輪車メーカーにいた頃 専門の部品メーカに発注するものも、 全て自社でも、設計・製造の一通りは把握している上で発注していた。 例えばキャブは、専門メーカ:三國工業(現:ミクニ)に任せるが、 自分達でも、概略の計画設計とラフセッティング(計算上で)終えている。 勿論、試作品が出来てからの詳細セッティングや、各種テストは自社責任で。 (専任グループのリーダだった私は、設計からセッティングまで全部経験させてもらった。) ピストンは専門メーカへの2社手配で、仕様は全て自社で決定。 (私も2機種、設計経験があるが、計算から製図,メーカとの折衝まで全部やった。) 欧州の自動車メーカーが、ピストン・リング・ライナーをマーレー等に丸投げし、 納品されたものをそのまま使うと聞くが、これとは全く様子が異なる。 2)自動機の設計会社にて 購入品(シリンダや直線案内,PLC等)は、選定したのが自社だから、 客先でトラブルがあれば、それは自社の責任。 難しいトラブルで、メーカに相談した事はあったが・・。 (パーツフィーダー等は、専門家であるメーカに訊いた方が早かった。) 3)別の某社での話 ある機械要素部品でトラブル発生。いきなり、メーカ変更を検討。 他メーカでも要求仕様を満足できず。 詳しく見てみると、要求仕様がちょっとアレ。・・これは無理だろぅ。 自社で設計・製造をした経験がない部品を、したり顔で発注する、ここが原因。 まぁ、会社の歴史・企業風土,設計者個人の資質によるんだろうね。 御参考まで。
お礼
>自分達でも、概略の計画設計とラフセッティング(計算上で)終えている。 自分もそのようにするスタイルを取る方が良いと思っている方です。 >欧州の自動車メーカーが、ピストン・リング・ライナーをマーレー等に >丸投げし、 納品されたものをそのまま使うと聞くが、これとは全く >様子が異なる。 この進め方はあるのは分かるがどうなのか?という疑問で投稿してますが 自分で粗計画をするものも少なからずここには居るということが確認出来 良かったと思います。 効率的に仕事をするイメージで丸投げしているいると思うが 実際は手間が掛かっているのが実際でしょうか。 要素メーカのアウトプットのレベルは低くそのまま使用できないことが日常。 やり方の違いと言えばそれまでの話ですが。
ユニット集合製品の製造責任はユニット単一の不具合か組み合わせの問題かなどの判断もあり、 なかなか難しいと思います。実際には責任範疇を予め決めておくべきですが、新規設計品などでは 予測不能の領域もあり、決められないのが実情だと思います。 設計者の意識として、製品の信頼性を向上する事は賛成ですが、部品の品質は専門メーカーが経験 豊富であり、メーカーの推奨項目に従うべきでしょう。 責任問題となると不具合原因を検証できるかなど、企業の規模や実力が問われるので、ケースバイ ケースになるかもしれませんね。売買契約で保証範囲を限定しておく必要もあると思います。
カウンセラーのいうことを聞いて まあ、半生を総括する&3D普及するために 簡単に使おう2.5次元を書いてます そのうち公開しようと思ってますが 意味不明だが公開するとわかる >>購入品の設計をメーカに行わせ,責任はメーカにさせる(保証させる) >>スタンスで設計を行う方がいますが,これは設計としてあるべき姿でしょうか たとえば車をカスタマイズして(カーナビなど取り付けて) 不具合を出したとき それの責任はどこにあるのでしょうか たとえば車のカスタマイズをして メーカー側がこのカスタマイズをすると不具合が出ます という忠告を聞いて 不具合を出したとき それの責任はどこにあるのでしょうか それが答えです もうひとつ 車 (約20万点の部品の集合体) 一部の部品が致命的な欠陥があった この場合エンドユーザーは誰を訴えますか?
>個人的には設計であれば購入品の構造・品質・性能等を理解した上で >使用するのが設計ではないかと考えている方です。 賛成です。ただ単に購入するだけでは資材・購買のお仕事になります ので。 >素材から削って作るギヤやプーリの強度・品質を丸投げにし カタログ在庫品でないものは、仕様をキチンとメーカに提示し、納入 仕様書を入手することが、設計の仕事と考えます。 回答(2)さんが書かれたようなケースに直面したら悩ましいですね。 このような場合、会社によっては品質保証部門が対応する場合も ありますが、技術詳細になると、どーしても設計に負担がかかるの は宿命か...。
お礼
>賛成です。ただ単に購入するだけでは資材・購買のお仕事になります >ので。 分かりやすい言い方をするとそのような設計姿勢のことで, そのようなスタイルが今の主流になりつつあるのか?との思いで 投稿した次第です。
「購入品」とは、基本的にメーカーが仕様を示している製品と思いますが、 メーカー側とユーザー側が、自分勝手に仕様を解釈することがトラブルの 原因ではありませんか? 品質保証の取り決めについて、習慣を含め、仕様についてメーカー側とユー ザー側が十分に理解していれば、お問い合わせのような問題が発生する頻度 は減らせるように思います。 使用条件(設計条件)と仕様の関係を、顧客との関係を楯にベールに包み込 んでいるような場合に問題を起こしそうに思います。
小生もケースバイケースと考えます。 また、装置メーカーなので、両方の立場での対応もしているので、成り行きに任せていました。 購入品メーカーも、責任がない場合は、見解書を作成し、購入品メーカーの意思表示をしますから。 小生は、チラーを購入し使用したことがありました。 その部品の保証期間は2年で、組み込み装置の保証期間も2年でした。 そして、4年目に数台装置納入した中の1台のチラーから水漏れが発生し、クレームとなった。 装置の保証期間が過ぎているが、客先から部品の欠陥ではないかとの客先見解でです。 ですから、客先に見解書を提出しないといけなくなり、修理後にチラーをチラー製造メーカーに 送り、チラー製造メーカー見解書を作成させました。 その内容は、エロージョン&コロージョンが発生したとの内容であり、客先市水水質や設定流速 (流量)には問題がなく、漏れ箇所だけが流速が高まる不良接続箇所があったのではないか?との 客先指摘に反論がチラー製造メーカーにできなく、その内容が出荷検査項目にもなかったので、 水漏れ発生理由が確定してしまいました。 以上から、他の装置のチラーも同様の不具合を発生させる恐れがあるので、使用しているチラー 数だけ無償で予備部品を提供することになりました。 小生の会社は、無償で交換修理したことになり、客先は装置ダウンタイムとなり、また客先も 交換修理の段取りをしないといけない出費があり、誰もが損をする状況でした。 以上から、部品製造メーカーも、使用条件を取扱説明書に記載していたり、免責内容も記載して いたり、保証期間を設定しています。 あまり気にしない方が良いと思います。 但し、中小や零細企業保護法にも記載されている、地位的立場を利用した無理難題に関しては、 部品メーカーを守って行動をしておりました。 <海外にも装置出荷をしていたので、特に中国系客先は装置イメージ確保のためにも、毅然とした 態度で対応をしていました。> 部品メーカーによっては、中国や韓国への部品使用は、故障原因が明確にならないので、原則的には 保証期間の対象外としている場合もあります。 装置メーカーも直取引ではなく、商社を介して行なう場合も多いです。 皆さん、防衛もしているので、あまり気にしない方が良いと思います。 装置メーカーである会社の担当者でも、部品メーカーに嫌われる部下が居て、いつまで経っても 装置担当者を任せられない、いくら指導しても、人事評価項目を見せて指導しても駄目な部下が 居て、最後は高年齢になったので配置転換要請をして、子会社に飛ばしました。 自浄作用が働くものです。
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お礼
>?技術連携の必要性 >こうしたやり取りの繰り返しで作り込みますが、十分高いレベルでのやり >とりを行うべくサプライヤーの設計思想や技術を読み取ることができる >よう、購入元でもなるべく高い技術を持ち合わす必要があるかと思います。 おっしゃる通りと思っています。 粗計画をしていないと提示されたものの技術的理解・評価ができないか, 感が鈍ってポカをする→最終的に時間と費用が掛かると思います。