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6角材へのタップ加工ができないのか?
- 12mmの6角材にタップが立てられないと困っています。
- 旋盤業者に相談したところ、ハンドルで手仕上げする方法があるが、200個の生産のため機械仕上げを検討中。
- Rc1/8の加工は難しいのかどうか、助言をいただきたい。
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下穴形状がドリルで118度の場合φ8.2のドリル使用でφ3の長さ10mmギリギリまで開けた時にドリルの角が10.44までとなります 市販の短尺タップが有効まで10.5mmでは丁度止まる(先端の面取りがある為)ところです これは、切粉がスパイラルタップ同様に前に排出しない事が必要 旋盤で同期タップ機構がないと主軸一旦停止するのにタレットは即止まるけれども主軸には惰性ですこし回転しすぎることもあり、タップ欠損やネジ山損傷の可能性があるので、注意が必要です 解決案としては 下穴ドリルの後に、エンドミル等で角を追いこんで隙間を作ってあげる 主軸同期でタップの移動深さ完了後に惰性での回転が起きないようにする タップの先端を削除するのはタップ欠損が起きやすいので機械加工ではやらないほうがいいです
その他の回答 (3)
全長22mmでφ3通り穴の長さが10mm、Rc1/8の下穴深さは最大で22-10=12mmですね。 加工可能と考えますが、12mmだと少し浅いので、不安に思われたのかも知れません。 私の知る限り、回答(4)さんが書かれている主軸同期タップ機能はもちろん、旋盤用のタッパーも持っていなくて、旋盤でタップ加工をしたことがない旋盤屋さんは意外に多いです。 ねじ切りでやるにしても微妙に小径ですし。
お礼
回答ありがとうございます。 私自身も加工可能だと考えております。 しかし旋盤で機械加工だと不可能と言われたらしいので不思議に思いました。
基本的には回答(1)さんのとおりなのですが、一点。 >いままではハンドルで手仕上げしていたそうです。 と言うからには製作実績のある部品なのですね? であれば、サンプルとして1個入手して同じものを造っては? 質問者さんの記載とおりの物ではないでしょうが親会社の要求仕様に 耐え得る物なのでしょうから。
お礼
回答ありがとうございます。 >と言うからには製作実績のある部品なのですね? はい。今まで5~10個単位で製作はしておりました。(その旋盤業者が) それを数がいきなり増えて手仕上げが辛いとのことなので 機械仕上げできないものかと投稿させてもらいました。
無理です。 全長22mm-M6長さ8mm-Rc1/8の有効深さ6.2=7.8mm ここからM6の不完全ネジ部を1.5ピッチ(1.5mm)を引き、Rc1/8の不完全ネジ部0.9*1.5=1.35mmを引け、さらに下キリの形状を両側から引けば残りは3.5ぐらいになってしまいます。 旋盤を糧にしている業者さんにM6深さ8mmの下キリ径と深さ、Rc1/8の下キリ径と深さを教えてもらい、画を描いて見ればすぐ判るでしょう(深さはぎりぎりつめた時の寸法を教えてもらって下さい、又タップの不完全ねじ部もつめてタップを立てた時の下キリ深さも相談してみて下さい) 普通はぎりぎり1.5ピッチまでだと思います。 Rc1/8のネジの深さはJIS B0203 管用テーパーネジの表のスモールLの6.2mmが有効深さです。 人に聞くので無く、自分で画を書いて判断しなさい。 そうすれば、無理だと判り、親会社にもきちんと説明が出来るでしょう。
補足
回答ありがとうございます。 内容みるかぎりRc1/8を雄ネジで計算されてますか? 内容書き方が分かりづらかったかとおもいます。 申し訳ございませんでした。 私も#3さんの言うとおり加工可能なのではないかと思っておりました。 ですので実際のところ加工できるか世間の旋盤職人さんの意見が聞きたかったです。
お礼
tera様の回答をヒントに無事機械加工で完了出来ました。 主軸同期を知らなかったそうなので、試しにやってもらったところ無事でした。 有り難うございました。